徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

野分のまたの日

2018-10-01 17:23:50 | 日記・エッセイ・コラム
9月4日(火)の台風21号の余韻も冷めやらぬ昨日、台風24号が日本列島を縦断した。

沖縄、宮崎、高知、和歌山などなど被害に遭われた方々がたくさんおられる中で、

古典の「枕草子」の一節をここに持ち出すのは不謹慎かもしれませんが、お許し願いたい。

その一節とは、有名なこの部分である。

野分(のわき・のわけ)のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。


訳すると、だいたい、台風の翌日は非常にしみじみとして趣深い。となるようですが、

地球温暖化もなかったので、たぶん小さな台風だったのではないかと思ってますと、木がなぎ倒され、片付けるとか、髪の毛が乱れているとかの記述がでてきますので、それなりに大きかったのかも?

ところで、野分という意味を辞書で調べると、

「野の草を風が強く吹き分ける意」となっており、秋の季語にあたるので、今頃の台風のようです。

それを、「いみじうあわれにをかしけれ」と言っていられる時代は本当に刺激がなかったのかもしれません。

なんといっても、電気がありませんから。

ですから、停電ももちろんありませんし、電車が止まることもありません。

でも、この「心の余裕」みたいなことが、今の時代に必要なのかもしれません。

つい最近マイブログに書いたユーモアに通じるのかも?

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