いささか食べ過ぎ感の拭えない引き分け。負けないことは力の証明ではなく、勝てないことは弱さの証明になります。第15節までで10引分。もう引き分けはいらないと臨んだ第16節の平日ナイトゲームでした。
19時キックオフのナイトゲームですから、宿泊地を長崎市内と決め、早めにホテルにチェックイン。試合開始2時間前到着を目指して長崎から諫早へ移動しました。
4年ぶりにやってきたトラスタです。陸上競技場ですが、Cスタより新しいので綺麗な上に設備も充実しており、割と好きな試合会場の一つです。
ジャパネットとしては専スタ構想にこだわり続けてきて、来秋に新スタジアムの杮落としを迎えるそうです。それぞれのクラブの事情がありますから軽々には言えませんが、これだけの施設があるのに勿体ないという気はします。
諫早というのも地元にとっては難点の一つなのでしょうが、アウェーの参戦にとっては長崎より諫早の方が便利なので難しい問題ですね。
まあ、西九州新幹線が全線開通するかどうかは分かりませんが、それを見越しての長崎移転ならありかなとは思います。
では、この試合の結果とスタッツです。
⚽数字の上では互角に見えますが、特に後半はファジに得点の匂いはしませんでした。長崎の強力外国人選手たちも若くはないのでそうそう結果は残せないでしょうが、ファジに関しては、それ以上に攻撃面の課題が散見された試合です。連戦なのに選手の入替もままならない選手層の薄さが、ここに来て佐野と坂本の代表招集に加えて故障者の増加で一層鮮明化して来ました。こういう時期は遠目からシュートを売ったり、セットプレーに特化した攻撃を組み立てたり、色々工夫が必要ですね。昨季のデュークのようにポストプレーを期待できる選手がいないこともあって、シュートを良い体勢では打たせてもらえないこともありますから、どうやって点を取るかという試行錯誤を繰り返して1点ずつ積み重ねたいところです。
第16節終了時点での順位です。
前節と変わらず10位のままですが、このままではいけません。勝たない限りは上がれない。昇格を目指すなら意地でも勝ち続ける必要があります。
前半戦の残り試合は5つ。全部勝ったとして勝点は「38」までしか伸びませんが、何が何でも昇格するのだという意気を感じさせてほしい。根性論は今時否定的に扱われるのでしょうが、気持ちがこもっていないと勝てる試合も勝てません。
勝ちに転ずるファジをここから全国に披露しましょう。
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