見て来ました「ウルトラマンゼロ the movie」。
ゼロの活躍は初めて見たのですが喋り方に違和感。ちょっと生意気。先輩上司の前で「俺が行く!」はないだろ。せめて「私が行きます」くらいの敬語は使おうよ、ゼロ君。これまでの私の知ってる昭和のウルトラマンの一人称は「私」だった、今回ゼロが「俺」「親父」などのぞんざいな言葉使いに少し幻滅、レオが荒っぽく鍛えすぎたのか。殺陣はやっぱり今の作品だけあって上々。ゼロは近接で二つのアイスラッガーをナイフのように使い、遠距離では高火力のビーム、その上、グレンファイヤーとの戦いではパイルドライバーを即興アレンジして急降下の威力も足す喧嘩上手なところを披露。いまどきメイン張るならこのくらい強くないとダメなんでしょうが、それでもベリアル軍団には苦戦、つーか負けてた。途中でウルトラアイを落とし、生身で敵に捕まる体たらく。完全に詰み。涙の反射から現れたミラーナイトがいなかったらどうなっていたことか。
予告編ではあまり目立たないミラーナイト、美味しいところ持って行きました。というか大活躍です、ミラーナイト。グレンファイヤーはキャラ付けがはっきりしてて面白いです。髪?をかき上げるたびに炎が燃えるのはカッコイイ。ジャンボットは満を持しての変形。姫をエネルギーにナオ(この名前でもうジャンボーグに乗るのがわかってしまう)がジャンボットとシンクロして戦う。アイゼンボーグかよ。アレも円谷だったよな確か。3体のデザインの差別化は良く出来てて、ミラーナイトはスリムなラインに緑にシルバーというクールなデザイン、ウルトラマンとは違うヒーローなのがよく分かります。グレンファイヤーは反対にマッチョで筋骨隆々、いかにも格闘戦が強そうな姿だと思ってたら「コイツは効くぜ」みたな台詞とともにパイルドライバー。いかす。ジャンボットはグリッドマンをさらにゴツクしたような外見です。円谷が巨大ロボットを作るとこうなるんだな。東映ロボットとはデザインも動きも違います。
この今回ゲストの3人、見せ場で昔のテーマのアレンジBGMがかかる。なつかしい、カッコイイ、燃える、泣ける。そう昔を知ってる私は感無量で、映画館が暗いのをいいことにぼろぼろ泣いてました。ミラーナイトはミラーナイフにシルバークロス、グレンファイヤーはファイヤーダッシュ。懐かしい技のリメイクに感涙。ジャンボットだけ昔と雰囲気違ったけどな。ありゃーなんつーか剣とかバトルアクスとかスパロボ的です。期待してたよりも戦闘描写が緻密でベリアルの最後の必殺攻撃をしのぐためにバリヤー張ったり、仲間が撹乱したり。最後のベリアルの姿はスペースゴジラのパクリ(オマージュ?)でした。それを四人もの特撮ヒーローが協力して立ち向かうんだから、このシチュエーションに燃えない男の子はいないわな。あとバラージの盾とかの設定。異世界の宇宙にも昔ウルトラマンがいて、それはなんと異形のウルトラマン・ノア。ネクサスの世界と昭和から繋がるウルトラマンは別世界だったけどここでリンクしたということでしょうか。
まとめ、今回の映画は仲間との協力の話。ウルトラマンゼロだけでなく、他3人のリメイクヒーローの見せ場も多くておじさん世代も楽しめます。とくに何度も書きますがミラーナイトのかっこよさ、いやかっこ悪い場面もあり、存在感は素晴らしいです。あとグレンファイヤーのパイルドライバーとジャンボットの変形シーン、見所は満載でした。
宮迫さん、悪役の声上手かったなあ。
もっかい見てこようかな。
超ネタバレ。
今回のゼロの最後の必殺攻撃は「弓」でした。私は飛び道具にロマンを感じるタイプなのでこれは嬉しい。しかしこの弓、撃つまでに時間がかかります。パワーのチャージが要るみたい。その間の時間稼ぎを仲間が引き受けるわけです「まずい、先に撃たれる」という場面です。グレンファイヤーとジャンボットは果敢にベリアルに挑む、しかしミラーナイトの姿がありません。時間稼ぎは失敗におわりベリアルの必殺攻撃が放たれた瞬間、ゼロを含む空間が硝子のように粉々に。その破片のなかにちらりと映るミラーナイト。鏡像です。ミラーナイトは鏡を作りゼロの影を映しベリアルを騙し、本物のゼロはベリアルの背後から全力攻撃。上手い。上手いけど汚ねえ。とうとうベリアルは倒されます。いいよねウルトラマンは必殺の攻撃が飛び道具だから。画面を派手な光線のエフェクトで埋めたいというのもあるんだろうけど。
TRPGでは飛び道具は接近戦の補助扱いだからイマイチダメージが伸びない。ウルトラマンRPGなんかあるとスペシウム光線もイマイチ使い勝手が悪く設定されそうです。相手のHPが重傷値に入ってから出ないと効果ないとか。いや、実際に劇中ではそんな描写だけど。ぶーぶーらいだー以降にいくつか遠距離型キャラを使ってみたけどアーチャーもウォーロックもイマイチ、ぱっとしない。やはりぶーぶーらいだーは騎乗しての絶大な移動力と全力攻撃を併用できて、なおかつ武装のための資金が潤沢にあったという、非常に恵まれた環境にいたことがよく分かりました。
ゼロの活躍は初めて見たのですが喋り方に違和感。ちょっと生意気。先輩上司の前で「俺が行く!」はないだろ。せめて「私が行きます」くらいの敬語は使おうよ、ゼロ君。これまでの私の知ってる昭和のウルトラマンの一人称は「私」だった、今回ゼロが「俺」「親父」などのぞんざいな言葉使いに少し幻滅、レオが荒っぽく鍛えすぎたのか。殺陣はやっぱり今の作品だけあって上々。ゼロは近接で二つのアイスラッガーをナイフのように使い、遠距離では高火力のビーム、その上、グレンファイヤーとの戦いではパイルドライバーを即興アレンジして急降下の威力も足す喧嘩上手なところを披露。いまどきメイン張るならこのくらい強くないとダメなんでしょうが、それでもベリアル軍団には苦戦、つーか負けてた。途中でウルトラアイを落とし、生身で敵に捕まる体たらく。完全に詰み。涙の反射から現れたミラーナイトがいなかったらどうなっていたことか。
予告編ではあまり目立たないミラーナイト、美味しいところ持って行きました。というか大活躍です、ミラーナイト。グレンファイヤーはキャラ付けがはっきりしてて面白いです。髪?をかき上げるたびに炎が燃えるのはカッコイイ。ジャンボットは満を持しての変形。姫をエネルギーにナオ(この名前でもうジャンボーグに乗るのがわかってしまう)がジャンボットとシンクロして戦う。アイゼンボーグかよ。アレも円谷だったよな確か。3体のデザインの差別化は良く出来てて、ミラーナイトはスリムなラインに緑にシルバーというクールなデザイン、ウルトラマンとは違うヒーローなのがよく分かります。グレンファイヤーは反対にマッチョで筋骨隆々、いかにも格闘戦が強そうな姿だと思ってたら「コイツは効くぜ」みたな台詞とともにパイルドライバー。いかす。ジャンボットはグリッドマンをさらにゴツクしたような外見です。円谷が巨大ロボットを作るとこうなるんだな。東映ロボットとはデザインも動きも違います。
この今回ゲストの3人、見せ場で昔のテーマのアレンジBGMがかかる。なつかしい、カッコイイ、燃える、泣ける。そう昔を知ってる私は感無量で、映画館が暗いのをいいことにぼろぼろ泣いてました。ミラーナイトはミラーナイフにシルバークロス、グレンファイヤーはファイヤーダッシュ。懐かしい技のリメイクに感涙。ジャンボットだけ昔と雰囲気違ったけどな。ありゃーなんつーか剣とかバトルアクスとかスパロボ的です。期待してたよりも戦闘描写が緻密でベリアルの最後の必殺攻撃をしのぐためにバリヤー張ったり、仲間が撹乱したり。最後のベリアルの姿はスペースゴジラのパクリ(オマージュ?)でした。それを四人もの特撮ヒーローが協力して立ち向かうんだから、このシチュエーションに燃えない男の子はいないわな。あとバラージの盾とかの設定。異世界の宇宙にも昔ウルトラマンがいて、それはなんと異形のウルトラマン・ノア。ネクサスの世界と昭和から繋がるウルトラマンは別世界だったけどここでリンクしたということでしょうか。
まとめ、今回の映画は仲間との協力の話。ウルトラマンゼロだけでなく、他3人のリメイクヒーローの見せ場も多くておじさん世代も楽しめます。とくに何度も書きますがミラーナイトのかっこよさ、いやかっこ悪い場面もあり、存在感は素晴らしいです。あとグレンファイヤーのパイルドライバーとジャンボットの変形シーン、見所は満載でした。
宮迫さん、悪役の声上手かったなあ。
もっかい見てこようかな。
超ネタバレ。
今回のゼロの最後の必殺攻撃は「弓」でした。私は飛び道具にロマンを感じるタイプなのでこれは嬉しい。しかしこの弓、撃つまでに時間がかかります。パワーのチャージが要るみたい。その間の時間稼ぎを仲間が引き受けるわけです「まずい、先に撃たれる」という場面です。グレンファイヤーとジャンボットは果敢にベリアルに挑む、しかしミラーナイトの姿がありません。時間稼ぎは失敗におわりベリアルの必殺攻撃が放たれた瞬間、ゼロを含む空間が硝子のように粉々に。その破片のなかにちらりと映るミラーナイト。鏡像です。ミラーナイトは鏡を作りゼロの影を映しベリアルを騙し、本物のゼロはベリアルの背後から全力攻撃。上手い。上手いけど汚ねえ。とうとうベリアルは倒されます。いいよねウルトラマンは必殺の攻撃が飛び道具だから。画面を派手な光線のエフェクトで埋めたいというのもあるんだろうけど。
TRPGでは飛び道具は接近戦の補助扱いだからイマイチダメージが伸びない。ウルトラマンRPGなんかあるとスペシウム光線もイマイチ使い勝手が悪く設定されそうです。相手のHPが重傷値に入ってから出ないと効果ないとか。いや、実際に劇中ではそんな描写だけど。ぶーぶーらいだー以降にいくつか遠距離型キャラを使ってみたけどアーチャーもウォーロックもイマイチ、ぱっとしない。やはりぶーぶーらいだーは騎乗しての絶大な移動力と全力攻撃を併用できて、なおかつ武装のための資金が潤沢にあったという、非常に恵まれた環境にいたことがよく分かりました。