今日で、3日連続で黒田官兵衛のことを書くことになる。
今日は、昨夜ネットで見た辞世の句について考えてみたい。その句とは、
「おもひおく、言の葉なくて、つひにゆく、みちはまよわじ、なるにまかせて」
自分流にこの句を解すると、
「思い残すことは何もなくて、ついに死んでいく。その後のことは(自分ではどうしようもないのだから)なるにまかせておけば、道に迷うことはない。」ということかなあと思う。
全く潔い句だ。享年59歳。数々の修羅場をくぐってきた男の最後の言葉。非常に重みが感じられる。
それに対して、最近の健康志向、長生き志向はどうだ。
自分も長生きしたいと思うけど、長く生きることだけが目的ではないはずだ。
一体、この人生で何をしたいのか?残りの時間で何をしたいのか?その目的を持ち、それが達成できれば、黒田官兵衛のようになれるのだろうか?
まず、目標を決めることから始めたい。仕事とは別の大きな楽しみを。