徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

和食の起源は精進料理だった!!(fromヒストリア)

2014-11-27 21:32:16 | テレビ番組
昨日放送していた、NHKのヒストリア。

ふだん何気なく食べている「和食」はどのようにして生まれて、ここまで来たのかをわかりやすく解説してくれていたので、
是非、番組をオンデマンドなどで見てほしいと思います。

ここに、私が覚えている範囲で要点だけ書くと、

1 平安時代の料理は、高級食材(例えば、鯛とかあわび)を使っているものの、切って並べただけのものだったが、
  1200年に生まれた道元(永平寺を開く)が宋へ渡って、禅宗と一緒に精進料理をの作り方を伝えてから、味付けという料理本来のものになった。
  「料理を作る」ということは生活の一部であり、修行の一つというのが中国の考え方。

2 かつおと昆布の「だし」により、味付けが非常によくなった。(しかし、この頃はまだ、醤油はなかったらしい)
  料理は段々と派手になり、武家では、家来が主君をもてなすための宴会料理が発達し、今の膳の盛りつけで何膳もの料理を1人に出すようになった。

3 千利休は、その高級すぎる料理から「侘び」のこころに主眼を置く、「1汁3菜」の料理を主人自らが、お客に振る舞った。
  そこには、品数は少ないものの、もてなしのこころによる、配慮が出ていた。これが懐石料理のルーツ。
  (例えば、かまぼこは、今ではスパーで買ってきて、切るだけのものだが、
   当時は、魚をすりつぶして、焼くまで工程があり、客にその温かい配慮が伝わるものだった)

というようなことである。

うーん。非常にためになる話であった。 
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