Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

年明けの旅行@エルツ地方2020 ~Olav Häfner工房~

2020-01-05 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~

メインストリートに面しているのですが、
ショーウインドーがサイドにあるというので、
今まで反対側の道から見ることが多く、普通のお家だと思っていたんですよね。

よく見ると、気になるものがあったらベルを押してくださいって書いてある。
ってことで押してみました。(笑)で気が付かなかったヘフナー工房。



今日、工房は見せていただけますか?って聞くと、
今から下へ降りていきますよって。
出てこられたのは、私よりひとまわり上くらいの感じのいいおじさんでした。

工房に通してもらって、これが作品ですって言われて見せてもらったのがこれ。




棚いっぱいに雪遊び、そり遊び、スキーなどをしている子どもたち。
よく見るとスキーのジャンプをしている子もいたり。

今作っておられるのはこんな感じで置かれていたり・・・



懐かしい、最初の頃ザイフェンの工房を訪ねたときの雰囲気がまだありました。
こういうのが私は好きなんです!

さて、作品は全て6cmと小さめなので1つ、2つ持っていても面白くない。
(これはもう経験済み。)
でも、お値段によって買える数も変わってくるってことで聞いてみたら、
ひとつが8,5~11,5€くらいっていうことだったので・・・
ちょっと安心した私。早速、気に入った子たちを選んでみました。

そして、ホテルの窓辺に飾ったのがこちら・・・(笑)


スケート靴をはかせてもらっている子。
スケートをガンガン滑っている子。


スキー初心者っていう名前の子。

ベンチと木だけは、パーツを売っているお店で自分で買ってきたのですが
いい感じにまとまりました。って単なる自己満足の世界です。

色が、私の好きなマットのもの。
そして、素朴な村の風景っていうのが気に入った理由です。

そして、今作っている作品が載っているカタログ。


他にも、池に落ちた子を助けていることかもいるんです。




来週クリスマスの飾りをしまった後、
春が来るまで少し寂しくなる窓辺に飾ろうかなって思います。

その後、いろいろと話していて、
おじさんに、ドイツ語がうまいけれど長く住んでいるの?
と聞かれました。観光客でザイフェンに来る人は多いけれど、
工房でこれがいい、やっぱりこっちがいいかな??
としゃべっている日本人はそう多くないんでしょうね。(笑)

こっちには長く住んでいるけれど、日本から来たという話をしたら
90年代に半年ザイフェンから、木工のデモンストレーションをするのに
富士サファリパークで仕事をしていたんだよって話してくださいました。
富士山に登ったことなどいろいろな当時の話をしてくださいました。

デモンストレーションと言えば、
去年行ったヘルビッヒ工房でも90年代に北海道帯広にあっと、
グリュック王国というテーマパークで数か月滞在していたんだよって聞いたんですよね。
90年代はドイツから職人を招いて
全国色々なところでそういう催しをやっていたんですね。

それから、なぜ私がザイフェンに来るようになったかとかいろんな話をして、
気が付いたら40分くらい工房にいた私です。

次回来る秋にもぜひ訪ねたい工房になりました。

おまけ


もう雪景色は見えないかなって思っていたのですが、
今日の午後から吹雪になりました。