徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

『絶対にゆるまないネジ』について

2011-05-21 22:07:01 | 本と雑誌

 この本のことを知ったのは、アマゾンで別の本を買った時に、「この本を買った人は、この本も読んでいます」と紹介され、面白そうだという予感がしたのと、工学部にいる息子に読ませてあげたいと思ったからだ。

 本は、注文して4~5日して家に届けられ、2~3日で読むことができた。短期間で読めたのは、内容がシンプルで非常にわかりやすかったのと、著者(若林克彦氏)の情熱が伝わってきたからだと思う。

 著者の紹介によると、著者は、1933年大阪市生まれ。大阪工業大学を卒業後、バルブメーカーに就職し、設計技師となる。国際見本市で見た戻り止め(ゆるみ止め)ナットをヒントに、「Uナット」を開発し、冨士産業社(現 冨士精密)を創業。その後、世界で唯一の”絶対にゆるまない機構”を持つオンリーワン商品「ハードロックナット」を開発し、74年ハードロック工業を設立。同商品は、日本の新幹線や台湾・中国・ドイツなどの高速鉄道、東京スカイツリー、瀬戸大橋など”絶対にゆるまない”ことが求められる交通機関や機械、建築物などに広く利用されている。 とのことである。

 具体的な内容は1365円の本(中経出版)を購入して読んでもらうとして、私が感動したポイントのみ自分のために書き記しておくことにする。

オンリーワン商品、ロングセラー商品を生み出す秘訣として重要なことは、

「強い好奇心」

「世の中の商品はすべて未完成(60~70%)であり、どうすればもっと便利になるかを常に考える」、

「世の中のものは、すべて組み合わせで成り立つ」

よい「心状態」を心がける。(「たらいの水の原理」)

「アイデアは人を幸せにする。」

 これらは、これからの人生に活かしたい「心掛け」です。若林氏の情熱に敬服。

 

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