徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

NHK「事件の涙」(J大学病院新生児取り違え)を見て

2018-10-02 21:00:01 | テレビ番組
昨日、NHKでプロフェッショナルを見て、ヘアデザイナー・モデル・古着店長を紹介していたが
「それぞれの分野でトップになった人って、かなりどん底から這い上がってきたんだな、そして、トップにいることのうれしさと不安が同居しているんだなあ」と考えて、

続いてNHKを見ていたら、この番組に衝突した。(このタイトルの番組を見るのは初めて)
衝突したというのは、へんな言い方だが、あまりにも取り違えされたお母さんとその子ども(51歳)の気持ちが大変で、衝撃の大きさを表している。

さて、この番組を見ていない人のために簡単に事件を説明すると、

51年前のある日、J大学病院で出産したAさんはXさんという子どもと退院し、自分の子どもとして育てていたが、6年後にXさんの血液検査をしたところ、Aさん夫婦からは遺伝的に生まれない子供であることが判明。
その後、AさんはJ大学病院に真相を教えてほしいと交渉するが、J大学病院は取り合ってくれなかった。
Aさんは夫と相談するも、逆にAさんの浮気を疑われ離婚。
実家では、実父から自分の子としてしっかり育てよと言われる。
それから45年自分の胸の内にだけ、しまっていたが、今後自分がボケると真相を話せなくなるとの思いから真相をXさんに告白。(たぶん、自分の浮気のせいではないことを言いたかったのだと思う)
Xさんの受けた衝撃はいかばかりか!!!

でも、Aさんから詳しい経緯を聞くうちに、XさんもAさんの大変な苦労がよくわかり、納得するようになる。

しかし、Xさんに芽生えた実の両親とは???という疑問。
また、Aさんに生まれた「実のわが子に一目会いたい」という気持ち。

真相を言うのが正しかったのか?という疑問

色々なことを考えさせられる番組だった。

小さい時に取り違えに気が付いて子供を元の親に戻すという「そして父になる」という映画を前に見たことがあるが、小さい時でも実の子になじめないのに51歳で今更というもう一方の取り違えされた家族の気持ち(ブログ作者の想像)もわかる。

病院に一番の責任があるのは事実だが、責任とかの問題よりも、関係者の苦悩の深さこそが問題だと思った。
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