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ガースー孤立で官邸機能不全 事実上の「二階『傀儡』政権」に

2021年09月08日 07時07分36秒 | 政治のこと
ガースー孤立で官邸機能不全 事実上の「二階『傀儡』政権」に〈週刊朝日〉

今、日本で最も“緊急事態”に陥っているのは首相官邸ではないか。官邸関係者は言う。 

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【写真を見る】いつも影がちらつくのはこの人…
「菅義偉首相の周囲にいる官僚はイエスマンばかり。問題点を進言しても菅首相の耳には入らない。官僚たちも嫌気がさしていて、『菅離れ』は政権末期のような状況です」 

 1月13日の新型コロナウイルス感染症対策本部で緊急事態宣言を再発出した際には、「福岡県」を「静岡県」と読み間違える失態を犯した。同日夜の記者会見では質問と回答がかみ合わず、「官邸はどうなっているんだ」(自民党幹部)と怒りの声も。

  特に与党議員が反発したのが、国外からの往来規制についてだ。菅首相は当初、緊急事態宣言が出てもビジネス人材の入国は受け入れる考えだった。自民党議員は憤る。 

「新型コロナの変異種が警戒されているのに、こんな対策はありえない。党の外交部会でも『水際対策をやっているのに、これでは水浸しになる』と批判が噴出した」  

結果として、菅首相は海外からの往来停止を表明。だが、外国人の入国受け入れにこだわった理由は説明がないままだ。そこにはある事情があったという。自民党関係者はこう解説する。

 「外国人労働者の受け入れは、菅首相が官房長官時代に手がけた政策。それに中国やベトナムと関係が深い二階俊博幹事長も関与した。菅首相は、二階幹事長に配慮して往来停止を言えなかったのでは」  

内閣官房関係者が話す。 「すべての政策でお伺いを立てるというわけではないようだけど、『二階さんの傀儡(かいらい)』という見方をする人だっていますよ」 

 二階派の意向が強く出た場面は他にもある。

  昨年12月21日の国家戦略特区諮問会議では、企業による農地取得の自由化が議論された。現在、企業による農地の取得は国家戦略特区として兵庫県養父市でのみ認められている。会議では、民間の有識者議員である竹中平蔵氏らが特区の全国展開を主張。結論は、竹中氏と親しい菅首相の「預かり」となって終わった。

これに怒りをあらわにしたのが二階氏に近い自民党議員だ。 「多くの企業はリース形式が良いと言っているのに、なぜ、竹中氏らの意見で農地取得を検討するのか。党として絶対に認めさせない」

  政権を支えるはずの議員から予想以上の反発を受けた菅首相は、特区の全国展開をあっさりと断念。現在は、養父市の取り組みを一定期間延長する方向で決定した。前出の自民党幹部は「官邸内の議論が詰め切れていない。これでは通常国会を乗り切れないよ」と嘆く。 

 官邸で孤立し、判断ミスを重ねる菅首相。前出の内閣官房関係者がこう話す。 「菅首相は、やることすべてが裏目に出て、今は自信をなくしている感じ。党の後ろ盾がないと厳しいことも痛感している」 

 一方、菅首相に直言できる数少ない人物である二階氏の影響力は、党内で高まるばかりだ。しかし、その二階氏、「菅首相がダメなら、別の政治家を首相に担ぐのでは」(前出の自民党関係者)との臆測も出ている。二階派の国会議員も「いいタマ(次の首相候補)がいないなら、小池百合子東京都知事でもいい。小池氏が乗ったら政局は面白くなる」と話す。前出の官邸関係者は言う。

 「これ以上の支持率下落は致命的。それで焦って対策を打つからミスが生まれる。新型コロナ対策が政局に翻弄(ほんろう)されている」  官邸が正常化する日は来るのか。(本誌・西岡千史/今西憲之)




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眞子さま慄く! 沈黙の美智子さまが〝動かない〟小室圭さんに「ケジメをつけて」最終勧告へ

2021年09月08日 06時01分15秒 | 皇室のこと
2021

1月15日に予定されていた新年行事『歌会始の儀』は、新型コロナの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令された影響で延期となりました。 【写真】眞子さま、ICU“卒アル”でハグ以上の抱擁を  宮内庁としては、新年行事という性格上、3月中までには開催したいと考えています」(皇室担当記者) 



 皇室の方々がしたためられた和歌の公表も先延ばしになったが、眞子さまの和歌には今回も注目が集まっていた。 「昨年の眞子さまは《望月に月の兎が棲まふかと 思ふ心を持ちつぎゆかな》という和歌を詠まれました。  31文字の中で2回使われた“月”という言葉に対して“小室圭さんを意識された歌では”と話題を呼んだのです。 

 というのも'17年9月に行われたおふたりの婚約内定会見で、小室さんは“夜空の月を見つけたとき、うれしくて思わず眞子さまに電話をした”というエピソードを披露していたからです」(同・前)

  皇室関係者からは「再び小室さんを彷彿とさせる歌を詠まれるのでは」という声が上がっていたのだ。  おふたりの結婚は既定路線だといわれるが、変わらず“障壁”も存在する。


眞子さま、今秋結婚予定なら3~4月に事態が動くか

 昨年12月の宮内庁の定例会見で、トップである西村泰彦長官が、小室家が抱えている金銭トラブルについて「説明責任を果たすべき方が、果たしていくことが極めて重要」だと発言し、小室さん側に“最後通牒”を出した形に。

 「小室さんが受験する弁護士試験の合否が出る今秋に結婚予定であれば、3月までの『歌会始』が終了した直後、小室さん側が会見でトラブルに関する説明を行う可能性が高い。 

 なぜなら、仮に11月に結婚される場合、一般の結納にあたる『納采の儀』などの結婚関連の行事を行うことを考えると、日程的に4月ごろには宮内庁がそれらの予定を発表しなければ間に合わないからです」(宮内庁関係者)


 実際、小室さん側は“何らかの対応”を考えているよう。 「小室さん親子の代理人を務める上芝直史弁護士は12月上旬、宮内庁で西村長官と面会しました。その後、報道各社向けに、金銭トラブルについての説明機会を設けることの検討を始めたそうです。 

 いろいろな事情を考えると、緊急事態宣言が解除され、『歌会始』で皇室の新年行事が一段落する4月ごろが、小室さん側が動くのに適切な時期なのでは」(同・前)  

会見が行われた場合、NY州にいる小室さんも対応することが望ましいが……。 

「秋篠宮ご夫妻や国民に対して誠意を見せるという意味でも、小室さん本人が矢面に立ち、時間や質問数も無制限で行う形が好ましいですが、現状その予定はないようです。

  弁護士試験が今夏に控えていますし、何よりも、秋篠宮さまが何度も“相応の対応”を求められているのにもかかわらず、文書を1度公表しただけの小室さんが動くとは思えない。今後の対応も引き続き、弁護士に任せきりになるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)


眞子さまのご結婚問題は小室さんだけではなく、秋篠宮家への批判につながり、皇室全体にも及びつつある。 

 初孫である眞子さまを可愛がられていた上皇后さまも、さぞ心配されているだろう。 「美智子さまは現状、結婚問題は秋篠宮家にすべて任せて静観されています。 

 ただ、眞子さまの置かれた状況や、ご健康について、とても気にされている。  美智子さまは以前、秋篠宮家のお子様方では中学2年生の眞子さまだけを、満州からの引き揚げ者が開墾した栃木県那須町の『千振開拓地』に連れて行かれ、初期に入植した戦争体験者と交流させたのです。

  お誕生日の会見でも、このエピソードを披露されており、いかに可愛がられていたかがわかります」(上皇職関係者)


やはり存在感の大きい上皇后美智子さま、現在は……

 美智子さまは現在、東京都港区にある『仙洞仮御所』で、上皇さまと過ごされている。 「毎日、朝食前と夕方の2回、敷地内を30分ほど散歩されるのが日課。また、各界の方からの本や作品にも目を通されています。先日は、昭和時代から交流があり、『薬師寺』や『法隆寺』の宮大工であった西岡常一さんが手がけた伝統建築が『国連教育科学文化機関(ユネスコ)』の無形文化遺産になったことを大変喜ばれていました」(同・前)

  上皇さまの“ライフワーク”も佳境に差しかかっていると、この関係者が続ける。 「皇太子時代からハゼの研究を続けている上皇さまですが退位後は多いときで週に2~3回も皇居内の『生物学研究所』に通われていました。

  現在、取り組まれている研究で南日本に生息する『オキナワハゼ属』の“新種”を見つけられたそうで、関連する論文が完成間近なんだとか」

 この研究論文が一段落すると、美智子さまに心の余裕が生まれるという。 「上皇后さまが過ごす時間の多くは、ご高齢の上皇さまに不自由がないようにお支えすることに費やされ、“それが自分の役目”だと常々お考えです。それだけに、上皇さまが注力する研究が落ち着けば、上皇后さまの肩の荷も下りることでしょう」(同・前) 

 そういった事情から前出の宮内庁関係者は「今後、眞子さまのご結婚問題に関わってくる可能性がある」と話す。 

「'17年5月に眞子さまとの婚約内定報道があった翌日、勤務先で急きょ囲み会見を行った小室さんは、その日の朝の眞子さまとの電話内容を笑顔で明かしたのです。しかし“皇族との会話を簡単に報道陣に話すのは好ましくない”と、美智子さまは心配を募らせていたといいます」


今まで「意見」されることのなかった美智子さまだが……

 美智子さまの不安は的中し、'17年末に『週刊女性』が小室家の金銭トラブルをスクープ。直後から秋篠宮ご夫妻や眞子さまと何度も対面されている。 「婚約延期が発表されるまでの約1か月間で、美智子さまは、秋篠宮ご夫妻と眞子さまと合わせて、極秘に5回以上お会いされています。 

 紀子さまと眞子さまだけで皇居に参内されたこともありましたが、これは異例のこと。 

 美智子さまは状況を重く見ていたようですが、意見をされることはなかったそうです」(秋篠宮家関係者)

  婚約延期から約3年が経過したにもかかわらず、小室さんが誠意ある対応をとらない状況に、秋篠宮家にアドバイスをしてこなかった美智子さまは忸怩たるお気持ちを抱かれているようで……。 

「小室さん問題は『平成』時代に上皇さまと築かれてきた皇室の尊厳を崩しかねません。 

 今夏に弁護士試験を終えた小室さんが帰国するのであれば、その前に国民からの理解を得るための行動をとるべきですし、美智子さまは“ケジメをつけてほしい”と、お感じになっているそうです。

  結婚問題の節目となる今年、近いうちに秋篠宮さまや眞子さまを通じて、小室さんに今後の行動を“指南”される可能性は十分あると思います」(同・前) 

 愛する初孫のため、美智子さまからの“最終勧告”が飛び出す日が近づいている



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女性、父親が発熱し保健所に相談「コロナの事ばかり考えているとおかしくなっちゃいますよ」→父コロナでした、そして死去

2021年09月08日 03時15分20秒 | 医療のこと
女性、父親が発熱し保健所に相談「コロナの事ばかり考えているとおかしくなっちゃいますよ」→父コロナでした、そして死去


いけさん ィェィ?太郎 @is_ikesan 23:38 - 2020年4月12日
父親の容体急変→医師、レントゲンと血液検査から「コロナじゃありませんね」→保健所に連絡するも「コロナの事ばかり考えているとおかしくなっちゃいますよ」→別の病院でコロナ発覚→近所・職場に知られる→職場「風評被害が出ている」→父退職→父死亡

えぐい話だ…
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安倍政権へのうんざり感」だけが敵?>>二階幹事長・竹中平蔵氏を味方につけた菅官房長官が首相の座を射止める可能性

2021年09月08日 01時00分11秒 | 政治のこと

安倍政権へのうんざり感」だけが敵? 二階幹事長・竹中平蔵氏を味方につけた菅官房長官が首相の座を射止める可能性(伊藤智永)


ポスト安倍」に菅義偉官房長官が再浮上してきた──。盛んに飛び交う観測の虚実を吟味する。自民党の岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長に続く「第3の候補」とも、勢いでは2人をしのぐ「陰の本命」とも言われるが、本当のところはどうなのか。 


「再浮上」とは、昨年春に「令和おじさん」ともてはやされた後、秋の内閣改造から鳴かず飛ばずだったのが、新型コロナウイルス対策で「冷房と暖房を同時にかける」政府方針の陣頭指揮を執るようになった見え隠れを言う。 


 安倍晋三首相が体力・気力・内閣支持率のいずれも減退している時、「内閣の番頭」が目立つのは当然という見方は表面的すぎる。首相が沈みだしたら代わりに官房長官が前面に出てくる現象は、実は歴代政権で例がない。あったら相当に不穏である。しかも菅氏の場合、安倍首相も了解の上でそうしている。世論の過半数が反対する「Go Toキャンペーン」強行も、早期衆院解散否定も、菅氏の独断専行ならともかく、安倍首相が明らかに追認、黙認している。それが何を意味するか。  


時の首相より官房長官の実力が目立つことはまれにあり、「剛腕」と呼ばれた。橋本龍太郎内閣の梶山静六氏、小渕恵三内閣の野中広務氏が典型だ。中曽根康弘内閣の後藤田正晴氏、小泉純一郎内閣の福田康夫氏は、首相の方が目立っていたからちょっと違う。  官房長官が首相になるのは意外に難しい。後藤田、梶山、野中3氏は退任後の政局で首相候補に擬せられたが、梶山氏が自民党総裁選に挑んで敗れ、野中氏は野心はあったが派閥事情で抑えられた。後藤田氏は「政界ご意見番」に徹して晩年の名声を保った。  


◇官房長官出身は3人  

平成以降、官房長官から首相になった例は3人しかない。竹下登内閣の小渕恵三氏、小泉内閣の安倍晋三氏と福田氏。ただし、3人とも派閥領袖の後継者か血筋正しい「プリンス」である。「血統書」なしに実力だけで成り上がった例はない。小渕氏は竹下元首相の「指名」、安倍氏は事実上、小泉前首相からの「禅譲」だった。そもそも後藤田、梶山、野中3氏は党内ににらみは利いても自前の政治勢力を持っていなかった。


こうした経験則に従えば、菅氏がいま目立つからと言って首相候補とみなすのは早合点になる。だが、菅氏が異質なのは8年近い在任中、無派閥を中心に「隠れ菅系議員」をきめ細かく囲いこんできた周到さだ。総勢約50人いるとされ、盟友関係にあって独自の総裁候補を持たない二階俊博幹事長の派閥と合わせれば、総裁選に挑むには十分な勢力になり得る。  

福田氏は、森喜朗内閣から居残りで小泉内閣まで官房長官を足かけ3年半務め、事実上「陰の外相」を兼ねるなど実力を発揮したが、年金未納問題であっさり辞めた後は小泉政権と距離を置いた。この身の処し方が後に生きる。2007年9月、第1次安倍内閣が「小泉改革直系」の呪縛で自滅した時、自民党内に緊急避難で圧倒的な福田待望論が起きたのは、政権運営の実力は実証済みながら、「小泉カラー」に染まらないイメージが好都合だったからだ。福田氏は総裁選で、安倍政権の麻生太郎自民党幹事長との一騎打ちを制した。ちなみに菅氏はこの時、麻生氏の推薦人に名を連ねている。 

 因果は巡り、菅氏はいまや、おそらく今後も破られることのないだろう官房長官在任期間史上最長記録を更新中の実力者だ。麻生副総理兼財務相とは安倍首相との距離感や政局観でしばしば対立を繰り返す緊張関係にあり、コロナ対策では事実上の「臨時首相代行」格に収まっている。では、仮に安倍首相がコロナ感染爆発か、東京五輪中止か、体調不良か、何らかの事情で来年9月の自民党総裁任期前に辞める事態になった場合、緊急避難で名実とも「菅政権」に切り替わる可能性はあるのか。 


 ◇「発展的継承」  安倍政権へのうんざり感は、世論だけでなく政官界に広がっている。「菅後継首相」の最大の難点は、菅氏が8年近く政権中枢で支えた「安倍カラー」そのものにある。菅氏周辺は一時「福田方式」の可能性を思い描いたが、コロナ対策から逃げ出すわけにはいかず、むしろ政権の前面に押し出るしかないと腹をくくった。コロナ危機で座礁したアベノミクスを、V字回復は無理でも、新たな軌道に乗せて成長戦略に回帰させる「コロナ時代における安倍政治の発展的継承」を掲げる戦術である。




岸田、石破両氏は「ポスト安倍」の1、2を争う有力候補とされながら、コロナ時代の政権として何をしたいのかはっきりしない。菅氏は二階氏と9月に派閥横断の「地方創生・未来都市推進議員連盟」を作る。人工知能(AI)やビッグデータを活用する「スーパーシティ構想」の改正国家戦略特区法(5月に成立)を使った産業国際競争力強化政策の推進母体というふれこみだ。菅氏のブレーンである竹中平蔵氏の影が色濃く、世論に懐疑論も根強いが、ともあれ菅氏が本気なのは分かる。  

政局のキーマン・二階氏が、候補全員に保険を掛けて勝ち馬に乗るのはいつもの手だが、会食したり、講師を務めたり、会合で持ち上げるだけでなく、一緒に議連まで作るのは菅氏だけである。

 (伊藤智永・毎日新聞専門記者) (本誌初出 ポスト安倍「菅氏本命」の虚実 二階氏との連携に透ける“本気度”=伊藤智永 20200901)



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鼻出しマスク受験「眼鏡が曇るから」 釈放男性、トイレにこもった訳は

2021年09月08日 00時30分55秒 | 受験のこと

16日に行われた「大学入学共通テスト」で、マスクから鼻が出た状態で試験を受けて失格となり、東京都江東区の試験会場のトイレに閉じこもったとして警視庁深川署に不退去容疑で逮捕された受験生の男性(49)が19日夜、釈放された。男性は釈放直後、歩きながら約10分間にわたって毎日新聞の取材に応じた。主な一問一答は次の通り。

1/24/2021

【最上和喜】 【正しいマスクのつけ方、ご存じですか?】 

 ◇問題文が読めないと問題も解けない  --少し話を聞かせてほしい。 

◆(マスクはしていない姿で)えっ、そんなニュースになっているんですか。ちょっと(スマートフォンのニュース画面を)見せてもらえますか。  --試験中はずっとマスクから鼻が出た状態だったのか。 

◆そうですね。  --なぜ鼻を出していたのか。

 ◆眼鏡をかける人なら分かると思いますが、鼻まで覆うと眼鏡が曇ってしまう。そうなると問題文が読めない。問題文が読めないと問題も解けないから……。  --仕方なく鼻を出していたということか。 

◆そうです。  --テストはどこまで受けることができたのか。

 ◆国語までは全部解けた。結構早い段階から注意され、(国語の後の)英語の時にリーディングは途中までできたが、試験監督者の人が来て、(実施主体の大学入試)センターに問い合わせて問題があると(言われた)。他の受験生が出て行って、教室に自分一人が残るような形になって、リスニングは全く受けられなかった。  --マスクで鼻まで覆おうとは考えなかったのか。

 ◆やってみたが、結局眼鏡が曇るので、問題文が読めなくなり、仕方なかった。たかがそんなことで失格になるとは思わなかった。  

◇何で失格になってしまうのか  --その後、トイレに閉じこもったのか。

 ◆追い出されて怖くなり、逃げるような感じだった。そうしたら警察の人が来て、出て来いと。体調は万全で、せきやくしゃみをするようなことはなくて、飛沫(ひまつ)も鼻から出ることはない。飛沫は口からも出る。席も一番前だったので、誰かに迷惑をかけたわけでもなく、何で失格になってしまうのか分からない。  --共通テストはなぜ受験したのか。

 ◆冷やかしではなくて、きちんと受けようと思って……。  

――職業は。 ◆プライベートな質問はちょっと答えたくありません。


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