BELOVED

好きな漫画やBL小説の二次小説を書いています。
作者様・出版社様とは一切関係ありません。

ザ・ベストハウス SP

2010年07月08日 | 日記
今週のザ・ベストハウスは色々と恐ろしかったです。

グッチを崩壊された成り上がり女やら、慈善活動に熱心なふりをして殺人を重ねていた鬼婆やら、果ては過去のいじめによって歪んだ心から親友2人を惨殺した女子高生やら・・恐ろしい女が多すぎて怖かった。

成り上がり女・パトリチアのエピソードは、貧しい者が富と権力を求めてセレブに近づき放蕩の限りを尽くすというのは、以前この番組で紹介されたエレナとダブるところがありました。

けどエレナは成り上がり女・パトリチアよりももっと最悪です。彼女は国民を虐げ、6万人もの幼い命を奪ったのですから。

パトリチアも悪い女ですが、エレナよりはまし・・というべきなのか、どうなのか(迷)

「サクラメントのマザーテレサ」と近隣住民たちから呼ばれていた老女・ドロシア。

彼女は慈善活動に熱心で、自宅を老人ホームにして行き場のないお年寄りを受け入れ、彼らの世話をしていました。

けれども、裏の顔は強欲かつ冷酷な鬼婆。

老人達を殺害してはお気に入りの花壇にその遺体を埋めていったのです。

他人からよく思われたいが為の偽りの顔。

鬼婆の犠牲となった老人たちが哀れでなりません。


親友を惨殺した女子高生・クリスティン。

彼女は小さいころから脱毛症に苦しみ、酷いいじめを受けて人間不信に。

高校の時にできた親友2人の友情を素直に受け入れられず、歪んだ心は彼女たちへの憎悪に変わり、彼女たちを惨殺する。

もし彼女がいじめられていた時に助けてくれた人がいて、誰か彼女を止めてくれる人がいたのなら、悲惨な事件は起きなかったのかもしれないのに・・。


恐ろしい女達ばかりでしたが、最後に感動したのはノルウェーの皇太子妃となったメッテ。

彼女は荒んだ青春時代を送り、元麻薬常習者であり、未婚の母でもありました。

そんなメッテに惹かれたのがホーコン皇太子。

もちろん曰くつきの過去を持つ女性と皇太子との結婚に国民たちは猛反対。

それでも愛する2人は彼らの前で記者会見を開き、互いの想いを彼らに打ち明け、メッテは晴れて王室の一員に。

過去は消せませんが、未来は変えられるーそんなことを彼女から教わったような気がいたします。

メッテのエピソードだけは唯一感動いたしました。
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