2月6日(土) 晴
最近自分にはブログで書くこともほとんど無くなって来たような気がする。元々は世の中にブログと言うものがあることを知って情報処理に携わる人間として体験するために始めたものだった。その当時はどうせ書くなら、自分の経験してきたビジネスの話が少しでも人の役に立つかもしれないことをと言う思いで書いていた。しかしそれはすぐに底をつき、当時読み漁っていた四書五経の難解なものを自分の修練として解説しようとしていた。それがいつの間にか自分の趣味の世界の話ばかりになって現在に至ってしまったような気がする。
しかしそれもかなりマンネリである。自分と言う人間はかなり多趣味ではあるのだが結構底が浅いこともよくわかっている。先日先輩たちと飲んで近況を聞いている中で、先輩達はおまえはよくそんなにいろいろなことにスッと入って行けるなと感心されるのだが、僕は僕で先輩達が一つの趣味に没頭して極めていることの方がすごいと思うし羨ましいと思う。結局自分はすべてが中途半端になのかもしれない。したがってどれをとっても多分極めることはできないだろうし、ほんとうに好きな物と言うものはないのかもしれない。まぁそこそこにできるものはたくさんあるけれども多分極めると言う領域に達する前に止めて他の物に手を出し始めるのが本性なのだろう。
そんな訳でブログも少々卒業が近づいているような気がしている。書く時間はできても自分記録のネタさえなくなってきているのだから。もっとも芸能人でもあるまいし、毎日飛び回るようなことがある訳でもないのだからそれが普通と言えば普通なのかもしれない。
2月3日(水) 晴
昨日、早朝に名古屋を出て、田舎の御殿場に行ってきました。町役場に母の関係書類の提出やら田舎の町内会費の支払いを済ませ、先般の雪でつぶれた温室の骨組みを直そうとしましたが無理でした。骨組みの下にもぐって背中で押し上げたのですが途中で腰や背中が痛くなってとりあえず中止。それでも1mぐらいは上げることができたようです。
一泊して今朝は田舎の家の戸締りをし、母の介護施設に寄って行くことに。庭の梅はもう7分咲きです。寒い寒いと思っている内に春はもうすぐそこまで来ているようです。そう言えば今日は節分、明日は立春でもう暦の上では春なんですね。梅も咲く訳です。
今日の母は幾分体調が良かったのか僕の顔も名前もすぐにわかったようで、少し安心しました。前回は僕の名前が出て来なかったようでどうしたものかと思っていましたが、まぁわかったりわからなかったりの繰り返しなのかもしれません。御殿場は2週間ほど前の雪が日陰ではまだ解けていなくて寒い。もう少し暖かくなったら母を車いすに乗せて表に出ようねと言い聞かせて帰って来た。母は僕の手が暖かいと自分の頬に付けて涙ぐまれると何も言えなくなってしまう。自分は18歳で家を出て何一つ親孝行をしていなかった罪滅ぼしを今しているだけなのだで、いつも後ろ髪を引かれる思いで施設から駅までの帰り道を歩く。もっとこうなる前に・・・。
まぁ過去を考えてもどうなる訳ではないし、今できることをコツコツとやって行くだけだ。