遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

形だけそろえても・・・

2013-04-18 23:11:16 | 大学生活
大学3年3月から就活解禁 日商会頭「異論はない」(産経新聞) - goo ニュース
昔の話しだから今もそうなのか知らんけど、文系の大学生は学年が進むに連れてヒマになり、4回生になると大学に来るのはゼミのある週1回か2回で、卒論は無し。某旧帝大の法学部の話しなんだが・・・・。そういう奴らは、バンバン就活やらせて人間的に鍛えさせればええと思う。でも、学年が進むに連れてどんどん忙しくなり、平日は夜中まで帰れないし、休日も研究室に顔を出して実験を進めないと卒論が書けないような理系の学生には、4回生の大切な時に就活をしろっちうのが無理難題だ。僕が学生の時は、教授に紹介された会社なら、面接に行くと内定はだいたい決まってて、学業に支障が出るような状況じゃなかったんだよ。昭和の時代はよかた。
僕は、就活は1回生の時からやればいいと思う。4回生の時に就職でおたおたされるのは迷惑だ。

そもそも、どの会社もいっせいに新規採用をせなあかんってとこが、未だに昭和の匂いがして気持ちが悪いよ。

金沢大、秋始業検討へ 国際化対応で(産經新聞)

金沢大学は欧米の大学で一般的な秋入学に対応するため、春に入学し、秋から授業を始める改革案を今後検討する。入学から授業開始までの半年間は、インターンシップやボランティア活動を単位として認定することも検討するそうな。だったら、希望者は普通に講義を受けさせて単位やればいいんじゃないかと思うんだが・・・あかんの?
国際対応のために秋入学制にするなら、試験も夏にやらないと海外の人材が採れないと思うんだけど、試験は真冬にやるらしい・・・なんでだ?・・・「うちはセンター試験から抜まーす」ってくらいのこといわないと、日本社会にインパクト与えられないよ。

形式だけ外国流に変えても、日本社会のやり方からは抜けられないところに、昭和の匂いがして気持ちが悪いんだってば。

飛び入学高3秋に拡大へ=国際的人材育成で―千葉大(時事通信) - goo ニュース
そうそう。秋入学制にするなら高3からとっちまえば、効率がよろしい。これくらいしないとねぇ♪ どうせ高3の後半なんて、まともに授業受けてないだろ。みんな受験モードで。日本はマジで『飛び級』を導入しないといけないと思うんですよ。

もう、「立派な会社員を育成する気はありませーんっ」ってくらいのことを大学がいわないと、日本の未来にインパクト与えられないです。

本日のお酒:立山 本醸造
コメント
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