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死んだペットをクローン再生 DNA99・9%引き継ぐ犬1匹700万円 中国企業に依頼殺到

2023年12月21日 23時03分57秒 | 生き物のこと

死んだペットをクローン再生 DNA99・9%引き継ぐ犬1匹700万円 中国企業に依頼殺到



[2023年12月17日23時28分]


林雷さんの母親に抱かれるクローン猫の小黄=11月、北京(共同)


「あの子にもう1度会いたい」-。ペットブームに沸く中国でペットを亡くした飼い主のためにクローンをつくるビジネスが広がる。北京のベンチャー企業は約500匹の犬猫をクローンで再生させた。1匹数百万円と高額にもかかわらず依頼が殺到。クローンペットに規制はなく生命倫理を巡る議論も呼んでいる。


白いしなやかな身体に茶色いしっぽ。医療系基金に携わる林雷さん(38)の北京市郊外にある自宅を訪れると、来客に驚いた雌猫の小黄(シャオホワン)が勢いよく階段を駆け上がった。林さんは「初代小黄と配色も寝そべる姿もそっくり」と目を細める。


娘のような存在だった保護猫の小黄が食中毒のような症状で死んだのは2019年12月。衰弱していく愛猫を見ながらクローンペットを思いつき、死後すぐにベンチャー企業「北京希諾谷生物科技(シノジーン)」に連絡。20年11月にクローンの小黄が生まれた。


クローンをつくるにはペットの皮膚などから採取した体細胞を、核を取り除いた未受精卵に融合させ、代理母の子宮に入れて妊娠、出産させる。


「遺伝子は元のペットと99・9%以上同じ。育つ環境が一緒なら性格も似るし、健康面も問題ない」。シノジーンの米継東会長(45)は話す。


同社は12年に創業。17年に最初のクローン犬を誕生させ、18年から一般向けにクローンビジネスを始めた。価格は犬が5万ドル(約700万円)、猫は4万ドルからで顧客の8割は中国人。日本からの依頼も約10件あった。


警察犬や野生動物にも手を広げ犬を代理母として希少なホッキョクオオカミのクローンを誕生させた。「種の保存にも有効」と強調しパンダのクローンにも前向きだ。


中国ではクローン人間は禁じられているが、動物のクローンに明確な規制はない。流産や死産の割合が高いとされ、成功率は「30%程度」(米会長)。クローン1匹をつくるのに平均3匹の代理母のほか、卵子を提供する雌も必要で「動物虐待だ」とインターネット上で非難が上がる。


「ただ戻ってほしいだけ。人と同じ倫理基準をペットに求めるべきでない」。クローン誕生を待つ上海市の王一兵さん(55)は愛犬の写真をなでながら涙ぐんだ。(共同)




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糖尿病の指標「HbA1c 6%遵守」は犠牲者を生むだけ…医師・和田秀樹が警鐘を鳴らす"健康診断・標準値の大ウソ"

2023年12月21日 19時03分59秒 | 医療のこと

糖尿病の指標「HbA1c 6%遵守」は犠牲者を生むだけ…医師・和田秀樹が警鐘を鳴らす"健康診断・標準値の大ウソ" (msn.com)

© PRESIDENT Online

健康診断の数値とはどう向き合うべきか。医師の和田秀樹さんは「糖尿病の状態を示すHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の基準値は長年6パーセントとされてきたが、2008年の大規模調査では7~7.9パーセントくらいに保ったほうがはるかに死亡率が低いという報告があった。ところが、糖尿病学会はこの5年後の2013年に初めて条件付きで新基準を採用した。日本はエビデンスより偉い医者たちの意見のほうが勝ってしまう恐ろしい国だから、ストレスになる健康診断は受けなくていい」という――。
※本稿は、和田秀樹『病気の壁』(興陽館)の一部を再編集したものです。


エビデンスより偉い医者の意見が勝つ恐ろしい国・日本
かつて人間ドック学会が、血圧は収縮期(最大)血圧を147mmHg、拡張期(最小)血圧を94mmHgを高血圧の基準にするという基準案を出したことがあります。
これは彼らの150万人にもおよぶ調査データに基づくものですから、エビデンスに近いものです。


ところが途端に循環器内科や高血圧学会の偉い医者たちが「それでは、将来の心血管疾患や脳卒中、腎臓病の発症予防にならない」と激しく、その基準案を叩きました。


結局のところ、人間ドック学会は、収縮期血圧を130mmHg以上で軽度以上というように逆に基準を厳しくしてしまいました。


本書でこれまでも論じてきたように、高血圧学会も循環器の学会も大規模比較調査をしていないのです。


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日本はエビデンスより偉い医者たちの意見のほうが勝ってしまうという、わたしにいわせれば恐ろしい国なのです。


では健康診断は必要ないというのか? と思う人もいることでしょう。


はい、そのとおり。健康診断には意味がないというのがわたしの持論です。


健康数値にエビデンスがない以上、「この数値では病気になりやすい」ということすらわからないわけで、個人差はまったく考慮されていません。


健康診断の場合、「そういえば頭痛がする」といった自覚症状はほとんどありません。


多くの人が健康診断の数値を見て「異常値なんだ」と知るわけです。


身体に不具合がなく、快適に暮らしているのに、この数値だと将来病気になると脅されて、薬を飲まされ、食事や酒を我慢させられる。


しかし、病気が増えるかどうかの調査は海外でなされたもので、日本人の体質は無視されています。


健康数値に一喜一憂することがストレスになる
現代の日本以外の国での考えかたでは、人間は心と身体が相互連関している生き物で、両者が健康であってこそ健康といえるのですから、健康数値に一喜一憂することがストレスになるなら健康とはいえないのです。


よけいな心配事を増やすことがストレスになりえるという視点が現状の健康診断から抜け落ちていることにわたしは納得がいきません。


健康診断は「このままではマズイかもしれない」という仮説を振りかざして、標準値からちょっと外れている人までも薬漬けにして生活の質を下げてしまう装置のようなものです。


そもそも人が健康に生きるための方法に正解はないのです。


たとえば子どもには、ほめるとのびるタイプと叱ることでのびるタイプがいます。


領収書はスマホで写真を撮るだけ
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仮にほめるほうがのびた子が7割いたとすると、ほめたほうがいいというのがエビデンスがある言説ということになります。


しかし、それは統計学的な話。自分の子どもは少数派の叱られてのびるタイプかもしれません。エビデンスというのはその程度のものなのです。


仮にエビデンスがあっても、自分の子どもは叱ったほうがのびる子かもしれない。それなのにほめ続けて成績が下がり続けても、やはり叱らないのでしょうか?


医者のいうことを聞いて調子が悪いなら、自分は少数派のほうの人間かもしれないという個人差を考える姿勢が身を守ります。医者は通常は個人差を考えてくれないのですから。


何も知らなければ薬を飲み始める必要もない
いずれにしても標準値がアメリカ(イギリスのこともありますが)の、しかも統計学的なものでしかない以上、そのうえ、日本では統計学的にどちらが身体にいいかもわからない以上、数値が悪いといって治療したほうがいいかどうかはわからない。


しかも今のままで不具合はない。ならば健康診断を受けない=知らぬが仏の幸せを選ぶという選択があっていいはずです。


数値が悪いと知らされれば気になる、気になるから医師の指導に耳を傾ける、その結果としてすすめられるままに薬を飲み始めてしまうのですが、何も知らなければ薬を飲み始めることもなく、薬によって不具合が生じることもなかったということも十分にありえるのですから。


少なくとも闇雲に薬を飲み始めるのはやめたほうがいいとわたしなら考えます。


日本には労働安全衛生法があって、企業が従業員に健康診断を受けさせなければならないという決まりになっていますが、欧米にはありません。


日本では定年退職後も役所から「健康診断のお知らせ」が届きますが、公費を使って同じ項目の検査をする習慣があるのは韓国と日本だけ。


なぜ他の国では健康診断に重きをおいていないのかといえば、早期発見早期治療が確実に死亡率を減少させるというエビデンスがないと考えられているからです。


欧米では健康診断は強制されていない
諸外国では、自分の健康が心配だという人は100パーセント自費でやってくださいという方針で、つまり実際に役立っているかどうかわからない健康診断に国のお金は使わないとしているのです。


フィンランドで会社員を対象に15年にわたっておこなわれた追跡調査では、毎年きちんと健康診断をして、異常値に関しては食生活を改善する、薬で治療をするとしたA群と、調査票の記入だけさせてまったく医学的介入をおこなわなかったB群を比較しています。


その結果、B群のほうが心臓血管系の病気、高血圧、がん、各種の死亡、自殺、いずれについても健康を管理されていたグループより数が少なかったという結果が出ています。


ストレスがないことのほうが身体にいいということでしょう。


A群のほうが少ないだろうと考えられていた心臓血管系の病気に関してもA群のほうが多かったという皮肉なデータが残っています。


30年以上、高齢者を専門に患者さんを見てきたわたし自身の経験を踏まえてみても、健康診断を受けたからといって寿命がのびることにつながるとは思えないのです。


健康診断を受けている割合が多い男性のほうが、受ける人が少なかった時代に中高年時代をすごした女性より寿命がのびていないのです。


わたしの見るところ、好きなものを食べて暮らしている人は長生きの傾向があります。


食べたいものを我慢して血圧や血糖値は標準値に戻すことができても、免疫が低下してがんになるリスクが高まってしまうということも大いにありえるのです。


マーガリン論争「身体にいい」から「悪い」へ
また、何が身体にいいかという知識も時代とともに、変容しています。


マーガリンが身体にいいと真剣に推奨されていた時代もあり、学校給食でも毎食マーガリンが出てきていました。


でも今ではマーガリンにはトランス脂肪酸という不飽和脂肪酸が含まれ、それをとりすぎると心血管系の疾患のリスクを増すことがわかり、マーガリンは忌避されるようになりました。


治療法にしても、たとえば乳がんになったらハルステッド法といって乳房を全摘し、大胸筋までとり去るという手術一辺倒でした。


このことに対して、医師の近藤誠さんが、「がんだけとり除いて放射線を当てる乳房温存療法でも、全摘した人との生存率は変わらない」という海外の有名な論文を日本の雑誌に発表したところ、外科の教授たちによる激しいバッシングを受けました。


しかし、それから15年ほどたってから、乳房温存療法はあるステージまでの乳がんの標準治療となりました。


エビデンスがあるのにもかかわらず、なぜ15年もかかってしまったのかという理由がこれまた恐ろしい。


外科医の多くが乳房温存療法に内心では賛同しつつも、偉い先生たちが引退するまで本音をいえずにいたからだとされています。


少なくとも公然と乳房温存療法をおこなうと、大学内では出世できなかったのです。


厳しすぎる数値の犠牲者は国民
糖尿病の治療法は、現在、過去1~2カ月程度の血糖値を反映するとされる指標であるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の基準値は長年6パーセントとされてきましたが、7~7.9パーセントくらいに保つ緩い管理をした群のほうがはるかに死亡率が低いという大規模調査の報告が2008年になされました。


ところが世界でいちばん権威のある臨床医学の雑誌にこの論文が掲載されたのに、日本の糖尿病学会はいちゃもんをつけ続け、5年後の2013年になって初めて、低血糖などの副作用、その他の理由で治療の強化が難しい場合に限り8パーセントでのコントロールを許すという新基準を採用しました。


今でも、日本では6パーセントにこだわる医者がたくさんいます。


アメリカの内科学会では2018年に具体的な目標値としてほとんどの患者でHbA1c7パーセントを下限とする7~8パーセントとしたほか、余命が10年以内と推定される患者に対しては、HbA1cの目標値も不要とするガイドラインが出されています。


いずれにせよ、諸外国で大規模調査が出されても、偉い先生がたが標準値を変えようとしないために、より患者の死亡率が低い治療が導入されるのに、こんなに時間がかかるのです。


そして厳しすぎる数値の犠牲になって死亡率が高いままだったり、医療費を払わされ続けているのは国民なのです。


---------- 和田 秀樹(わだ・ひでき) 精神科医 1960年、大阪市生まれ。精神科医。東京大学医学部卒。ルネクリニック東京院院長、一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師。2022年3月発売の『80歳の壁』が2022年トーハン・日販年間総合ベストセラー1位に。メルマガ 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」 ----------





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中受回避したい!共働き親も参戦で小学校受験が加熱 トラブルも SNSで願書代筆をバラされ学校に連絡!?

2023年12月21日 10時03分16秒 | 受験のこと
中受回避したい!共働き親も参戦で小学校受験が加熱 トラブルも SNSで願書代筆をバラされ学校に連絡!?(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース 




中受回避したい!共働き親も参戦で小学校受験が加熱 トラブルも SNSで願書代筆をバラされ学校に連絡!?
12/21(木) 8:01配信

『小学校受験は親の受験』と言われるが、それは『親がサポートする受験』という要素がある。親自身も合否の対象になっている点がほかの受験と違うところだ。『家庭の教育の姿』を見られることが小学校受験の特色だ」

ABEMA TIMES
首都圏を中心に「小学校受験」が増加


 近年、首都圏を中心に増えていると言われている「小学校受験」。かつては、「ごく一部の特別な家庭の子どものためのもの」というイメージだったが、今では身近なものとなっている。志望校合格へ、試されるのは子どもの学力だけではないようだ。


【映像】あなどれない! あなたは解ける? お受験の問題


 “お受験”と言えば、私立や国立の小学校への進学を志す「一部のお金持ち」や、「有名芸能人」の子どもがするものだと思われがちだ。しかし、最近では一般家庭でも、特に共働きの家庭を中心に「小学校受験」が増えてきている。


私立小学校(首都圏)の志願者数の推移


 小学校受験の情報サイト「お受験じょうほう」を運営するバレクセルの調査によると、首都圏1都4県の私立小学校72校の志願者数は年々増加している。2023年度は、4年前の2019年度と比較すると約24%増えている。この背景には何があるのだろうか。


 SNSなどで小学校受験に関する情報を発信している狼侍さんによると、その原因のひとつに「中学受験」が挙げられるという。


「中学受験の過熱ぶりに、それを目の当たりにしていたり話を聞いたりして、『中学受験でこんなに苦労するぐらいなら、小・中・高、ないしは大学までの一貫校で学んだ方がいいのではないか』と考える家庭が増えてきた、というのが私の印象」(狼侍さん、以下同)


小学校受験の情報を発信する狼侍さん


 そんな中、ネットでは、情報を求めて「小学校受験」がテーマのSNSへの参加者が増え、様々なトラブルも生まれている。


「リアルタイムで合格報告をつぶやく、発信するというのが非常に多いが学校の特定に繋がってしまう




 ある投稿者がSNSで「本日、第一志望合格しました!そして先ほどもう一つの学校も受かりました!」と、子どもの志望校合格を発表した。すると、「今日発表されたのは○○小学校ね。もう一つは××小学校でしょ?」と、合格発表のタイミングから学校名が特定され、投稿者はアカウントを閉鎖することになった。


SNSで志望校が特定されることも


 また、意図せず第三者によって個人情報がさらされてしまうケースもある。


 「○○小学校に合格しました。願書を書いてくれてありがとうございます!」と、願書の添削を依頼した業者に保護者が合格の報告をしたところ、その業者は「○○小学校合格のご報告をいただきました!」と、依頼主の受験番号入りの合格通知をそのままネットに掲載し、仕事ぶりをアピールしていたという。これを見た人からは、「願書を人に書いてもらうのってアリなの?学校に連絡しときます」との反応があったようだ。


「私はむしろ(合格者の親は)被害者だと思う。個人情報が明らかになるということも今回かなり衝撃で、いい教訓になったと思う」


 ますます熱を帯びてきている小学校受験。そこには、学力重視の中学受験と決定的に異なる点があるという。

『小学校受験は親の受験』と言われるが、それは『親がサポートする受験』という要素がある。親自身も合否の対象になっている点がほかの受験と違うところだ。『家庭の教育の姿』を見られることが小学校受験の特色だ」


 子どもの学力だけでなく、教育に対する親の姿勢も入学考査の重要なポイントになる。そのため、親はつい熱が入りがちになってしまう。私立小学校へ通う2児の父で「小学校受験経験者」の狼侍さんが、小学校受験の情報発信を始めた理由を教えてくれた。


小学校受験は5~6歳の幼児の受験だ。子どもの実力だけでは決まらない世界で、親もしっかりしていかなければならないなかで、子どもへの負荷が非常に大きくなっている。『子どもだけじゃない』『親自身もきちんと考えて学ぶ受験』、そこを見失わずに(子どもへの)過度な負荷は避けてほしい」


慶応義塾大学の特任准教授、プロデューサーの若新雄純氏


 加熱する小学校受験について慶応義塾大学の特任准教授でプロデューサーの若新雄純氏は、「一定の“特権”を得るために親が大変な思いをするのは自然なことだ」と考えを示す。


「合格した親は『うちの子が頑張りました』と言うが、小学校受験は完全にフェアな競争ではなく、家庭に経済的余裕がないと難しい。あえてオーバーに言うと、親のエゴから『子どもを通して特権を得たい』という気持ちは発動すると思う。とはいえ、教員の成り手不足などの課題がなかなか解決しない公立学校を見た親が子どもに“より良い環境”を与えたいと思うのは自然で、それは否定しない。ただし、子ども1人にかかる教育費も増えることで少子化も進み、親から子に対する期待も増し、小さいうちから競争が求められる」


 さらに若新氏は「現在は小学校までマーケットになり、市場原理が働いている」と述べた。


「今までは経済的な事情に関係なく近所の学校に行っていたが、経済的に余裕がある家庭はより良い教育環境を選べるようになった。市場原理は資本主義なので『格差』を生む。義務教育にまで市場原理的な格差の経済力が働く時代になってしまった」


(『ABEMAヒルズ』より)


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新幹線の車窓からの富士山ですね⭐

2023年12月21日 06時03分08秒 | 日々の出来事
三島駅を過ぎた辺りです。今日はシッカリ見えました⭐

こんなにきれいなフジは稀ですね!


12・6・2023
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糖尿病」の名称変更へ ~患者の9割が不快感>糖尿病(diabetes)の語源など

2023年12月21日 00時03分52秒 | 医療のこと

糖尿病」の名称変更へ ~患者の9割が不快感―糖尿病協会~


11/7(月) 19:51配信
4376コメント4376件

清野裕理事長

 日本糖尿病協会は7日、「糖尿病」という名称の変更を検討する方針を明らかにした。患者の大半が不快感を抱いていることなどを踏まえたもので、今後1、2年のうちに新たな病名を提案したい考えだ。日本糖尿病学会とも連携し、具体的な検討を進める。

 都内で同日開いたセミナーで説明した。患者を対象としたインターネットによるアンケート調査(2021年11月8日~22年9月30日実施)によると、回答者1087人の9割が病名に何らかの抵抗感・不快感を持ち、変更を希望する人が8割に上った。「尿」という言葉が持つ負のイメージへの懸念が多かったという。
 同協会の清野裕理事長はセミナーの冒頭、「糖尿病に対する誤った認識が偏見を助長し、差別を生んでいる」と指摘。具体例として「生命保険や住宅ローンに加入できない」「就職が不利になった」「怠け者のような目で見られる」などを挙げた上で、医療従事者やメディアが事態改善に力を注ぐ必要性を強調した。

 同協会は糖尿病に対する偏見を払拭(ふっしょく)するため、関連する医療用語の見直しに着手している。「糖尿病患者」を「糖尿病のある人」、「血糖コントロール」を「血糖マネジメント」に変えたり、「療養指導」などの語句の使用を取りやめたりすることに取り組むとしている。(了)




「糖尿病」の名前の由来

 いまでは世界で12人に1人が糖尿病というなかで皆さん、糖尿病(diabetes)の意味や語源をご存知でしょうか?「糖尿病」の名前の由来は、血糖の測定ではなく、患者の様態からつけられたもので、西暦2世紀頃にさかのぼります。

 トルコの世界遺産でもあるカッパドキアの医師アレタイオスが“diabetes”と命名したことから始まると言われています。ちなみに糖尿病の最古の記録は、エジプトで発見されたパピルス、これはそれを図案化した切手です。



Diabetes mellitusの語源
 飲んだ水がどんどん尿となって出てくる患者が、絶え間なく水が流れるサイフォンと同じだということで、ギリシャ語で 「通り過ぎてしまう」 という意味の 「サイフォン」 という名称がつきました。

 これがラテン語の「ダイヤベテス(Diabetes)」となり蜂蜜のように甘いことを意味する言葉であるmellitusと一緒になって diabetes mellitus という言葉が誕生しました。

 Diabetes mellitusの語源は
Diabetes
dia→through,across
betes → pass,go,walk
mellitus → honney-sweeted

つまり
Diabetes → 「尿が常に出る」
 そしてその後は、魚などのたんぱく質や発酵食品、そして最後の糖質を摂るようにしましょう。よくよく考えるとコース料理、特に和食の場合、懐石料理などは特にこの順番ですよね。コース料理というのはある意味良くできているわけです。

 しかし、これだけだと尿崩症(にょうほうしょう)との区別がつきにくいので、Melllitus→「蜜のように甘い」という意味を追加して「蜜のように甘い尿が常に出る」という意味になることで糖尿病を表したわけです。
アレタイオス

糖尿病の名前の由来


 紀元前の中国では「黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)」、「金匱要略(きんきようりゃく)」に記載されている「消渇(しょうかつ)」が糖尿病を指します。
 日本では、10世紀から中国医書の翻訳でこの病気は知られており、そのころは中国と同じく「消渇」とよばれ、幕末~明治初期には、Diabetes Mellitusを「蜜尿病(みつにょうびょう)」又は、「甘血(かんけつ)、糖血病(とうけつびょう)、糖尿病、葡萄糖尿(ぶどうとうにょう)」と呼ばれるようになりました。
そして、1907年第4回日本内科学会講演会後に「糖尿病」に統一されたという経緯があります。


尿糖がでていると糖尿病なの?

  糖尿病という病名のため、尿に糖が出ることが糖尿病だと、みなさんよく勘違いされますが、これは正しくありません。糖尿病であっても、尿糖が出ない場合もあり 逆に尿糖が出ていても糖尿病でないこともあります。
 だからといって、尿糖を測る意味がないわけではありません。本当に健康に近い状態であれば食後といえども尿糖はでません。また、最近では糖尿病の薬でSGLT2阻害薬は薬の力で尿糖を増やし血糖値を下げようという薬もあります。


港南台内科クリニック

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