徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

中井貴一と糸井重里のスイッチインタビュー(NHK)を見て

2015-09-05 09:47:41 | テレビ番組
先日、タイトルの番組を見た。
なかなか、面白かったので、私が見たこと、感じたこと(お二人の思いとは、ずれているかもしれません。)をメモしておきます。



糸井重里氏は言わずと知れた、有名なコピーライター。代表作「くうねるあそぶ」66歳。今は、60名以上の会社の社長。
コピーライター的な仕事以外にも、「本気メンドクサじこみ俺らがジャム」というような商品開発もして販売。

中井貴一氏はドラマや映画で活躍。となりのトトロのお父さんの声も担当。父や姉も有名人。53歳。

2人とも「孤独好きなさびしがり屋」

中井:自分にポリシーがないとああいう人生は歩めない。それがうらやましい。
糸井:人から見ると遊びを仕事としているようにしか見えないかもしれないが、それは戦略。だが、実際は難しい悩みあり。
   ふんぞりかえっている方が、演技しているようでつらい。フリーの時代の方がふんぞりかえっていた。
   目的をもってやったことより、やっていたら面白くなったことが多い。

中井:人生はユーモア。人はそんなに好かれるものじゃない。
糸井:そうわかったことは、百科事典5~6冊分の価値がある。
中井:トイレの壁に「ちゃんと水を流してください」と書くのはユーモアがない。
   「うしろをふりかえってください」的な遠回しがよい。
糸井:便利というのはグラマラス。あひる口と同じで面白がればよい。
   税金の督促状が詩的文章で届いたら?というようなことを想像する。
中井:(赤面して爆笑。)

糸井:前にある人から「50歳でもてたはもてたということ。60歳になるともてたは同情を意味する
   と聞いて納得していたが、
   60歳になったときは、まだ、もてた気分でいられたが、65歳になるとやはりその意味を実感する。
   60歳のことは60代の中央の年にならないとわからない。
   会社にいなくなってももっと会社を面白い場所にしたいので、「引退」して会社を見守りたい。

中井:何を伝えたいのか?
糸井:「やさしく、強く、おもしろく
   「やさしい」を「おもしろい」に変えるには、「実行力」という「強さ」が必要。
   「アイデア」がその実行力。会社ではその「アイデア」を生み出す「人材」が必要。

中井:夢を持つにはどうすれば?
糸井:小さい夢でいいから「本気になれ!」
   風に向かって出ていかなけりゃいけない
   夢を設計図と思っているから、そんなのは書けない
   「問いかける自分」が大事。「今いる場所で考えること!」

中井:現在時代劇に取り組んでいる。
   数字がとれないと(視聴率や観客数)やっていけないが、時代劇がなくなると、復活するのは非常に困難。
   そうしたものを作れる人材を残したいという思いがある。
糸井:中井さんの劇にはいつも景色がある。
   商品は商品環境も含めて商品になる
   (たとえば、化粧品はあの容器に入っているから売れる。へんな瓶に入っていては売れない)
   クモはクモの巣も含めてクモ。クモ単体では価値がない。

中井:昔、父(佐田啓二)が主演男優賞をとったとき、「次は助演男優賞をとりたい」と言って、顰蹙をかったらしいが、
   実は、主演男優賞は周りに支えられてとれるが、助演男優賞は自分が動かないととれない
   エキストラももっと大事。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国木田独歩の「牛肉と馬鈴薯... | トップ | 自宅で看取るということは »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

テレビ番組」カテゴリの最新記事