読売新聞から記事抜粋・引用しました。
県内のダウン症児の親でつくる「どんぐりの会」(日本ダウン症協会宮城仙台支部)が先月から、育児の不安や悩みを語り合う集会を仙台市内の小児科で毎月開いている。心身の発達から幼稚園選びのコツまで話題はさまざま。会は「同じダウン症児を育てる先輩ママたちと雑談しながら情報交換できる場として、気軽に参加して」と呼びかけている。
「あいさつはできるけど、言葉が遅いんです」
28日、仙台市青葉区の「さかいたけお赤ちゃんこどもクリニック」で開かれた2回目の集会。小学3年生の子供を育てる母親が打ち明けると、「ダウン症に言葉の壁はつきもの。お母さんがたくさん話しかけてあげて」と、中学生を持つ母親が助言した。
発育の遅れも深刻な悩みだ。「うちの子は握力が弱くて」と話す母親に、「洗濯物を干す手伝いをさせているよ」と別の母親。洗濯バサミを毎日使い、指でつかむ力が強くなった経験談を語った。
1歳のダウン症児と一緒に参加した母親(40)は「毎日家に閉じこもりがちで、一歩踏み出すのに勇気が必要だったけど、ほかのママと話すだけで気分が楽になった」と笑顔で話していた。
集会は、毎月第4木曜の開催。20年間で200人以上のダウン症児を診てきた小児科医の堺武男院長(59)がクリニックの部屋を提供、診察の合間に医療相談にも応じる。無料。問い合わせは会長の山崎智子さん(022・741・9901)。
(2009年5月29日 読売新聞)
県内のダウン症児の親でつくる「どんぐりの会」(日本ダウン症協会宮城仙台支部)が先月から、育児の不安や悩みを語り合う集会を仙台市内の小児科で毎月開いている。心身の発達から幼稚園選びのコツまで話題はさまざま。会は「同じダウン症児を育てる先輩ママたちと雑談しながら情報交換できる場として、気軽に参加して」と呼びかけている。
「あいさつはできるけど、言葉が遅いんです」
28日、仙台市青葉区の「さかいたけお赤ちゃんこどもクリニック」で開かれた2回目の集会。小学3年生の子供を育てる母親が打ち明けると、「ダウン症に言葉の壁はつきもの。お母さんがたくさん話しかけてあげて」と、中学生を持つ母親が助言した。
発育の遅れも深刻な悩みだ。「うちの子は握力が弱くて」と話す母親に、「洗濯物を干す手伝いをさせているよ」と別の母親。洗濯バサミを毎日使い、指でつかむ力が強くなった経験談を語った。
1歳のダウン症児と一緒に参加した母親(40)は「毎日家に閉じこもりがちで、一歩踏み出すのに勇気が必要だったけど、ほかのママと話すだけで気分が楽になった」と笑顔で話していた。
集会は、毎月第4木曜の開催。20年間で200人以上のダウン症児を診てきた小児科医の堺武男院長(59)がクリニックの部屋を提供、診察の合間に医療相談にも応じる。無料。問い合わせは会長の山崎智子さん(022・741・9901)。
(2009年5月29日 読売新聞)