今日は4度目の正直でやっと2枚のセールで帆走することができました。今年は海に出るたびに強風ばかりでセールは破くは、海にはでれない、出てもジブをリーフして走るぐらいでヨットに乗った実感がなかったのです。今日はエリカカップが開催されていて外から上マーク付近の様子をみていましたが、あれだけたくさんのヨットが帆走すると壮観です。
僕達は横目でエリカカップを見ながら蒲郡のまんぼう埠頭に付けてイタリアンで食事を取る予定で入港したところでエンジンが止まってしまいおおあわてでした。ディーゼルエンジンのエアーを抜くためすぐにエンジンルームでエアーを抜く一方で、セールをあげて、船を港から沖に出してもらいことなきを得ました。一度港から出てしまったので、そのまま帰ることになり、幡豆のハーバーに向けて走りだしました。ところがこのころから風が強くなってきて、とても2枚のセールを上げて走るには風が強すぎて、結局今年のパターンとなったジブをリーフして走りました。帰りは風上に向って走るクローズドホールドなので、体感スピードほど実際には速くなく、かつ船がフィールするので初めてのゲストにはちょっと恐かったかもしれません。だんだん風が強くなってくるので最後はセールをしまって機走で帰ってきました。ちょうどラグーナからエリカカップを終えた船も機走で戻ってきていました。まぁ今回は少しの時間だけでもまともなセーリングができたので満足です。
いつもいろいろなゲストの方々が来て頂けるのですが、なかなか天気と風と丁度よくて、楽しんでもらう日がない残念です。僕はできる限り多くの人にマリンスポーツの最高峰、ヨットの楽しさを知ってもらいたいと思っているんだけど、そんなに都合よくはなりません。でも懲りずにこれからも興味のある方達を乗せてあげられたらと思います。
ところで先週の悩んでしまったハトの卵はハーバーで処理してくれたようで、巣もなくなってました。どう処理したかはあえて聞きませんでした。ほんとは僕の船で孵してあげたかったけどしょうがないですよね。ほんとにごめんなさいですけど、もし孵っていたらもっと悩んだかもしれないので卵のうちに処理してよかったのかもしれません。
次は6月17日のキス釣り大会まで船に乗ることができません。いろいろ別の予定があるのでヨットの話は3週間後をお楽しみに。