人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「学び」は始まったばかり!

2015年01月19日 | コーティングビジネス
一生が勉強であると思えば 
もう解かったということにはなりません。
もう解かったと思うならば それは慢心とか驕り高ぶりに違いありません。

そこそこ実績が上がった時こそ 
「勝って兜の緒を締めよ」ということが大切になります。


店舗の適正人員という事を考える時が始まっています。
開業当時は店長と新規で入った舟橋君という陣容でしたが
来店客数がまったくないような状況で冬を迎えたため
12月は舟橋君もスゴウ店に回してしまい 
キーパープロショップ岐阜店は 店長一人で運営という
理不尽な体制を取らざるおえませんでした。

まだ業績が上がらないキーパープロショップ岐阜店を支える原資は
既存タイヤショップの利益でまかなうことが絶対条件だったわけです。
それは余裕をもって新規出店に踏みだしたわけでなく
まさに薄氷を踏む思いの「エィヤァ」という気合だけの無謀な決断だともいえます。
でもこの世の中 バカかアホにしかできないこともあるのです、
頭の良い人は リスクばかり計算して踏み込めないことが多々ありますが
私はバカ・アホといってもよいのです。
自分がバカということを知っているから 
師匠に対して素直な気持ちで尊敬し
150%も真似をすることも出来て良かったと思います。



人件費も家賃もその店では賄えないので 
既存の実績のあるタイヤショップの繁忙期に
売上げと利益を伸ばす手しかないわけです。

まさに挑戦する事によって 存亡の危機に立たされた正念場だったわけです。
開業から6ヶ月の時に迎えた2011年12月は
当社にとって関が原の戦いに匹敵するような時で
タイヤが売れなければ倒産もありえるような死地に差し掛かったわけです。
新設店舗の赤字が経営にズッシリのしかかって 大きなプレッシャーを感じました。

そんな12月を乗り越えて 
何とか手ごたえみたいなものを感じたのが
開業から10ヶ月目の2012年3月です。
この頃から認知度が徐々に上がって 
ご来店のお客様が増えて 
専属でスタッフを募集する事になって
採用したのが サブチーフを務めてくれる大山さんです。
すると店舗の雰囲気が確実に変わっていって 今につながっているのですが
まさにターニングポイントを彼女が運んでくれた感じです。

苦しい時期は志を試されているのです。
「タイヤ屋から洗車業に未来を託すことは 生半可な事ではできないぞ 耐える事が出来るか?」
少ない来店 閑な店 累積する赤字 めげそうになる気持ち 
いじめや 嫌がらせでなく 自ら選んで飛び込んだことなので
他を責めることを 自らを責めることも出来ません。
ただ信じるだけができる時期でした。


その時 私を支えてくれたのが師匠の「バイブル」でした。
そこに書かれた言葉が心の拠り所となったのです。

そしてそこに書かれていることは 
時間はかかりましたが その通りに実現してきて
未来が開けてきたのです。だから「バイブル」なのです。

                                                   

以下 谷好道コラムより抜粋

洗車業は、洗車にしてもコーティングにしても
その材料は購入したとしても、
また機器、道具を使いながらも、
車をきれいにすることそのものはすべてスタッフの人間力に頼ることになる。
洗車もコーティングも、室内清掃も、アラカルトも
この商売においては、すべてをその店舗の中で作り、提供することになるのだ。
考えてみれば、
商品の製造から、接客も、清算も、
すべてがその店舗内で行われるビジネスというものは非常に珍しい。
あえて言えばファミレスとかファストフードでは店舗内で製品を造られるが、
その製品はFCの工場でほとんど製品にまで造られたものを加熱調理しているに過ぎず、
洗車業のように、材料と機械と道具を使いながらも
個々の店舗で、製品を最初から作り上げる商売はほとんど思い当たらない。
洗車業が、純粋に、人間力によるサービス業であると考えている所以である。

洗車業における人間力とは、
技術力、接客力、体力、気力、共感力、達成力、学習能力、
すべての力を合わせた総合力である。
かなりの能力を要する仕事であるが、
それを支えているのがお客様からいただける「ありがとう」の一言。
「わーっ、きれいになったね」の言葉が、明日のための自分の力を増してくれるのだ。

私は、洗車業が、世の中で最も素敵な仕事の一つであると思う。

                                                 


キーパープロショップ岐阜店の成長を見て
まったく師匠の書かれている通りだと感じています。

そしてその成長は次なる課題をもたらします、
師匠は それを「人の多すぎる店は腐る」と表現されています。

運営のメリハリと申しましょうか 
圧倒的に少ない人から 正規スタッフが増え 
アルバイトスタッフも増えると 
明らかに仕事以上に人数超過と感じるケースも出てまいりました。

師匠は人時生産性という概念の導入で 
その事態に取り組まれましたが 
どうやらキーパープロショップ岐阜店も 
「人時生産性」という指標を重視して 
人員配置を考えるまでに成長したようです。

ビジネスとしての成功とは 
売上げ増大ばかりでなく 
コストのバランスにあることは 誰もが承知しています。
それを計る指標こそ「人時生産性」という考え方です。

また一段と高度な学びを必要とする段階に入った
キーパープロショップ岐阜店です。
コメント
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