沗生谷 渓の恵み 2
えん堤を2つ越える頃にはすっかり明るくなり、本格的な釣りの開始。 ときどきアタリはあるが、型はあまり良くない。昨年大水でも出たのか?河原には大石がゴロンゴロン、かなり荒れている。
そのうち両岸も狭まり、雪渓も現れ出した。しかし出てくる魚はますます小型になる。天気も予報に反し、小雨が降り続く。少し早いが竿納。
魚を処理し下り出す。
ふと横を見ると倒木にキノコが群生。この時期に? 濃い黄色から茶色のかさで、大小株立ちしていて、すこしヌメリもあり甘い香りがする。
そういえば釣り上がってくる時いい匂いが漂っていたような気がする。エノキに間違いないと思うがイマイチ自信がなく、採るのも大雑把になる。
帰宅後調べてみるとやはりエノキ茸! 残念、もっと丁寧にとれば良かった。
あの、スーパーでパック詰めにされた白いモヤシ状のものからは想像もつかない立派な天然のエノキ。それでもビニールの小袋にいっぱい採っていた