先日、放送されていた「経世済民」な男のトップバッター。高橋是清。
2.26事件で殺されたことは知っていたが、これほど波瀾万丈な人とは思わなかった。
(詳しくはテレビとウィキペディア等で)
学校で学ぶ歴史の時間もこれを濃縮したような話を聞かせてほしいものだ。
私は、ドラマを全て見たわけではないが、
最初の頃の失敗ばかりな人生を英語力による日露戦争の資金調達という功労で覆し、
総理大臣を務めた後にも何回も大蔵大臣をつとめ、
昭和大恐慌をモラトリアムや裏面の印刷されていない200円札というような凄い手法で切り抜ける。
机の上の学問だけでなく、芸者遊びも含めた広い世間の裏側ものぞくという「経験の大きさ」と「図太い肝っ玉」でピンチを切り抜けたのだと思う。
そして、最後に陸軍将校によるクーデターの銃弾に倒れるわけだが、
当時の軍部の増強にインフレの懸念から軍事費の増大に反対する。
「私は国家経済を預かる大蔵大臣として、断じてピストルにはひるみません!」と信念を貫き通す。
今、こうした閣僚がいるだろうか?
2.26事件で殺されたことは知っていたが、これほど波瀾万丈な人とは思わなかった。
(詳しくはテレビとウィキペディア等で)
学校で学ぶ歴史の時間もこれを濃縮したような話を聞かせてほしいものだ。
私は、ドラマを全て見たわけではないが、
最初の頃の失敗ばかりな人生を英語力による日露戦争の資金調達という功労で覆し、
総理大臣を務めた後にも何回も大蔵大臣をつとめ、
昭和大恐慌をモラトリアムや裏面の印刷されていない200円札というような凄い手法で切り抜ける。
机の上の学問だけでなく、芸者遊びも含めた広い世間の裏側ものぞくという「経験の大きさ」と「図太い肝っ玉」でピンチを切り抜けたのだと思う。
そして、最後に陸軍将校によるクーデターの銃弾に倒れるわけだが、
当時の軍部の増強にインフレの懸念から軍事費の増大に反対する。
「私は国家経済を預かる大蔵大臣として、断じてピストルにはひるみません!」と信念を貫き通す。
今、こうした閣僚がいるだろうか?