関西UP インバウンドについての放送を見て

この前、NHKで放送されていたこの番組。見られた方も多いでしょう。

２０１５年のインバウンド（訪日旅行）者の数は
大阪８９７万人、京都４５８万人、兵庫１２１万人、滋賀４８万人、和歌山４３万人、奈良２６万人で
日本全体では３兆５千億円の経済効果があったうち、６０００億円が関西に向けられたとか！

これは、関西が歴史・文化財や景観ですぐれているからであるが、それだけではない。
特に、今後この数字を伸ばして行くにはどうすればよいかが語られていた。

その中で、特に私が感じた点だけを書いておくと、

１　現在インバウンドの恩恵を受けているのは、主に大阪の道頓堀のような都市部だが、なぜ受けているかというと、爆買いだけでなく、独自の工夫をしていることが多い。
　例えば、

　①大阪の黒門市場では、ふぐのしゃぶしゃぶをその場でふぐを料理して食べさせてくれたり、まぐろの解体ショウを見せてくれたりとか。

　②京都の嵐山に外国人がたくさん来るが、険しい山を登ったところに、野生の日本猿がいて、エサをあげられる。また、景色がすばらしい。

２　今後の方向として、当然、イスラムの人にはハラル料理だったりするが、外国人全てが甘めの濃い味が好きとは限らない。そこで、多様な外国人を想定する必要がある。

３　今のおもてなしで一番欠けているのは、外国語表記や英語などでの「May I help you?」だったり、ピクト表示だったりする。
　　また、交通面での案内も不足している。

４　体験型の旅行が好まれる。
　　例えば、すし学校。着物を着る体験。日本の学校体験、忍者体験など。

◎とにかく「笑顔」で親切に！