11月29日(水) 雨のち曇り
今日は庭園探訪の2回目と言うことで岐阜の崇福寺庭園を訪れました。崇福寺は昨日のブログでも紹介したように織田信長の菩提寺となった臨済宗妙心寺派の由緒ある寺です。禅宗のお寺ですから当然のことながら枯山水庭園です。この庭園は昭和に作られた庭園だそうで枯山水庭園の特徴をとらえて良く作られています。
まぁこの寺には信長公の位牌を安置した堂があるのですが、のの入口にはドウダンツツジやカエデがものの見事に紅葉を迎えていました。
約2時間、僧侶や講師の説明を聞きながら寺の内部と境内を散策。この寺の天井の板は岐阜城のもので、信長亡き後、西軍に与して敗れたため多くの武将が血を流した跡が残った板をそのまま使っていることがちょっとびっくりです。それで血天井と言うようです。まぁ他にも樹齢何百年かの「くろがねもち」の木があったり、本堂の裏の庭園もみごとです。まぁ見るべきはむしろこちらの庭園の方が良いような気がしました。写真も何枚か撮りましたがこちらは割愛します。
昼過ぎに庭園探訪の講義が終了したので、メンバーのみなさんとは別行動です。実は斎藤道三の隠居所となった鷺山城跡に行きたかったのですが雨が降っていることもあり、あまり整備されていないようなので今回は岐阜城公園に行くことにしました。まぁ岐阜城はすでに何回も登っているので歴史博物館や名和昆虫博物館に行くつもりでした。しかしながら今日はどちらも休館日でガックシ。昨日名和昆虫博物館についてかなり期待したコメントをしていたのに残念でした。そこで居酒屋Duo仲間のK本氏推薦の岐阜大仏を見に行くことにしました。岐阜大仏は日本三大佛の一つと言う事です。実は自分は富山の友人から奈良、鎌倉と高岡大佛が三大佛と聞いていたので入場券売り場で問い質した訳ですが、明確に否定されてしまいました。高さ10m以上で現存する大佛は奈良、鎌倉、岐阜しかないのだそうです。高岡大佛は一度焼失している上に高さが8m弱なのだそうです。その割には自分もそうでしたがあまり知られていないのはちょっと残念です。見物者が自分一人だけなのですから。でもいいお顔をしていますよ。
その後やや遅めの昼食。事前に調べておいた美濃蕎麦の老舗「吉照庵」の十割蕎麦です。ついでにこの店では誰もが食べると言う稲荷ずしを2つほど。
それからパワースポットと言われている伊奈波神社に行きました。紅葉が綺麗でした。特に銀杏の黄色が見事です。
パワースポットでお参りしたので今年こそは年末宝くじが当たるといいのですが・・・?
さてそれからは旧岐阜県庁の横にある岐阜メディアコスモスの信長公ギャラリーに行ってきました。ここは歴史的な展示物はまったくありませんがCGを駆使した様々な演出があり必見です。空中ブランコで岐阜城と岐阜の町並みを見ることができたり、信長公の館をCGにより再現して映像と解説するお嬢さんの掛け合いがまたおもしろい。どこの城にも映像で解説するものはありますが、女若侍と掛け合いで映像を解説するのはユニークで臨場感があって自分としてはかなり気に入りました。
こんなことで歩きまわっている内に午後三時を過ぎてしまい、あとは柳ケ瀬のシャッター街を岐阜駅まで。途中で昔柳ケ瀬で食べた焼きそばを思い出し、ちょっと寄り道。昔はすごく美味しかった記憶があったのだけど普通のソース焼きそばでした。
JR岐阜駅から名古屋に戻り、明日の御殿場行きの切符を購入して、いつもの居酒屋Duoにちょっと寄って自宅に戻りました。
追加ですが崇福寺の本堂裏の庭は必見ですと言いながら何も見せない訳にもいかないのでちょっとだけご覧下さい。
さて明日は1泊2日で御殿場の田舎に行って、畑の様子を見ながら施設の母を見舞ってきます。