(T.Sさんの活動報告記事です)
『田んぼの自然観察』
わ、カエル。
トンボつかまえた。なんていう名前?
おんぶバッタがいたよ。
星野さん(都会の田舎おすそ分け・米作り講座校長)の指導で行われた田んぼの観察コースでは、子どもたちの歓声や、質問の声があちこちからわき上がった。田んぼの水をすくい取って水中の小さな昆虫を観察する場面では、図鑑や写真つきの資料とにらめっこして「チビゲンゴロウだ」「アメンボの類かな」などと親子で真剣に調べる姿も見られた。「虫には害虫、益虫、どちらでもない虫がいる。どちらでもないものが重要な役割を果たすこともある」との星野さんの解説にウンウンうなずく人も。子どもたちが捕まえた虫は観察の後また元のすみかに戻された。
6月7日の第1回米作り講座で田植えをした稲はおよそ90センチに育ち、大半が花をつけて夏の日をいっぱい受けて、風にそよいでいた。「農薬はいっさい使わず水の管理に注意してきた。これからはスズメが食べにくるので月末には網を張ります」(石坂一雄さんの話)。田の水の温度は水の取り入れ口付近で23度、端の方で28度と温度差があり、水の温度が高いほうが稲の生育が良く、花を付ける時期にも差が出るという。
子どもも大人も、遠くから眺めているだけでは分からない田んぼの自然、仕組み、生き物達の姿を、プロの説明を聞きながら楽しんでいた。
『田んぼの自然観察』
わ、カエル。
トンボつかまえた。なんていう名前?
おんぶバッタがいたよ。
星野さん(都会の田舎おすそ分け・米作り講座校長)の指導で行われた田んぼの観察コースでは、子どもたちの歓声や、質問の声があちこちからわき上がった。田んぼの水をすくい取って水中の小さな昆虫を観察する場面では、図鑑や写真つきの資料とにらめっこして「チビゲンゴロウだ」「アメンボの類かな」などと親子で真剣に調べる姿も見られた。「虫には害虫、益虫、どちらでもない虫がいる。どちらでもないものが重要な役割を果たすこともある」との星野さんの解説にウンウンうなずく人も。子どもたちが捕まえた虫は観察の後また元のすみかに戻された。
6月7日の第1回米作り講座で田植えをした稲はおよそ90センチに育ち、大半が花をつけて夏の日をいっぱい受けて、風にそよいでいた。「農薬はいっさい使わず水の管理に注意してきた。これからはスズメが食べにくるので月末には網を張ります」(石坂一雄さんの話)。田の水の温度は水の取り入れ口付近で23度、端の方で28度と温度差があり、水の温度が高いほうが稲の生育が良く、花を付ける時期にも差が出るという。
子どもも大人も、遠くから眺めているだけでは分からない田んぼの自然、仕組み、生き物達の姿を、プロの説明を聞きながら楽しんでいた。