1月31日(月) 曇
インド神話と仏教の補足
昨日インド神話と仏教の話をしましたが、どうして?と言う疑問もあると思い少し補足をしてみたいと思います。元来インドではヒンズー教が主の宗教であり、現在も続いていると思います。そんなインドで仏教は生まれました。仏教を布教する上でヒンズーの神様を取り込んだのが漢訳されて日本に伝わったため仏教の守護神の神様はヒンズー教の神様が多いのです。
インドの創造神であるブラフマーが仏教では梵天です。インド古来の神であるインドラは帝釈天、前回話したラクシュミーが吉祥天、サラスヴァティーが弁才天、そのほかインドの強大な神シヴァは大自在天、クベーラは毘沙門天、スカンダは韋駄天とまぁほとんどのヒンズーの神が仏教に取り入れられている訳です。中でも興味深いのがガネーシャです。ガネーシャは富と繁栄の神であり知恵と学問の神であり、更に障害を除去し成功をもたらす神としてインドでは商人の信仰を集めています、また障害除去神として新しい事業を始める時や旅行に出発する時などに祀る習慣があるようです。この象の頭をした神ガネーシャが日本に仏教の神として入っていることはあまり知られていないと思いますが日本では聖天として密教と共に渡来しています。ただ秘密主義のため象頭の男女神が抱き合った姿の双身像を見ることはできませんが日本の寺にも秘仏として存在しているそうです。
以上昨日の補足でした。
インド神話と仏教の補足
昨日インド神話と仏教の話をしましたが、どうして?と言う疑問もあると思い少し補足をしてみたいと思います。元来インドではヒンズー教が主の宗教であり、現在も続いていると思います。そんなインドで仏教は生まれました。仏教を布教する上でヒンズーの神様を取り込んだのが漢訳されて日本に伝わったため仏教の守護神の神様はヒンズー教の神様が多いのです。
インドの創造神であるブラフマーが仏教では梵天です。インド古来の神であるインドラは帝釈天、前回話したラクシュミーが吉祥天、サラスヴァティーが弁才天、そのほかインドの強大な神シヴァは大自在天、クベーラは毘沙門天、スカンダは韋駄天とまぁほとんどのヒンズーの神が仏教に取り入れられている訳です。中でも興味深いのがガネーシャです。ガネーシャは富と繁栄の神であり知恵と学問の神であり、更に障害を除去し成功をもたらす神としてインドでは商人の信仰を集めています、また障害除去神として新しい事業を始める時や旅行に出発する時などに祀る習慣があるようです。この象の頭をした神ガネーシャが日本に仏教の神として入っていることはあまり知られていないと思いますが日本では聖天として密教と共に渡来しています。ただ秘密主義のため象頭の男女神が抱き合った姿の双身像を見ることはできませんが日本の寺にも秘仏として存在しているそうです。
以上昨日の補足でした。