Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

Kayaらしく旅立ちました。

2021-12-29 | kaya


わたしの大切な相棒が虹の橋を渡りました。

12月27日10時過ぎ、私と相方君が見守る中家に獣医さんに来てもらい
眠りながら旅立ちました。


獣医さんにこのままでは、数週間と言われて11日後のことでした。
最後は、食事は本当に好きな物だけを少しだけって感じで食べ、
毎日3,4回は散歩に出かけるという日を過ごしました。

27日の夜中1時に散歩に行きたいと起こされ、近所をくるりとまわりました。
その後、2時過ぎに中庭でお水を飲みたいと起こされお水を飲み、寝ました。

4時過ぎに、私たちの寝室へ息が苦しいよ・・・と訴えてやってきました。
もう、今日がお別れの日だなと2人で覚悟をして、
ひたすら落ち着かせ少しKayaも寝ることが出来ました。
その後、1度起きてしんどいのにまた家中を歩き回る・・・
抱っこをして落ち着かせて、寝たときに獣医さんが来てくれました。

最後は、出来るならば獣医さんの所ではなく、家でと思っていたんです。
いつもみたいに、横になった状態で大好きなネズミ君を枕にしていきました。



最後の日まで散歩に出かける本当に散歩が大好きなKayaでした。
大好きなクリスマスは、友人たちを過ごし鹿肉も食べて・・・
苦手な花火のある大晦日が来る前に行ってしまうのでは??って思っていたのですが、
本当に行ってしまいました。

16年前のクリスマスを一緒に迎えて以来、
Kayaがトルコにいた1度のクリスマス以外は一緒に過ごしていたよね・・・





この日は、隣街まで海岸を歩きもうヘトヘトで。
最後の30分はみーみー泣いて抱っこしながらの散歩でした。

私にとって初めてのわんこ。
賢くて、本当に手のかからない可愛い可愛い仔でした。




トルコの家にいた仔犬の頃は、このソファに乗るのが大好きでした。

今は、突然悲しくなり涙が出る・・・友だちと話して少し落ち着く・・・
って言うのを繰り返しています。
今朝は、初めてKayaなしで朝の散歩にいきました。
もちろん、いつものコースです。いつものスピードで歩いて、Kayaと話して泣いて・・・
でも、その後気持ちがすっきりできました。



うちの子になって1週間くらいの頃。毎日近くの海に行っていました。
オフシーズンの浜辺を思いっきりおいかっけこするのが楽しかった。
って言うか、Kayaはすばしっこすぎて私は捕まえられない・・・(笑)

いつか来るお別れがずっと怖かった私。
寝たきりになったらどうしようとか、本当に不安だったのですが・・・
最後までしっかり自分にしたいことを教えてくれらKayaでした。
きっと私がオタオタするのが分かっていたから、
さっと旅だったんだろうな・・・って思っています。

昨日は、日本の友人の夢に出て一緒に散歩に行っていたようです。
彼女がうちで泊まった時は、
いつも朝布団の所に鼻を入れて起こしていたもんね・・・(笑)


トルコ・日本そしてドイツと、
仲良くしていた友人たちに挨拶に行ってそうなKayaは、
クリスマスのサンタさん並みに忙しそうです。

悲しいことは半分こ、嬉しいことも半分こって言う感じで一緒に歩んできた16年でした。
泣いていたら、必ず大丈夫だよ・・・って身体をぴたりとくっつけてくれる仔でした。
涙が出てくるとき、ふわふわの毛とKayaのにおいが恋しいよ・・・

相方君は、昨日からガルテンの作業をがっつりやっています。
私は、クリスマスの飾りを片付けて、お正月の飾りを出しました。
おせち料理も、今年は作る気がしないな・・・と先週まで思っていたのですが
そんなことではKayaに怒られるような気がするので、明日から準備します。


大好きなKayaがそばにいないのは、本当に悲しいけれど・・・
たまには、夢で逢いたいな・・・


初七日までいつも寝ていた場所に、キャンドルとお花を飾っておこうと思います。