続・トコモカリス無法地帯

うんざりするほど長文です。

UNIの定例会にまた参加

2009-08-02 22:05:29 | TRPG
TRPGサークル・UNIの定例会にまた参加してきました。システムはこれで3度目の「アルシャードガイア」さすがに3回もやると自分でも馴れが出てきたと自覚できます。最初の卓紹介で「変態なシナリオ」と聞き、なぜか喜び勇んで参加してしまいました。やっぱ遊ぶからにははっちゃけたいじゃない。
ですが、蓋を開けてみると参加メンバー5人中、変態は1人だけで後の残りはみな変人ばかりでした。女装兄貴、任侠狐、ロッカー魂のダンピール、異世界の騎士、未来からのエージェント。一番の常識人は妹萌えが行き過ぎた変態女装兄貴です。あとのメンバーは人外だったり異界からやってきたりでこの世界の常識を備えていませんでした。私のPCは未来からのエージェント。ハンドアウトから異世界からの騎士をマークすることになりました。この人、本来は単なる戦闘系クラスのキャラのはずで、私の当初の読みでは武闘派な女子高生のはずだったのですが、出てきたのはなぜか中世異世界からの来訪者。鎧兜で武装したまま女子高近辺をうろつく超不審人物です。あまりの周囲との不協和音に見るに見かねたのか普段から素行の悪いロッカーダンピール娘が引っぱりまわし、不審人物同士の相乗効果で目立たなくなりました…のかな?
私のPCは綾波レイそのまんまです。眼帯、包帯、松葉杖に銃を仕込み、最短ルートで事件を解決すべくとんちんかんな言動をするため、周囲にやっぱり変な目で見られます。任侠狐も中身と外面が違いすぎ。みーんな変人ばかり。
シナリオ自体はシンプル(でもラスボスの正体は気付かなかった)でしたが、みんな変人プレイをノリノリで演じていました。
ラスト戦闘のバランスは見事で互いに加護をほぼ全部打ち消しあい、最期はすっぴん状態の殴り合いで勝負を決めました。1人、騎士様が仲間を庇って死んだけど。全力出し切って5人中1人の犠牲ですからなかなかの苦戦具合です。あと1ラウンド手が遅ければこちらはもう1人倒れていたでしょう。もうやれることは全部やりつくした戦闘でした。前回ラスネメ参加で学んだ仲間サポートの方法でダイス目の+1補正も使いきりました。久々にすっきりした戦闘でした。あとラスボスにはパズル的な面白い戦術が仕掛けてあったのですがネタバレになるのでここでは触れません。カバーリングのタイミングを計るのが面白かったとだけ言っておきましょう。

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ラスネメ行って来た

2009-08-02 22:04:18 | TRPG
TRPGサークル、ラストネメシスの定例会に参加しました。実は先週のことだったりします。システムはまたも「アルシャードガイア」。狙って参加してますからこうなります。シナリオ内容は北海道舞台に現実とリンクさせた凝ったもの。封印された暴風神をめぐって謎のカルト集団と戦いました。そのはずでした。なぜか最後はその暴風神そのものを相手にするハメになりましたが。
途中情報収集パートでメンバー全員の前でパソコン調査する場面があり、結果みんなこっちの情報に流れてしまいました。そしてこっちの情報から導き出された解決方法とはPL1を生贄にして再度、暴風神を封印するという作戦。PL1は己の運命を悟ってしまい粛々と受け入れる体勢になってしまいました。普通だったらPC間戦闘してでも生き残ろうとしたりするもんですが、PL1はクラスに「リターナー」を入れていました。つまり正体は未来人、暴風神によって荒廃した未来からやってきていたために、自分の命より未来の世界を優先します。結果、残り少ない命を懸命に楽しもうとする痛々しい姿に他のPCも口を挟めません。なんとなーくPL1生贄祭りムードのままシナリオは進んでいきました。私のPCなど自分の手を汚すこと決定ですからどんよりモードです。しかし終盤NPCの助言により「暴風神そのものを倒してしまう」選択肢が出現し、がぜんPC達の気分が前向きになります。ラスト戦闘前に「加護」もいっぱい残ってたし。かくして暴風神を倒し、PL1が死ぬことも無くシナリオは終了しました。ちなみにラスボスの暴風神は決して悪神ではなく豊穣の神様でもあります。結果的には目先の損害に目を取られて、何千年規模の自然の摂理を捻じ曲げてしまったというオチでした。
だって「あの山を吹き飛ばせば数千年後にはさらに肥沃な大地になるだろう」とか言うんだもん、山1個吹き飛ばす間に一緒に何人の人間が吹き飛ぶものだかわかりません、矮小な人間視点で解決させてもらいました。
今回、勉強になったのはPL1のサポート能力です。回復に加えダイスの振りなおしや、ダイス目の+補正等でPTのピンチを何度も救いました。自分はあわや生贄にされて殺される運命だったというのに。というわけで今回はPL1にシステム的にもシナリオ的にもお世話になりっぱなしのセッションでしたとさ。


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