蓮岡元一獣医師にみるマキシマムの働き(fromプロフェッショナル)

この前のプロフェッショナルには感動した。

死を目前にした、犬や猫や鳥が続々と、東大阪の蓮岡獣医師の病院に運び込まれる。昼も夜も。

「くまなく見て、じっくりさわり、鋭く察する」方法で、ほとんどの難しい病気を治す。だから、評判になる。

急患にも、イヤな顔もせず、パンツ一丁で手術室に向かい、ぎりぎりの命が続くところまで面倒を見る。

それは、動物のためだけではない。飼い主の「精一杯看病した」という思いを大切にしてあげたいからだ。

番組では、子供がいない夫婦に１０年以上愛されていた犬（家族同然）が悪性腫瘍が原因でなくなる。

その最後の最後まで立ち会っている蓮岡獣医師の姿が素晴らしかった。

人間も動物も「ありがとう。さようなら！」と言い合っていた。


現在約３割の家庭でペットを飼っているという。
そして、大切なペットを亡くし、「ペットロス症候群」になる人もいるという。
でも、家族同様の大切な命だからこそ、面倒をみてあげないといけない。
蓮岡獣医師は今でこそ、このように最後まで向き合う凄腕の獣医師だが、
最初は、亡くなる動物は仕方ないと思っていたという。
でも、長男の誕生で、ペットと長男は同じだということがわかったようだ。