続・トコモカリス無法地帯

うんざりするほど長文です。

メタルマックスゼノ攻略 その3 さようならゼノ編

2020-05-30 22:11:02 | METAL MAX Xeno

六本木から南下したクレーター周辺で亀狩り開始しました。渋谷は甲羅ド―ラの砲撃が恐いのでまだ近寄れません。出現したら砲撃モードで火星爆撃隊を撃ちます。高い火力の全体攻撃でスローウォーカーもゴールドトータスもまとめて殲滅できて大戦果。お金と経験値が一気に増えました。しかし火星爆撃隊の弾倉は8発しかなく、8回戦ったら補充に帰還しないとなりません。意外と面倒。火星爆撃隊もう一つ増やそう。


メイン戦車PLTに火星爆撃隊2個積んで16連戦仕様にしてしばらく稼ぎ、レベルも上がったのでそろそろ先に進みます。

甲羅ド―ラを倒してミシュクへ。途中開けるドアを間違えてザッパー・ゲンガーにやられました。この通り道に待ち構えてるボス敵配置が嫌だわ。遠くのエリアで埋蔵強武器捜そうにも、進度調整なのか必須イベントボスが居るのがホント嫌。そういうの他所で普通のRPGにたくさん居るから、窮屈な進行を避け自由度の高さを求めてメタルマックスやってるのに、ここでも窮屈一本道シナリオ強制とかがっかりします。

ミシュクでのイベントもほぼ終えたので次エリアの品川に向かい、ラスボス・カタストロプスを倒して物語は終わりです。それでは行こうかと先に進むと「ここから先はセーブできません」だと。どうもクリア後に発生するサブクエ等も無く、ラスボス倒したら次周回に行くしかないようで、倒してない賞金首はそのまま未討伐でドロップも取れなくなる模様。戻って賞金首データ埋めてこようか。

この時点では母艦サウルスに勝てなかった覚えがあります。対空武装が整っていなかったので空飛ぶグリフトロの影からは逃げ回り、うっかり間合いに入ったアホドナルドには手も足も出ず一方的に叩きのめされて完全敗北。心が折れました。

地表の影を避けていたけど逃げられませんでした。

何度も逃げようとしたけど退却出来ませんでした。


もう無理。この状態でラスボスを倒すのは無理です。決戦用火力がぜんぜん足りていません。Tecレベルも可能な限り上げたけれど、拠点で生産・購入が可能な武器は、2エリア前の頃なら役に立ったかもね程度の貧弱品揃えで実用には弱すぎます。属性武器5門ラッシュしてシールド割るのがやっとの火力です。進行時期に対して武装が弱い。プレイを阻む壁その5。今回ゼノの初周回プレイは阻まれ過ぎです。

たしかこの頃の主力武装はネフテク大砲頼りで、そこに道中移動用・各属性機銃を揃えたバルカンバギー、片方に2人乗りでした。雑魚を蹴散らす汎用性は高いけどボス相手には苦戦します。ダメージ決定力に欠け、敵の体力ゲージを押し切るには明らかに火力不足でした。
今作ゼノでは、まずシールドブレイクしないことには戦闘が長引き、ドロップも渋く戦果が悪いため、事前に属性武器でのラッシュ構成を準備する必要がありました。
しかし、そんなの後から気づいたことで、当時はまだDS版MMシリーズ延長線の感覚で、ラスボス手前なのに強武器が揃わず、従来シリーズならとっくに205ミリキャノンくらい売ってるはずなのに、ゼノはしょっぱい内容だと不満たらたらでした。ボス戦のたびにいちいち属性武器を載せ替えるのが煩わしく、Tecレベル制限で改造すらままならず、今時のゲームで、しかも自由度の高さが評判のメタルマックスシリーズで、こんな下積みプレイやらされるとか、だんだん楽しむ気持ちの余裕が減ってきます。かといって他に街も依頼クエストも無いから、気晴らしに本筋を外れて寄り道サブイベントを楽しむ遊び方もできません。

それに終盤に入ると戦車をいじるたびに、ジンゴロウに怒鳴られるのが地味にストレス。戦車を改造したり製造したり塗装や名前を変えようとすると、何度も何度も「奴をぶっ倒して帰ってこい!」そんなデカイ声でいちいち怒鳴らなくてもいいじゃないのよ。

強武器を入手できない、シナリオも窮屈、敵は強くて手に負えない、悪条件3つ揃ったのでプレイするのを止めました。爺さんもうるさいし。どうもこれは自分が期待していたメタルマックスではないと判断です。
さようならメタルマックスゼノ。今まで楽しくなかったよ。


メタルマックスゼノ攻略 その2 田舎者上京編

2020-05-30 22:07:19 | METAL MAX Xeno

不満要素の根本原因として、今作ゼノでは従来メタルマックスの定番戦略「荒稼ぎした金で強武器を買いさらに荒稼ぎ」が使えません。街が無いので強武器など何処にも売っておらず、稼いだ金の使い道もありません。拠点アイアンベースでは鉄くずを材料に武器製造が可能になりますが、Tecレベルという上限が設けられており、これを上げていくことで順次製造可能な武器種類が増えていきます。
正直このシステムはまずいです。より強い武器を求めて遠くの街へ向かうRPGのモチベーションを完全に殺しています。おかげでプレイ1周目の中だるみがひどいことになり、私は予約購入して発売日から初クリアまでに1年10カ月かかりました。そのうち1年9カ月はやる気無くして放置していた期間です。周回前提ゲームだから1周目でTecレベルは上げきれないし、どうせ強い武器なんて売ってないし取れないし、雑魚武器縛りプレイ強制されるのかったるいからと投げる理由には十分だと思います。

さらに言えば、Tecレベル上げの材料は大抵「リメインズ」という徒歩移動の地下エリアに落ちてますが、ここでの移動が非常に退屈です。プレイを阻む壁その3。

縮尺ミスなのかキャラクターに対して床面積がやたら広く、実際に走っても走っても遅々として先に進みません。内装はどのリメインズでも変わりなく、敵がエンカウントして走行を邪魔する長い廊下以外の意義はなく、進みの遅さと単調さは苦痛なほどです。デスクルスのドラム缶押し並みのストレスを受けるため、侵入時には別の作業を用意し(例えば好きな音楽を聴きながら)ストレス中和しつつ、ながら作業で進めました。そのくらい退屈。いや、もう手慣れたデスクルス攻略なら最短手順で脱出するのに数分で済みます。どちらかと言えばリメインズは金輪際ホテルに近く、あれをもっと移動距離増やして拾うアイテムを減らして目的地を遠ざけた感じです。

それでも1周目の取得アイテムは重要ですから各リメインズに潜り、Tecレベルを上げ少しづつチーム体制も整ってきました。しかし、低レベルヒヨッコハンターと拾ったボロ装備だけではこの先困ります。そろそろ稼ぎを始めたい、シリーズ恒例の亀を狩って経験値を荒稼ぎしたいところです。
しかし現状その亀を倒せる火力がありません。手持ちの大砲もSEもてんで効きやしません。困ったわーと後略サイトで調べるとSEの「火星爆撃隊」が今回とても有効だとか。それはどのモンスターが落とすの?火星クラゲか、どこにいるんだっけ?移動マップの遠い彼方でうろついてる影を見かけた覚えがあります。
探して見つけてドロップするまで戦いました。シールド割って弱点めがけてラッシュして、この時点ではなかなかの強敵ですが、火星爆撃隊を1つ入手。これでスローウォーカー狩りが出来ます。ところで亀ってどこに出現するの?

ここでさらにまた立ち塞がったのが「プレイヤー知識の地方格差」でした。プレイを阻む壁その4。

モンスターデータを見れば出現エリアが分かりますが、その地名と位置が分からない。ベスターポートと直結してる地名はすぐに行けますが、そうではない地名、例えば「代々木」「銀座」「青山」等が何処とどう繋がっているのかさっぱりわかりません。

東京に行った数など片手で足りる北方田舎住人には、さっぱり土地勘が無いので地名だけでは情報不足です。ぶっちゃけ東京など海の向こうの遠い街なので、地理を知っていて当然とばかりに東京都民視点でゲーム作られても困ります。田舎者お断り、都民にあらずば客でなし、道民には草でも食わせておけという地方軽視と、あからさまに都民ファーストな造り。これでMMXenoシリーズ海外向け展開もやるんだってさ。外人にも東京地理は通じると思ってるみたいね。オリンピックやるし、ワールドワイドでグローバルな時代だし。コロナでデストキオになってしまえと思います。

移動中の自由にならない方向転換に振り回されながら、マップを歩き回り少しづつ覚えました。実際の東京はろくに知らないけれどゼノで覚えたので、私にとって渋谷と麻布と東京駅はクレーターの穴です。他は砂漠と荒野です。ずいぶん昔に真・女神転生で東京を歩いた時も瓦礫と荒野と砂漠ばかりだったので、この街はいつも崩壊してる印象しかありません。


メタルマックスゼノ攻略 その1 遅いゲームクリア編

2020-05-30 21:59:59 | METAL MAX Xeno

「METAL MAX Xeno」が発売されたのは2018年4月。限定版を予約して買ったくせに初クリアは2020年2月22日でした。かかった時間は1年と10ヶ月。攻略情報などとうに出回り、発売直後に乱立した攻略wikiの殆どは更新が途絶えて廃墟状態、世間での評価も落ち着いたらしき時期に「Reborn」のタイトルで新シリーズ開始も発表されました。もう皆さん、次の段階に移るようです。

私はいつもどおりメタルマックスゼノをスタート出遅れ周回遅れで遊んでいます。現時点のプレイ時間は90時間程。まだ3周目攻略途中とはいえ短くないですか。
それにはもちろん理由があります。私にとってメタルマックスゼノというゲームは、序盤の掴みも、中盤の引き込みも、終盤の追い込みも、全体的に消化不良が続く取っ付きにくい内容でした。

最初に起きた気分的抵抗は移動時の方向転換でした。プレイを阻む壁その1。
TPS視点で戦車を動かしていると敵とエンカウント、戦闘突入。戦闘前と後では車体向きがズレており、視点景色が変わってしまう迷惑な仕様。これが車体ではなく砲塔の旋回方向(敵の出現方向)に合わせて向きが変わっていた、のを理解出来たのは3周目からでした。そのため初プレイ時では戦闘のたびに方角を見失い常に迷子です。画面下のレーダーは拡大すると表示が見切れ、縮小すると範囲が広すぎ、あまりアテにはなりませんでした。ここをあまり親切快適設計にすると、デストキオ・マップを隅々まで走り廻って新システムを満喫して欲しいという、スタッフの意図が伝わらない故の配慮かもしれませんが、戦闘するたびに強制的に明後日の方を向かされるのはストレスでしかありませんでした。
マップ上に敵が現れ先制砲撃出来るのは新鮮でしたが、序盤の雑魚武器で砲撃モードを仕留め切れるわけもなく、結局は戦闘画面に切り替わり、戦闘後は勝手にずれる向きをマップと照らし合わせ再度直します。これがずっと続くんだ。エンカウント率も割と高めなので、只でさえ迷子放浪気味なのに敵を迂回して方向転換を繰り返すものだから、直進することすら難しく、それでも避けきれない敵と戦闘に入ってしまい、また方角を見失うの繰り返し。トラベルコマンドで即帰還できるのとベスターポートが細かく配置されてるのが救いです。

そうした移動システムにも慣れてきた頃、次に立ちふさがったのが「シールドブレイク」です。今作初登場新システム、属性攻撃当ててシールドを割ると与ダメージが増えてアイテムドロップ率も上がるという、一見便利なようで一手間増えただけのようなシステム。属性は火炎・冷気・電撃・音波・ビームの5つを相手によって使い分けます。さらにシールド属性と弱点属性は別です。まず強固なシールド属性で攻撃し、シールドが割れたら弱点属性に攻撃を切り替えるのが基本。そのため賞金首戦には毎回2属性攻撃用に装備変更しないとなりません。これがうんざりするほどすげー面倒くさかった(後に解消)です。プレイを阻む壁その2。

しかも今作では店売り武器が話にならないほど弱いため、強武器ドロップは必須です。強武器落とすような敵は大抵ボスや賞金首なので、強い武器を得るために強い敵を倒す為に強い武器を得る、早くも手段と目的の無限ループに嵌りました。さらに今作では従来にあった、ヤキトリ砲やスタンプ屋等の「時期尚早にやや強いアイテムを少数調達」できるお助け手段がありません。ここに適時属性を切り替えて撃てるヤキトリ砲があったら、シールドブレイクをばりんばりん割る大活躍だったでしょう。無い物ねだりでは先に進めないので、可能な範囲で工夫します。

・バルカンラッシュ
属性機銃5門揃えて束ね撃ち。しかし元の火力が低いため期待した程の効果は出せませんでした。そもそも1周目序盤の機銃など雑魚掃討でもやや火力不足なため、デカい強い賞金首相手では撃っても撃ってもシールドのゲージがなかなか減らない、なんて事態はざらでした。

・キャノンラッシュ
1周目では属性大砲をラッシュ出来る程の数が揃いません。

・SEラッシュ
属性揃えた特殊兵装を並べて一斉発射、これなら強敵相手でも通用しました。ただし今作のSEはどれも弾倉が少なく大抵8発しかありません。長期戦にはかなり不安が残ります。
初めに構想したのは、5種類各属性SEを1個づつ載せ、スキル電光石火であらゆるシールドブレイク可能な万能援護戦車、でしたが継戦能力的に無理。

・グランドラッシュ
割と早目にチップが入手できるので、とりあえず1台は属性武器まとめ撃ちシールドブレイク専用車が作れます。