
私の住んでいる町の役所が入っているところは
バロックの宮殿です。イタリア人のタバコで富をなした
Bolongaroが建てた私邸です。
私邸と言っても、300もの部屋があり、
川に面して大きな庭園があり・・・と立派なものです。
だから、Bolongaro邸ではなく
宮殿と呼ばれているのかもしれません。
散歩で前を通るのはいつものことなのですが、
以前から人から中の結婚式をする
戸籍課の入っているところはかなり綺麗だと
聞いてはいたのですが、
中に入るのは、お役所の用事がある以外はナシ。


今月は町の夏祭りの期間中だったので、
宮殿の中を案内してくれるツアーがあることを
事前に調べていたので、参加してきました。
平日の17時に人が集まるのか??
と半信半疑でしたが、30人前後の人が来ていました。
案内してくれるのは、別のツアーでこの町の旧市街の案内を
バロックの衣装を着てしてくれる人です。


そう、以前から気になっていても参加できていなかったのですが、
かなり口コミで好評なようで、いつも参加者でいっぱいです。

お役所として使われていない、部屋はゲーテハウスと同じような
壁紙が使われていて、華やかな雰囲気でした。
彼女のお話は本当に面白くて、1時間があっという間にたちました。

住んでいる町の違う面を見られて、とっても興味深いものでした。
