数年前に出会った本の著者が、
東ドイツ時代には民俗学の権威のある人物という事を最近知りました。
そして、数か月前に見かけたこの本の著者も同じ。
お値段がまだまだ高いな・・・と思いながら諦めていたりしていたんですが
最近、納得できるお値段で本を見つけることができたのです。
博物館などで見かけていた、卸売業者が使っていたカタログ。
おもちゃはもう残っていなくても、これでどこの工房が製作していたなどが分かるんです。
この本は、1850年にZschopau近郊の村Waldkirchenに創業した、
卸売業者のカタログがメインになっている本です。
Grünhainichen, Seiffen近郊の工房のみを扱っていたようです。
たくさんの情報が詰まっている本。
パラパラと眺めて理解するというよりは、ちゃんとメートにメモを取らないといけないという感じなので
時間をしっかりとって数時間集中して読まないと頭に全く入ってこない。(笑)
詳しい内容は、しっかり読んだ後に書こうと思います。
それにしても、東時代の本は装丁も立派で本当に1977年の本なのに綺麗です。