徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

お金を使う時の心理とは?(白熱教室の行動経済学5回目ダン・アリエリー教授を見て)

2016-01-19 16:16:17 | 社会・経済
いつ見ても、大いなる刺激を受ける番組であるが、「お金を使う時の心理」を追求したこの前の回も面白かった。
なので、番組を見ることをお薦めする。

しかし、ポイントだけ、自分の解釈でまとめるとすると、

1 1日に1万円しか使えないとしたら、何を買って何をあきめるかが明白だが、
  1月30万円使えるとすると、何を買って何をあきらめるかが不明確になる。

  クレジットカードを使い出すとわからなくなる。

  カジノのチップはもう交換した時点で負けることを覚悟している。

  →つまり、余計な物を買わせる仕組み。
   また、現金は目の前でなくなるが、クレジットはそうでないことも理由。
   (ガソリンスタンドやタクシーのメーターのように見えると誰もが細かくなる)

2 大きな買い物(例えば家、家のリフォーム)ほど、少々高価な物(追加のリフォームとか)を買っても感覚が麻痺しているので、受け入れやすい。

3 財布を分けると無駄遣いしにくい。
  人間は心の中に財布を持っている。

4 ポイント制度は、お金と違って+αで物と交換できることが嬉しいが、有効期限があるので注意。


最後に一番気になったのが、「理由なき一貫性」

これは、最後の行動が今後の行動の基準となるということ。(アンカリング効果というらしい)

例えば、スマホを$400で売りたいとすると、
最初に$600に設定して販売し、次に$400にして売るとバカ売れするが、
最初からスマホを$400で売ると、ガラケーの$120と比較されて売れない。

だから、最初に無料で売るとその値段を次に1000円にするだけでなかなか売れない。
だから、無料にするのはやめた方がいい。

また、金額はサービスだけでなく、労力にも左右される。

同じように開かない鍵を開けたとしても、さっと早く開けるとあまりお金をとりにくい。(早く開く方が便利なのに)
時間をかけて開けるとチップまでもらえる。


PS(ブログ作者の感想)

お金というものは便利だ。
この発明がなかったら、毎日物々交換に追われることになる。
よく食べる食料が一番値打ちがあるはず。
今の価格はどうして決まったのだろう??
サービス業なんて成り立たないかも?
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