「失敗を恐れていては成功できない！」増田宗昭氏（プロフェッショナルより）

昨夜放送のこの番組。
新聞欄のタイトルでは、確か「常識の外に、未来はある」だったと思うが、
私が一番感じたことは、タイトルの言葉（私の解釈に基づく）である。詳しくは、是非ＮＨＫオンデマンド等で。

増田氏は昭和２６年生まれ。
（プロフェッショナルのＨＰより）
幼稚園の時、交通事故に遭い、顔にアザができ、友達にいじめられる。父の事業失敗。
しかし、母が支えてくれた。その母に、お金を稼いで恩返しをしようと考えたのが原点らしい。

その後レスリング部で体を鍛え、いじめていた友達の上にたつことができたことが自信になった。（自分の意志で変われたから）
その後、３２歳で会社をやめて、レンタル会社を作る。それが、今の「ＴＳＵＴＡＹＡ」。

それだけで、どれほど偉大かはわかるが、氏のすごいところは、それから、成功しただけでなく、多チャンネルテレビに投資して大失敗しても、なおかつ、立ち直り、今や年商２０００億円の大企業のトップにまで成長したこと。

その、ものすごい行動力と発想力の底辺には、
常に「お客さま目線」で物事を考える習慣と、「ワオッという感じ」が得られる物を探し出す鋭い嗅覚があるのだと思う。「過去の延長線上に未来はない」というこの短い言葉には、氏ならではの、感覚があると思う。

この番組を見たから、人間誰もがこの人のようになれるわけではないし、そうなる必要もないが、

「自分ならどういうことをしたいだろう」「お客さんを喜ばせる空間づくりとは具体的にどんなものだろう」とかを常に考え、実現していく。

来年大阪にオープンするという新しい百貨店が楽しみである。

（余録）

Ｔポイントカードもこの人の考えらしいが、ポイントと引き替えに、買い物の情報「年齢、性別、好きな物」を得て、データベース化して活用しているらしい。