人生の半分以上を外国人としてドイツで生活している私。
26歳の時からドイツの会社に勤めてずっと税金は納めてはいるけれど、
ドイツ国籍を取っているわけでもないし、
ドイツ人の配偶者がいるわけでもない。
そう、ここでの私は移民です。
ドイツで議論されている移民政策法案を他人事とは思えない気持ちで見守っています。
今月終わりには、選挙があるし・・・
相方君はほぼ毎日ニュースを見てはいろいろ言っています。
移民(外国人)がいなくなったら、これから人口が減っていくドイツは
どんどん衰退していく・・・高度なスキルを持っている専門家も
外国人という事を理由でどんどん遠ざけることになる。
80年前に大きな間違いをしたのに、
今また極右政党(AfDドイツのための選択肢)が第二政党になりそう・・・
という現実が本当に今でも信じられない。
外国人としてここで生活している私は、
昔長くドイツに暮らしていたユダヤ人が
自分たちはドイツ人と同じだから大丈夫と思っていたのに、
数年で違う世界になったという事を知っているので、他人事ではないなと思っています。
今日も散歩をしていたら、いろんな政党のプラカードが電柱に貼られいました。
ドイツでは日本のように候補者の掲示板があるわけではないので、
選挙の前には車や人が多く通る道にたくさんのプラカードが貼られるんです。
それも、どの候補者よりも上の方にという事になるので
人の目につきやすいとは考えていないような。(笑)
家の近所にAfDのプラカードが貼られかと見ていると唯一見つけたのがこれ。(笑)
(真ん中でつぶされている・・・)
21日後に、ドイツがちゃんとした選択をしてくれることを切に願っています。
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