最強のワンオペレーション 修行中のサブチーフ武藤光希君！

平成元年に独立した時、
自分ひとりのワンオペレーションで
７月から１１月までの５か月間切り盛りし
お客様が増えてどうしても一人では限界と感じたので
店先のガラスに手書きの「アルバイト募集」という
ＰＯＰを貼り出したら　
それを見て応募してくれたのが　現在スゴウ店を仕切る伊藤君です。

キーパープロショップ岐阜店を開業した時も
当初は２名体制でしたが　
あまりにも閑でそのうち　
冬季に入ってスタッドレスタイヤが
全開で忙しくなったので　一名をタイヤ屋へ移動させ
結局　高山店長のワンオペレーションにしてしまいました。
そのうち忙しくなり　
どうしても人がいるようになって
募集をしたところ応募してくれたのが
大山チーフです。


こうした体験から
「必要な時に　必要な人材が　必要に応じて集まる」という
確信めいたものを持っています。
ワンオペレーションは零細の宿命みたいなものですが
ここを体験すると人は育ちます、
逆説に言うと　はじめから人材過多にしてはダメなんです。


中国古典の「孟子」にそのヒントがあります。


『天のまさに大任をこの人に降さんとするや、
必ずその心志を苦しめ、
その筋骨を労せしめ、
その体膚を餓えしめ、
その身を空乏にし、おこなうこと、
そのなさんとする所に払乱せしむ。
心を動かし、性を忍ばせ、
その能くせざる所を曾益せしむる所以なり。』（孟子）



「天が人に大任を授けようとするときは、
必ずまずその人の精神や身心を苦しめ、
その筋骨を疲れさせ、
窮乏の境遇におき、
その行動を失敗ばかりさせて、
わざわざその人を鍛えるものなのである。
それは、天がその人のこころを鍛え、
忍耐力を増大させ、
大任を負わせるに足る人物に育てようとしている、
そんな証拠だということ。」というような意味。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


３月に開業したキーパープロショップせき店も
当初は２名体制でしたが　
いろんなことがあって
今では弱冠２０歳の若武者武藤光希が
サブチーフという立場で一人きりで店を切り盛りしています。

もちろん高山フィールドマネージャーが控えていますが
３月４月と岐阜店が繁忙を極めているために
ワンオペレーションというスタイルになったのです。
ヤワな人材なら　ワンオペから逃げ出そうとしますが
強者の卵　武藤光希には最高の勉強の場としているようです。


繁盛店の岐阜店では施工者の立場で
一所懸命にしていればよかったのが
立ち上がったばかりのせき店では　
全てを切り盛りしなければなりません、
しかも　店には自分以外誰もいませんから
孤独との付き合い方も覚えなくてはなりません。


私も高山マネージャーも
この孤独の時間に　
いやというほど自分の心と向き合いました。
他人のせいにして逃げ出せません　
どこまでも自分の心が付き添ってきます！
「天は自ら助けるものを助ける」

そこで掴むモノこそ生涯を通じて宝となります！





こやつは　
２０１６年キーパー技術コンテスト全国チャンピオン戦に出場し
決勝進出を狙いましたが　
その時の決意表明に
「大山さんに勝ちます」と書いていました。
結果は撃沈です！
まだまだ子供茶目っ気たっぷりですが
こういう奴が試練を経て大化けするのです。

弱冠２０歳　嫁さんありの子供一人
同世代の多くは　
まだ最高学府で学びの中ですが
こやつは　実社会の荒波の中を
一人で泳がされています。
若いうちの苦労は買ってでもせよ！
今では死語となった言葉が
武藤光希には　文字通り血肉と化しています。
獅子は子を千尋の谷に突き落として　
這い上がった子供だけを育てると言いますが
零細という環境は獅子そのものです。
零細は無謀と同義語です、
死線を乗り越えてたくましく育っていくわけです。

一人にしていますが　一人ではありません
武藤光希という花が咲くために
葉の役割のせき店があります
はじめの葉の岐阜店があります
茎の役割のスゴウ店があります
根っ子の役割のタイヤ専門店イマージンがあります、

そういう目に見えない役割に支えられていることを感じとれれば
お客様から信頼を得る事必定です・

人の成長が店の成長　
会社の成長発展ともろに被さる零細という今は最高です
最高のスリルを楽しめるのが経営の醍醐味なのかもしれません。
他から見たらただのバカ集団に見えるのが良いんです！


イマージンのＨＰです。





タイヤ専門店イマージンのＨＰです。




まいぷれ岐阜のキーパープロショップのページです。