遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

いざというときの強さ

2013-04-13 23:10:07 | PARAGLIDER
あの時(平成7年1月17日午前5時46分)もそうだった。それが来る少し前に目が覚めた(気象庁さん、雇ってくんないかなぁ)。あの時と違うのは、今は震災に対応したシステムが働いていること。
早朝の5時半、いつものように夜中眠れなくなるとBS-NHKをつける。すると番組が突然遮られ、警報音とともに地震速報で画面が変わった。地震か、やっぱり・・・。薄目を開けてモニターを一瞥し、即、目を見開いた。液晶画面が描いていた地図は、東北でも関東地方でもなく西日本! バッテンマークが淡路島についている・・・あー、断層だ。活断層の地震だ・・・ツイッターでTLを確認。やっぱり関西だ。早い情報が欲しければ、ツイッターを開けてみる癖がついたよ。だって、これが一番早い。
僕が恐れているのは南海トラフの地震。父母が高知に居る。山側なので、津波は届かないはず。ただ、山間の集落なので閉じ込められる。まあ、新荘川があるので、水は大丈夫。真冬でも緑がある土地なので、喰うものも困らないだろう。あの集落の人達なら、肉が喰いたくなれば、川の魚はおろか、雉でも猪でも穫ってきてさばきかねない。火は炭をおこせば・・・それよりなにより、サバイバルやらせたら僕よりも父の方が耐久力がある。
なんだ・・・・安心じゃん。

救出するのは母親だけで良さそうだ。(笑)

生きた「阪神」の教訓… 企業の震災対策効果 淡路島震度6弱(産経新聞) - goo ニュース
阪神淡路大震災は、密集地域が真冬の早朝に襲われたために火災が多くの人の命を奪いました。
今回の震度6を記録した地震では、ガス管からのガス漏れはなかったそうです。大阪ガスは防災対策に1千億円超を投資し、地下のガス管は従来の鋼製から柔軟性があるポリエチレン製などへの変更を進めたそうです。地震の応じてガス供給を止めるマイコンメーターはほぼ100%普及。この装置が震度5弱程度の揺れを感知し、自動的にガスを遮断。家庭などへの供給停止は、滋賀県を除く近畿2府3県で約6万件。大阪ガスさん、グッジョブ♪

朝、トランスファーしておいたメンブレンをブロッキングにかけて、獅子吼エリアへ向いました。これが余計だった。到着した時には時既に遅く、強風が入ってきてしまってた。それでもまあ、チャンスはありそうなので、某M製作所社員二人組と入山。もうゴンドラで上がっていく途中で、「この風はあかんやろ」と判断してたんだけど、先行する二人組はいそいそとテイクオフへ移動。僕は「レストハウスから出る必要さえないんじゃない?」という思いを引きずりながら、テイクオフへ下りて行きました。そこへ行くなら行くで、行ったなら飛ぶ態勢を作らないと気が済まないんで、曲久郎を広げて離陸態勢。お二人はというと・・・準備せず。orz
う 、 う ら ぎ り も の ぉ 

後から、タンデムフライトでスクールスタッフとお客さんがテイクオフに登場。このフライトを手伝って、僕らはフライトを諦め(笑)、レストランで昼食。久しぶりの牛カレー、美味でありました。うん。辛口にする液体スパイスがあって、それをかけるとすごく美味しくなるんだが、甘口から激辛までレストラン側で調節して出せばいいんじゃないかなぁ。きっと、おっちょこちょいが激辛に挑戦したりすると思う。基本的にルーのクオリティは高いんだから楽しめる工夫しないともったいない。

食後、なーんとなく風が弱まるタイミングがある感じなので、テイクオフに再び下りた。ちょうど、二本目のタンデムフライトのために来ていた校長さんも「少し弱くなった」という感想。んで、さっさと絞ってまとめておいた曲久郎を広げてライズアップ! 翼は北を向いて立ち上がり、僕が前を向いて前傾姿勢をとっただけで地上から離れていった。まずは北へ走った。南方向へ飛んでって、バカ上がりしてなかなか下りてこなかった川Sさん(Ozone M4)のフライトをみたからね。北へ行くと北風に阻まれ高度を上げながら前へなかなか進まない。揺れ方のなるべく少ない空域を選んでたはずだが、自在に動けないのに空にいてもしょうがないので、左旋回をかけて降下。風が強いので、なかなかいい風切り音をたてて回転するが、これ以上翼を下に向ける気がしない。曲久郎、怖いもん。位置が山に近すぎる気がしたので適度に切り上げて、少し街側に出て今度は右旋回で降下。こっちの方がいい音たてて回る。上昇風に逆らって海抜890Mあたりから800Mまで下りたのはいいが、また街側に出ようとしたら、とんでもなく吹き上げられて30M以上高度をゲイン。いらないってーの。そもそも西向いて街に出ようとしたら、そっちではそっちで強風に阻まれ前進できない。無線で南に向かうことを提案されて、翼の両翼端を折って南進。途中、南強風帯に入ってズルズルと後退するという素敵状態になったんだけども、アクセル踏み込んでなんとか脱出したら、突然下降風帯に突入してバリオメーターが降下警告音を出すペースで高度ロス。長い間翼を折っていたが、このグライダーの翼を折るのはひじょうに簡単で楽・・・というか、折れてほしくない時でもいくらでも折れますよ。これ。(笑)
今度は高度を下げすぎた感じだったけども、予想どおり吹き上げられてランディング場近くに十分な高さでたどりつき無事着陸♪ 毎度のことながら、後悔は飛んでからするという、フライヤーの基本に忠実な・・・いやいやいやいや。毎度のことながら無駄な経験値を増やしただけの土曜日でした。一枚も空撮してないよ。ブレークコードのトグルから手が離せなかったのです。

僕のこのフライトを見ていた仲間は・・・・飛ぶのを止めてゴンドラで下りちゃった。
う 、 う ら ぎ り も の ぉ 

本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 鹿児島芋焼酎 白金酒造のいも
コメント
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