12月6日(土)晴
今週は何かバタバタでブログも1週間ぶりになります。早いもので今年も最後の月になってしまいました。12月は既に忘年会が5回予定されているのでブログは週に1回ぐらいになってしまいそうです。多分これからさらにいくつか増えそうなので折角減量してきた努力も泡となりそう。まぁそれでもいろいろな付き合いが多いうちが花かもしれないのでダブルヘッダーにならないよう参加して行きます。
昨日も会社の還暦近辺の人たちだけの忘年会をしてきました。12月の最初の金曜日でも行きつけの居酒屋はどこも予約で一杯のようで3軒目でやっと落ち着くことができました。我々の年代の少年時代は現在のように裕福な時代ではありませんでしたから生まれた所はちがっても自給自足に近い生活だったようで、昔の話に花が咲き時間の経つのも忘れるほどでした。同年代の人たちと話をするといつも決まって出て来る話は現代の若者達との比較論になります。今の若者達の不幸な点は自然の中で生きていく知恵が得られないこと、僕も含めたバカな親達が子供の世話をやきすぎることに尽きることです。前者としては自ら自然の恵みを得る営みをせずにお金で買うことしかしないため、収穫の喜びを知らなかったり、家畜の世話をして鶏の卵をとったり、ヤギの乳搾りをしたり、羊の毛を刈ってできた毛糸のセーターを着せてもらったり、野山の蕗やぜんまいやわらびを採ったり、胡桃の実を取って皮を腐らせてからトンカチで実を割って食べたり、山芋(自然薯)を掘ってとろろ汁を食べたりと言う自然の営みがすべてお金を出してできあがったものを買う時代になってしまいました。これでは情緒など生まれるはずないですよね。さらに後者としては子供が怪我をしたりする危険なものは公共機関の責任で安全にしろと責め、学校で先生が子供を殴るとPTAのおばさん達が暴力教師と責め立てる。自慢じゃないが僕は中学校の3年間毎年殴られていたけどうちの親はお前が悪いからだとむしろ先生をほめていたのが今ではまったく逆になってしまっています。これでは物事の正邪を教えることも多分できないでしょう。悪い子は何もせず、ほったらかしにして係わらないように行動することがさらに残虐な犯罪を生む元になっているのに、うちの子に限ってそんなことはないと言い張り、あげくのはてにどうしょうもなくなると親子でさえ係わらないようにしている世の中です。学校を卒業してから物事の正邪を教えようとしても手遅れです。だんだん意見など言えなくなってしまうのだから。
まぁこんな話になってきます。と言ってもここに書いたのは僕が思っていることです。人としてほんとうに教育しようと思うならヨットなんかいいかもしれません。一つ間違えば死と接している点で素直にならざるを得ないでしょうから。僕も過去に何回か子供達を乗せたことがありますがどんな子も素直で必死で覚えようとしています。丘にあがったらどうかは知りませんが素直に人の言うことを聴く事からすべてが始まるような気がします。
そう言うヨットも明日で今年は終ります。また来年の春までは僕一人がたまに行くぐらいになるでしょう。そんな訳で明日はデッキの掃除、セールを降ろしての水洗い、非常食の整理をする予定です。ついでに昼はみんなで納会を兼ねて芋煮&BBQで楽しもうと思います。でも寒そうです。芋煮&BBQだけにならないよう僕自身が寒さに負けないことが肝要です。
それではまたあした!