今日の道後温泉があるのは、伊佐庭如矢（いさにわゆきや）氏のおかげ！（from知恵泉）

さきほど、放送されていたＮＨＫの知恵泉。久しぶりに見たが、良かった。

どう、良かったかって？

それは、「観光」にとっての一つの大きなヒントを得たと思えるからである。

その前に、本日の主人公　伊佐庭如矢氏について言うと、氏は１２０年前に現在の道後温泉本館を建てた時の町長。
町で、反対運動が広がるなか、氏はそうした人々何度も誠心誠意説得し、やがて賛成へと変えていった。（ちなみにあの建物は今の金額で２０億円とか）

氏は、当時鄙びていた湯治場である道後を発展させるには、どうするべきかを考え
町に伝わる神話をヒントに温泉に「神の湯」という要素を盛り込みＰＲすることにした。

ゲストの星野氏（星野リゾートの社長）曰く、
「コンセプトを決めることが大事。それが、決まれば、他の要素もその方向で決まっていく」
また、こうも言う。
「地域の「強み」に目をつけることが大事。
観光客が減ると、どうして減ったのだということに目が行きがちであるが、
今残ってくれている人はどうして残ってくれているのだろうと考える方が良い結果を生む。
アピールしたい人に認められれば、その周囲の人もついてくる」（星野氏の言った言葉を自己流に解釈したもの）

そう、主人公はそうした考えだったかどうかはともかく、
道後にあの立派な和洋折衷の３階建ての建物を建て、
鉄道を松山から延長させ、温泉の近くに公園も作り、みやげも開発してどんどん発展させた」
観光客は１０倍にもなったとか。
すごいなあ。

ところで、ゲストの眞鍋かをりはかわいいな。
どうしてゲストに来ているのだろうと思ったら、愛媛出身らしい。