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マーケティング研究 他社事例 534 「スマイルカーブ理論で勝つ②」 ~日本の取るべき道は・・・?~

2020-04-10 09:24:32 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 534 「スマイルカーブ理論で勝つ②」 ~日本の取るべき道は・・・?~


一方、日本は「頭脳資本主義」の流れに乗り遅れています。

世界の産業の歴史を振り返ると、第一次産業革命では蒸気機関を発明したイギリスが覇権国家となり、第二次では、内燃機関や電気モーター大量生産体制を築いたアメリカが、第三次でも、コンピューターやインターネットで先陣を切ったアメリカが覇権を握るなど、時代時代でいち早く鍵となる技術を取り入れた国が力を付けて来ました。

しかし、日本は第三次産業革命に乗り遅れました。

インターネット元年といわれた1995年頃、日本はバブルが崩壊した後で、デフレマインドが浸透し、企業は守りに入ってしまったのでした。

こうした事もあり、世界の天才を青田買いする中国に対し、日本では頭脳の流出が続いています。

ハイレベルなAI人材の数でみると、カナダのAIスタートアップ「エレメントAI」が2018年に発表した論文から著者数などを調査したところによると、AIのトップ級人材はアメリカが1万295人と世界トップで次いで中国が2525人、その後にイギリス1475人、ドイツ935人、カナダ815人が続き、日本は805人で6位となっています。

年功序列など特殊な雇用慣行がある日本企業は、優秀な人材に高額な報酬を与える事もしずらいという現状があります。

では、具体的にデフレマインドの脱却はどうすればいいのでしょうか?

まず企業が守りの姿勢から抜け出すためにデフレマインドの脱却に向け、ベーシックインカムを導入し国民に毎月数万円を給付し、そうして10年くらい緩やかなインフレが続くようにします。

そうすれば企業のマインドも変わり、AINおように将来発展する分野に積極的に投資するようになります。

結果、ソフトバンクグループの孫会長兼社長のようなビジョンを語れる経営トップも何十人と出て来る土壌が生まれるはずです。

日本の最後の強みである自動車産業は、EV(電気自動車)の普及によって誰でも出来てしまうビジネスになる可能性があります。

自動車1台当たり、ガソリン車では10万点といわれている部品数がEVになると1万点まで減少し、組み立てが簡単になるからです。

スマイルカーブ理論に照らすと、組み立ては付加価値の低い分野になり、現在のように大きな利益を生み出しにくくなる恐れがあります。

AIやビッグデータ、IOTが鍵となる技術といわれ、2030年以降の到来が予想されている第四次産業革命はアメリカや中国、ドイツが覇権を握ろうと技術習得を競っています。

ここに日本が入り込めるかどうかがポイントです。

私たちを無意識のうちにむしばむデフレマインドから抜け出し、企業がチャレンジ精神を取り戻すことが大切です。

いよいよ、頭脳を制するものが世界を制する時代がやってきますね。


経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、風土改革を軸にした「私の職場研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。ITソフトメーカー、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





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