女性の就業率が高いという「福井モデル」がピンチ！

今日、１９時頃のＮＨＫ中部地方版で、タイトルの内容が放送されていた。

「福井モデル（北陸モデルとも言うらしい）」とは、結婚しても女性が働き続けることができており、女性の就業率が全国１位であることを指すらしい。

それは、なぜ可能なのかというと、結婚しても、夫または妻の両親と同居するか両親の近所に住むことにより、子供の面倒を両親に頼めるかららしい。

しかし、２００２年と２０１２年のこの１０年間に大学を卒業後地元に帰って就職したいとという女性が激減しているとのこと。
（男性はそれほど減っていないようだ）

なぜかと言うと、女性にとって魅力的な会社が福井にあまりないためらしい。

単なる事務ではなく、もっと経営に関与できるとか、もっと、先端の技術力を発揮できるとかいうような会社が少ないらしい。

また、女性の管理職も少ないらしい。

そういうわけで、今まで全国に羨望の目で見られていた「福井モデル」が、いくら親が近くにいても、肝心の子供が帰ってこないことによりピンチ！になっているとのこと。

「東京一極集中」をどう食い止めるかが、今、問われている。