5月31日(火)曇時々晴
今日で5月も終わりです。結局五月晴ってあったのでしょうか?例年以上に雨が多かったような気がします。
ところで最近気になることばかりですが、年を取ったためなのでしょうか?その一つに、最近生活保護を受ける若者が急増しているのだそうです。なんでも下手に働くより、生活保護を受けた方がメリットが多いそうなのです。もちろんほんとうに生活保護を受けなければならない人もいると思いますが、そうでない人もいるようです。少しばかりの収入を得ると税金も取られるし、医療もお金がかかりますが、それらが免除されることを考えるとよっぽど良いそうです。今の世の中、恥じやプライドってないのでしょうかね。確かに都会に住んでいる限り隣人のこともわからない訳ですから、すべてが書類だけで決められると言うことかもしれません。
良いかどうかわかりませんけど、江戸時代は5人組と言う制度がありました。明治・大正・昭和の時代も特に田舎では近所付き合いによって相互監視状態におかれていた訳ですから、お互いに切磋琢磨する部分と救いの手を差し伸べなければならない人とそうでない人が明確にわかっていたのだと思います。ところが昨今プライバシーとか人権とかのもっともらしい言葉の元に孤立した生活を余儀なくされ、どこの誰がどうなのか隣人であってもわからなくなってしまったのではないでしょうか?核家族化と職縁社会になってしまったため、職のない人はまったくわかっている隣人がいないと言ったことが背景にあるような気がします。
働けるのに書類一つで生活保護を受けた方が得と言っている人にも困ったものですが、まわりの我々がもう少しお節介焼きになっても良いような気がします。それから生活できない、できないと言っている人ももう少し生活そのものを考えた方が良いかもしれません。都会ではお金がすべてになってしまっていますが、お金に頼らなければならないものとそうでないものを一つ一つ振り分けてみると意外と効率的な生活レベルが実現して行くような気がします。特に我々の世代の人には子供の頃の生活を思い出してみれば良くわかることではないでしょうか?我々は高度成長と言う時代の波に乗り、あまりにも豊富なお金に頼りすぎているのかもしれません。自分もそうですが、自分でできることまでお金で解決してい過ぎるような気がします。いずれこの国の未来を考えるともう少し余暇の使い方が変わってくるような気がします。
ずいぶん真面目な話になってしまいました。おやすみなさい。