徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

自宅で看取るということは

2015-09-05 10:35:55 | 健康・病気
これから、高齢者がますます増加して、今まで、病院で最期を送っていた人も入れなくなる。
また、自分としても、最期を自宅で家族の顔を見てなくなりたい。

これに関連して、この前、NHKでタイトルの番組を放送していた。(以下はブログ作者のまとめ)

では、どうやって?

①本人と家族の希望
②同居家族の協力
③常に介護できる体制(家族、ヘルパー、訪問介護)
④十分な緩和医療技術(24時間、365日を近くで輪番制ででもする体制)

また、④の医師には、

ア 酸素吸入器
イ たん吸引器
ウ 尿道カテーテルセット
エ シリンジポンプ(モルヒネを徐々に入れる注射装置。本人としては、延命はいらないが、痛いのはイヤ) 

などが必要

費用は?

最期の1ヶ月の医療費は
病院だと147万円+差額ベッド代→保険制度を使うと4.4万円+差額ベッド

在宅だと35万円+薬代+介護費用→保険制度を使うと1.2万円+2万円=3.2万円くらい


(一応の結論)

在宅の方が安くて本人の希望にも沿うが、この体制を支える②~④が問題。
医師だけでなく、看護師、歯科医、歯科衛生士、薬剤師、理学療法士、ケアマネ、ヘルパーなど多様な職種の応援が必要。
また、家族のレスパイト(一時的な休暇)も必要。

(その他)
「緩和パス」として、色々なQ&Aが作られているので参考になる。
 例えば、食べられなくなってきたら、無理に食べるのではなく、「食べたいだけ、食べなさい」
介護も看護も病状とともに重くなっていく。

しかし、在宅には、口やおしりからの薬だけでなく、
耳(まわりのふだんの生活音)や目(自分の好きな物や家族に囲まれている)の薬もある。
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