5月18日(火)晴後曇
暖かくなりました。会社では5月からクールビズだそうです。したがってほとんど空調が冷房にはならないので気温が上昇してくると良くわかります。まぁ今は気持ち良いですが、これからだんだん蒸し暑くなってくるのでしょうね。
ところで今日は生物の不思議と言うか人類出現の謎について書いてみましょう。地球が誕生したのがおよそ40億年前、それから数億年後には単細胞の生物が誕生したと言われています。この最初の生物はただ分裂して増えていくだけの不老不死の世界でした。もっともちょっとした環境の変化で死んでしまうものだったようです。
それが地球誕生から10億年後(約30億年前)に光合成をして酸素を吐き出す緑色の単細胞生物(シアノバクテリア)が出現したことにより地球は一変します。大量発生によって海の上は一面緑色のじゅうたんが敷かれたようになり、地球上に酸素が充満します。酸素はいろんな物質と反応することから地球の環境は他の惑星とはまったく変わった進化をすることになったようです。
こうして真核細胞生物とミトコンドリアとの共生の時代が20数億年続きます。この時代はまだ不老不死の世界です。それがおよそ6億年前、氷の海の下に突如多細胞生物が出現しました。エディアカラ生物群と呼ばれるこの生物はすぐに滅んでしまうそうですが、その後次々と今日の多種多様な生物の先祖にあたる多細胞生物が出現します。(これをカンブリア爆発と言うそうです)
そして、ここからは地上に生物が出現してきます。まず植物が地上にあがって緑で覆い尽くすと次に節足動物たちが上陸し、ついに2億年前に巨大な恐竜が出現しました。この恐竜たちも約6500万年前、巨大隕石の影響で絶滅してしまいます。その中を生き延びた哺乳類が繁殖して現在に至っている訳です。そして類人の出現が100万年前ぐらいに、人類(ホモサピエンス)に至ってはわずか数万年前に出現しただけのことです。
地球の誕生から10億年は死の世界、その後の24億年は単細胞生物たちによる不老不死の時代、そして6億年前に多細胞生物が出現し「子孫を残して死ぬ」と言う世界ができあがったと言うことでした。そして現在地球上を我が物顔に歩き回っている人類にいたっては高々数万年の歴史しかありません。そして多細胞生物の子孫を残して死ぬ過程がさらに多くの多様性を作り出してきたことは事実だと思います。このことは地球上の進化が加速度的に速くなることを意味しているように自分は思っています。従ってこれから1億年後に起こると思われたことは100万年後に起こったりするように加速されていくように勝手に思います。もっともそれ以上に生物(人類も含めて)の子孫を残して死ぬ周期はずっと短いので証明することはできそうもありません。
こんなことを考えていると僕たちはなんとちっぽけな存在かと気づかれると思います。宇宙と言う時間軸の中で人間の一生なんてほんの瞬間だけ生きているようなものです。蝉が1週間の命とかわいそうに思っていたら人間も宇宙から見れば短命な生物と言うことになります。だから子孫を残していくことは生物にとって一番大切な行為なのかもしれません。
変な話をしてしまいました。言いたかったことは我々多細胞生物は子孫を残して死ぬ運命であり、地球の激変の時まで命をつなぎ続けるのだと言う事。次の地球の激変で何が生き延びるかはまったくわかりませんが想像するだけでSF小説が書けそうですね。
それではまた。
暖かくなりました。会社では5月からクールビズだそうです。したがってほとんど空調が冷房にはならないので気温が上昇してくると良くわかります。まぁ今は気持ち良いですが、これからだんだん蒸し暑くなってくるのでしょうね。
ところで今日は生物の不思議と言うか人類出現の謎について書いてみましょう。地球が誕生したのがおよそ40億年前、それから数億年後には単細胞の生物が誕生したと言われています。この最初の生物はただ分裂して増えていくだけの不老不死の世界でした。もっともちょっとした環境の変化で死んでしまうものだったようです。
それが地球誕生から10億年後(約30億年前)に光合成をして酸素を吐き出す緑色の単細胞生物(シアノバクテリア)が出現したことにより地球は一変します。大量発生によって海の上は一面緑色のじゅうたんが敷かれたようになり、地球上に酸素が充満します。酸素はいろんな物質と反応することから地球の環境は他の惑星とはまったく変わった進化をすることになったようです。
こうして真核細胞生物とミトコンドリアとの共生の時代が20数億年続きます。この時代はまだ不老不死の世界です。それがおよそ6億年前、氷の海の下に突如多細胞生物が出現しました。エディアカラ生物群と呼ばれるこの生物はすぐに滅んでしまうそうですが、その後次々と今日の多種多様な生物の先祖にあたる多細胞生物が出現します。(これをカンブリア爆発と言うそうです)
そして、ここからは地上に生物が出現してきます。まず植物が地上にあがって緑で覆い尽くすと次に節足動物たちが上陸し、ついに2億年前に巨大な恐竜が出現しました。この恐竜たちも約6500万年前、巨大隕石の影響で絶滅してしまいます。その中を生き延びた哺乳類が繁殖して現在に至っている訳です。そして類人の出現が100万年前ぐらいに、人類(ホモサピエンス)に至ってはわずか数万年前に出現しただけのことです。
地球の誕生から10億年は死の世界、その後の24億年は単細胞生物たちによる不老不死の時代、そして6億年前に多細胞生物が出現し「子孫を残して死ぬ」と言う世界ができあがったと言うことでした。そして現在地球上を我が物顔に歩き回っている人類にいたっては高々数万年の歴史しかありません。そして多細胞生物の子孫を残して死ぬ過程がさらに多くの多様性を作り出してきたことは事実だと思います。このことは地球上の進化が加速度的に速くなることを意味しているように自分は思っています。従ってこれから1億年後に起こると思われたことは100万年後に起こったりするように加速されていくように勝手に思います。もっともそれ以上に生物(人類も含めて)の子孫を残して死ぬ周期はずっと短いので証明することはできそうもありません。
こんなことを考えていると僕たちはなんとちっぽけな存在かと気づかれると思います。宇宙と言う時間軸の中で人間の一生なんてほんの瞬間だけ生きているようなものです。蝉が1週間の命とかわいそうに思っていたら人間も宇宙から見れば短命な生物と言うことになります。だから子孫を残していくことは生物にとって一番大切な行為なのかもしれません。
変な話をしてしまいました。言いたかったことは我々多細胞生物は子孫を残して死ぬ運命であり、地球の激変の時まで命をつなぎ続けるのだと言う事。次の地球の激変で何が生き延びるかはまったくわかりませんが想像するだけでSF小説が書けそうですね。
それではまた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます