2004年アテネ五輪で2種目金メダル。
2008年北京五輪でも2種目金メダル。「チョー気持ちいい」
しかし、その泳法は他人にまねをされて、記録は塗り替えられていく。
2012年ロンドン五輪では5位。
現在31歳。北島康介に昔の強さはない。
しかし、泳ぎ続けるのはなぜなのか?
それは、勝利でも記録でもなく、…。
「自分に新しい進化を求めている」
「衰えたというのではなく、勢いはなくなった。しかし、ちょっとずつ前進する」
(実際、2012年に58秒90という自己ベストを出している、ここに注目!!)
限界まで体をいじめ抜いていく。50m毎に速く泳ぐ練習。すごい!
世界選手権で、スペインへ。ロンドンオリンピックのリベンジだ。
高いパフォーマンスは出せるか?
予選59秒88。今シーズンベスト。
しかし、準決勝で少しタイムを落とした。そして迎えた決勝。
59秒98。失われた爆発力は戻ってこなかった。
「メチャメチャ悔しいのではなく、…」とのコメント
だとすれば、何を求めてここに臨んだのか?(早く引退する人が多いのに)
「勝って当たり前でなく、金メダルをとってからの孤独感。今は、何も考えたくないというのが本音。」
水の中で刺激を味わえる。水泳が好き。
結果は大事だけど、それだけではない。(真剣勝負は)やってみないとわからない。
ああ、インタビューで追いかけ回さないであげてほしい。
まだ、やれるという気持ちがあるからこそ、自分とそして人生と戦っている気がした。