小学生の頃、通っていた教会学校の系列の特別養護老人ホームで
ボランティアをさせてもらっていました。
小学生なので、やれることなんて数えるくらいですが、
ゴミ集め、食事の配膳、リクエーションに参加。
そして、一緒に体操をし、
休憩時間には、親しくさせてもらっていたおばあさんとお話をしたり、
声をかけることは出来ないけれど、
いつも笑顔で会釈してくれる
寝たきりのおじいさんのところを訪ねたり。(笑)
私が、訪ねるおばあさんの中に、
ドイツ人のおばあさんがおられました。
大学の先生をしておられた彼女は、
家族もいない日本で老後を過ごしておられたのです。
彼女は重度のアレルギーで飛行機に乗ることができなくなり、
ドイツに戻る事が出来なくなったと寮母さんに聞きました。
自分が外国で暮らすことが長くなったからでしょうか。
最近、よく彼女の事を思い出す私です。
(多分、この間からさだまさしの「療養所」なんて聴いたりしているからだろうな。)
ずっとドイツで生活していくのかな??
と考えるとたまに不安になることもあります。
こっちで人生の3分の1以上暮らしていても、
やっぱり外国。
老後、こっちの老人ホームに入って、
毎日ドイツの食事。。。
なんて考えたら恐ろしい。。。(笑)
彼女も、お魚、煮物などの和食はあまり食べておられなかったな。
きっと、こっちのパンとかが恋しかったんだろうな、って今は思います。
あなたにいただいた、クマとライオンの人形はドイツに戻ってきましたよ、
ラウベンダーさん!!!
・・・とこれをFBに書いたら、
このクマとライオンのメーカーがschuco社だと知る事が出来ました。
60年代、70年代に作られた物のようです。
大切に持っていて本当に良かった。