BELOVED

好きな漫画やBL小説の二次小説を書いています。
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タイフーン

2007年08月12日 | 日記
2年前に公開されたチャン・ドンゴン主演の映画です。

ドンゴンが脱北者の家族で、家族とオーストリア大使館に駆け込み、韓国への亡命を希望したんだけれども拒否され、その結果北朝鮮軍兵士によって両親を殺される・・。

少年時代の凄惨な過去のシーンは、涙が出そうでたまりませんでした。

この映画観てね、中国・藩陽で起きた日本領事館駆け込み事件を思い出しました。

駆け込んだ家族は韓国へ亡命できたんですが・・映画の中で容赦なく兵士達に殺される人達が哀れでなりませんでした。

ラストはすごかったな・・でも最後のBGMのクリスマスソングが悲しいです。

一時期ニュース番組で北朝鮮の特集を組んでいたところがあって、その中で脱北者達の現実や親を亡くしたコッチェビ(孤児)達のことを取り上げていたんですけれども、彼らの生活はまさに生き地獄そのものでした。

自分の生活がどれだけ恵まれているかわかりました。

アクションは最高でしたが、それよりも脱北者達の現実をリアルに描いていて彼らの亡命を拒否した韓国政府に対するドンゴン演じる主人公の怒りが伝わってきた映画でした。

機会があったらまた字幕版で観たいと思います。

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