石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

苗床踏みの様子

2019年03月25日 | 畑から
毎年、夏野菜の苗を作るために、裏山の落ち葉を掃き集めて「踏み床温床」という自然のエネルギーを利用して苗作りをします。タケノコの生えはじめる時期でもあり、落ち葉を掃いて発見・収穫しやすい状態にもなります。
落ち葉を枠の中に入れひたすら踏んでから米ぬかを入れる…これを繰り返し5層。お手伝いの方も毎年の経験者で慣れたもので、午前中に苗床完成!本日の歩数計13,796歩。沢山踏みましたから(笑)

苗床の地温が35度以上になった頃、キュウリやトマト・スイカ・かぼちゃなどをポットに種まきして育苗します。芽が出てからが毎日朝・昼・夕とお世話の日々です。温度が上がり過ぎていないか?乾きすぎていないか?水やりタイミングかな?外気が寒いかな?病気は出ていないか?虫は発生していないか?・・・以前野菜作りは子育て以上に大変かもって言葉を聞きましたが、まさにです。「おおっ、芽が出た!」「双葉になった!」と成長を見るのが楽しみな時期でもあります。

落ち葉掃きをしたおかげで、本日は今年1号目の竹の子発見!GWにたけのこ堀りイベントもお知らせできたらと思っています。

あと、ブログ開始から4002日が過ぎました。約11年、年間通しての作業や活動が同じなだけに、あまり変わり映えしていないだろうなーと。でも、農業体験農園の開園・資料室と体験広場の新設・日本ミツバチ・父の他界・・・変化もあった11年です。この近代化しない農法を行う農業スタイルは変えるつもりはありませんし、東京の農地が減少する中でも田んぼと雑木林のある小さな農家として存続出来れば。
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