邪馬台国論争
九州か近畿かの論争が、最近「九州から近畿へ」説に変わろうとしている
奈良県桜井市にある巻向(まきむく。本当はこの漢字ではないが、これしか変換できないのでご勘弁を)遺跡。東西2km、南北1.5km。
2009年3月に大きな発見され、そこに大きな建物(高床式。70坪以上の床面積)が見つかった。 当時の王都は推定人口7000人。
2010年8月に主の遺物が続々と発見された。桃の種。笑うくらい発見。2769個。
桃は古代中国では不老長寿の象徴。桃源郷。
麻(燃やすと幻覚作用)の種の総数535個。
魏志倭人伝では、卑弥呼は鬼道(呪術)を使って、人々を惑わした。
巻向遺跡では、九州から関東までの土器が出てくる。
当時倭国は30カ国が乱立する戦争状態。
それで、色々な勢力の人が共に王にたてたのが、卑弥呼。
卑弥呼は九州の伊都国から来た??
2世紀。そこでの王都は60ha。高床式。色々な地域の土器が出てくる。
山陰地方の宝石も出てくる。ここでの王も女性だった。ピアスが出土でわかる。
鏡がたくさん出てくるが、呪術の道具。平原(ひらばる)王墓は2世紀の墓。
となると、卑弥呼はここで生まれて奈良に遷都したか?
棺の形(丸い木をくりぬいたもの)が大和のものと同じ。
あるいは、卑弥呼の墓かも?
古代の王は霊的な存在。
墓はその儀式を行う場。
大きな鏡。直径約50cm。重さ約8kg。中心は太陽の輝きを表している。国宝。
亡くなった女王の頭にその鏡が置かれていた。日の出で顔を照らすように。
そして、新旧の女王が儀式によってバトンタッチ。その瞬間。鏡が割られる。
2014年1月、巻向遺跡に更なる発見。建物は東西に並んでいる。
鏡は8つの花びらと8つの葉っぱ。
伊勢神宮にある八咫(やた)の鏡と同じ。
それにしても、ヒストリアンヌ鶴田真由は卑弥呼を想像させる美人だなあ!