8月9日(勤務2日目)
おはようございます・・・。相変わらずとてつもないセミの鳴き声で起こされました。2日目スタートです。
面倒くさい事に、本日は朝8時から1時間だけバイキング勤務が入っています。半分寝ぼけた状態で会場へ。
前日と同じくひたすら食器片付けをこなし、特にトラブルも無くあっという間に終了、すぐさま着替えて清掃の方に向かいます。(うむ、忙しいな・・・)
他の清掃スタッフさんは既に出勤しているようで、事務所に入っても誰もいません。机で仕事していた事務の人(恐らく支配人の次に偉い方)に今日の僕の担当フロアを聞くと「5番館6階」とのこと。
早速本館を出て5番館とやらに行きますが・・・
あれ?6階なんて無いけど(汗)。
念のため全てのフロアをざっと確認しながら回ったんですが、人のいる気配全くなし。
やべぇ。5番館6Fってどこよ・・・。
大急ぎで事務所に戻り、事務のお偉いさんに再び確認します。
「あの~。5番館に6階無いんですけど・・・」
すると事務の人、「あれ~??おかしいな・・・」とPCで確認しまくりです。
・・・こんなお偉いさんでも把握できないほどの複雑さ・・・。このホテル、避難経路とか大丈夫なんでしょうか!?
結局、今日の担当場所はもう一つの別館でした(笑)。
大急ぎで向かいエレベータを待っていると、ちょうど清掃スタッフのおじさん登場。なにやら良い人オーラが出まくっています(笑)。
「今日一緒だから~。よろしくね。」とニコニコ笑顔で話すこの人はIさんというらしい。村上ショージを縦に伸ばしたような顔をしている。そういえば昨日レストラン会場にも居たな・・・。兼務かな?
で、案内されて6階へ。ようやく到着です・・・。
すると、休憩室の奥から夏木マリみたいなおばさん登場。名前はYさん、どギツイ化粧で髪の毛クルンクルンである(笑)。年齢は40代でしょうか?
「よろしくねぇ~!若い男の子って聞いてたから期待してたよ~♪」とニコニコ笑顔です。
うはは。強烈キャラ登場。でも何だか厳しそうです。
もう一人のおばぁちゃんの従業員の方と合流し、本日は4人で仕事開始。
やはりYさん、結構厳しいです。
座布団の場所、向き(チャックがお客さんに見えない方向で置く)、布団の敷く場所、シーツのかけ方など結構指摘されてしまいました。昨日のユルユルHさんとは大違いです。
でも、「怒る」というのではなく「きっちりとしたやり方を教えてくれる」のであり、基本的にスゴく良い人です。おかげで布団敷く技術が一気に向上しましたよ。
そしてこのYさん、しゃべり方がとても好きです!訛りまくっていて、いかにも「田舎の人」といった感じで和みます。
まず、「布団敷いて」の事を「布団すいて」と言う。
・・・コレは栃木方言なんでしょうか?僕にとって「すいて」とは
↓こういうのを連想するんですが・・・。
そして・・・極めつけはコレ!!
「この部屋テレビのチャンネル置いてねぇんだな!」
出たぁぁ!「リモコン」を「チャンネル」と呼ぶ!!
この言い方は以前にどっかの本で読んでいたので知っていたんですが、栃木の方言だったんですね!ナマで聞けて感動しました。
ひたすら作業し、昼頃に休憩です。
やはり僕の出身地の話になり、「札幌から来た」というと、Yさんに「なんでわざわざこんな田舎来たんけ?」と返されました(笑)。
・・・あぁ~、東京行きたかったし、移動費が他と比べて一番安かったんですよ・・・。本当は熱海に行きたかったんですけどね・・・。
なおYさん、相当昔に北海道・登別に旅行したことがあるそうで、「北海道いいところだんべな~!」とまたニコニコ笑顔。
「マリンパーク・ニクス」に相当感動したようで、懐かしそうに話してくれました。
午後からの仕事は、さらにもう一つの別館での作業らしい。僕が初日に道路沿いから見て「フロント真っ暗で誰もいない、しかも埃っぽい」と驚いたあの棟です。
現在は閉まっているこの別館、聞いたところによると一気に客が増える繁忙期にのみ使用する臨時の棟らしく、なんでもお正月以来掃除していないという。
現在、来週のお盆に向けて急ピッチで清掃中とのこと。「本館」からの連絡通路も突貫工事で作られていました・・・(どんだけギリギリなんだよww)
早速、その別館とやらへ向かいます。工事中の通路を抜け中へ入ると…。
うげ!カビ臭い!
あぁ~、これはもう放置されまくってたな。掃除が大変そうだ。
案の定、部屋に入るとものすごく巨大なホコリが・・・。
「冷蔵庫カビてひどいから、悪いけど拭いてくれる?」との指示があったので、雑巾持って冷蔵庫オープン!
・・・うはぁ!ものすごいカビ臭!!
うわぁ。こんな部屋に来週からお客さん入れていいのかよ・・・(汗)
結局、午後からの仕事は布団敷きに加えて、各部屋ごとに冷蔵庫のカビをひたすら落とすという大変な作業が。
飲み物置くトレイがカビまくっていて、雑巾があっという間にまっ茶色に・・・。
なお、冷蔵庫の上には空のポットがあり、給湯室の蛇口から水を入れなければなりません。
・・・のですが、肝心の給湯室も放置していたせいで、蛇口からはサビ臭い茶色の水が出てきます(!!)
少しの時間、流しっぱなしにすると元に戻りましたが・・・Yさんとおばあちゃん従業員の方、水をコップに汲んで色をざっと確かめ「もう大丈夫だんべ?」と開き直ってそのままポットに入れ始めました!
あぁぁ!大丈夫かよ!?クレーム入っても僕は知らんぞ!
・・・そんなこんなで退勤時間になりました。この別館の掃除がまだ終わらないという事でみんな残業、再び僕だけお先に失礼します・・・。
前日と同じく風呂で汗を流し、仮眠したりして夜7時から再びレストラン出勤です。
結構お客さんにメニューの場所とか聞かれるんですが、近くに居た先輩方に随時助けてもらい解決です。
お客さんの食器を片付けているとき、初日に見た高校生くらい?の女の子従業員がすぐ近くに来たのでとりあえず自己紹介。
Yuちゃんというこの子は案の定高校生でした。しかも予想以上に幼い15歳(高校1年)。・・・我が妹と同い年である。バイトなんて偉いねぇ。
・・・そうだ!アレについて聞こう!若い子はどうなんだろう?
「ここの人って、リモコンの事チャンネルって言うんですか?」
と切り出すと、期待通りの答えが。
「えぇ~!普通に言いますよ!」
僕「みんな普通に使ってるの?」
「う~ん、家族みんなチャンネルって言ってるんで普通だと思いますよ・・・ちなみに私はネルチャンって言ってます♪」
!!
進化型もあるのか!!
ふふふ。こりゃ~面白い。じゃあ疑問に思ってた事を質問しよう。大学で日本語学専攻の僕にとって、これは言語調査だ!
僕「じゃあクーラーのチャンネルとか言うの?」
「いえ、クーラーは普通にリモコンです。」
ははは、なんだそりゃ。使い分けするのか。
こういう派遣バイトって、地元の不思議な方言に触れ合えるのがまた楽しいですね。
地元民の貴重な証言を聞けたところで、本日の勤務は終了。昨日と同じく退勤時間がみんな違うため、再び1人での夕食となりました・・・。
続く。
次回!部屋清掃で恐れていた事が起こります。
おはようございます・・・。相変わらずとてつもないセミの鳴き声で起こされました。2日目スタートです。
面倒くさい事に、本日は朝8時から1時間だけバイキング勤務が入っています。半分寝ぼけた状態で会場へ。
前日と同じくひたすら食器片付けをこなし、特にトラブルも無くあっという間に終了、すぐさま着替えて清掃の方に向かいます。(うむ、忙しいな・・・)
他の清掃スタッフさんは既に出勤しているようで、事務所に入っても誰もいません。机で仕事していた事務の人(恐らく支配人の次に偉い方)に今日の僕の担当フロアを聞くと「5番館6階」とのこと。
早速本館を出て5番館とやらに行きますが・・・
あれ?6階なんて無いけど(汗)。
念のため全てのフロアをざっと確認しながら回ったんですが、人のいる気配全くなし。
やべぇ。5番館6Fってどこよ・・・。
大急ぎで事務所に戻り、事務のお偉いさんに再び確認します。
「あの~。5番館に6階無いんですけど・・・」
すると事務の人、「あれ~??おかしいな・・・」とPCで確認しまくりです。
・・・こんなお偉いさんでも把握できないほどの複雑さ・・・。このホテル、避難経路とか大丈夫なんでしょうか!?
結局、今日の担当場所はもう一つの別館でした(笑)。
大急ぎで向かいエレベータを待っていると、ちょうど清掃スタッフのおじさん登場。なにやら良い人オーラが出まくっています(笑)。
「今日一緒だから~。よろしくね。」とニコニコ笑顔で話すこの人はIさんというらしい。村上ショージを縦に伸ばしたような顔をしている。そういえば昨日レストラン会場にも居たな・・・。兼務かな?
で、案内されて6階へ。ようやく到着です・・・。
すると、休憩室の奥から夏木マリみたいなおばさん登場。名前はYさん、どギツイ化粧で髪の毛クルンクルンである(笑)。年齢は40代でしょうか?
「よろしくねぇ~!若い男の子って聞いてたから期待してたよ~♪」とニコニコ笑顔です。
うはは。強烈キャラ登場。でも何だか厳しそうです。
もう一人のおばぁちゃんの従業員の方と合流し、本日は4人で仕事開始。
やはりYさん、結構厳しいです。
座布団の場所、向き(チャックがお客さんに見えない方向で置く)、布団の敷く場所、シーツのかけ方など結構指摘されてしまいました。昨日のユルユルHさんとは大違いです。
でも、「怒る」というのではなく「きっちりとしたやり方を教えてくれる」のであり、基本的にスゴく良い人です。おかげで布団敷く技術が一気に向上しましたよ。
そしてこのYさん、しゃべり方がとても好きです!訛りまくっていて、いかにも「田舎の人」といった感じで和みます。
まず、「布団敷いて」の事を「布団すいて」と言う。
・・・コレは栃木方言なんでしょうか?僕にとって「すいて」とは
↓こういうのを連想するんですが・・・。
そして・・・極めつけはコレ!!
「この部屋テレビのチャンネル置いてねぇんだな!」
出たぁぁ!「リモコン」を「チャンネル」と呼ぶ!!
この言い方は以前にどっかの本で読んでいたので知っていたんですが、栃木の方言だったんですね!ナマで聞けて感動しました。
ひたすら作業し、昼頃に休憩です。
やはり僕の出身地の話になり、「札幌から来た」というと、Yさんに「なんでわざわざこんな田舎来たんけ?」と返されました(笑)。
・・・あぁ~、東京行きたかったし、移動費が他と比べて一番安かったんですよ・・・。本当は熱海に行きたかったんですけどね・・・。
なおYさん、相当昔に北海道・登別に旅行したことがあるそうで、「北海道いいところだんべな~!」とまたニコニコ笑顔。
「マリンパーク・ニクス」に相当感動したようで、懐かしそうに話してくれました。
午後からの仕事は、さらにもう一つの別館での作業らしい。僕が初日に道路沿いから見て「フロント真っ暗で誰もいない、しかも埃っぽい」と驚いたあの棟です。
現在は閉まっているこの別館、聞いたところによると一気に客が増える繁忙期にのみ使用する臨時の棟らしく、なんでもお正月以来掃除していないという。
現在、来週のお盆に向けて急ピッチで清掃中とのこと。「本館」からの連絡通路も突貫工事で作られていました・・・(どんだけギリギリなんだよww)
早速、その別館とやらへ向かいます。工事中の通路を抜け中へ入ると…。
うげ!カビ臭い!
あぁ~、これはもう放置されまくってたな。掃除が大変そうだ。
案の定、部屋に入るとものすごく巨大なホコリが・・・。
「冷蔵庫カビてひどいから、悪いけど拭いてくれる?」との指示があったので、雑巾持って冷蔵庫オープン!
・・・うはぁ!ものすごいカビ臭!!
うわぁ。こんな部屋に来週からお客さん入れていいのかよ・・・(汗)
結局、午後からの仕事は布団敷きに加えて、各部屋ごとに冷蔵庫のカビをひたすら落とすという大変な作業が。
飲み物置くトレイがカビまくっていて、雑巾があっという間にまっ茶色に・・・。
なお、冷蔵庫の上には空のポットがあり、給湯室の蛇口から水を入れなければなりません。
・・・のですが、肝心の給湯室も放置していたせいで、蛇口からはサビ臭い茶色の水が出てきます(!!)
少しの時間、流しっぱなしにすると元に戻りましたが・・・Yさんとおばあちゃん従業員の方、水をコップに汲んで色をざっと確かめ「もう大丈夫だんべ?」と開き直ってそのままポットに入れ始めました!
あぁぁ!大丈夫かよ!?クレーム入っても僕は知らんぞ!
・・・そんなこんなで退勤時間になりました。この別館の掃除がまだ終わらないという事でみんな残業、再び僕だけお先に失礼します・・・。
前日と同じく風呂で汗を流し、仮眠したりして夜7時から再びレストラン出勤です。
結構お客さんにメニューの場所とか聞かれるんですが、近くに居た先輩方に随時助けてもらい解決です。
お客さんの食器を片付けているとき、初日に見た高校生くらい?の女の子従業員がすぐ近くに来たのでとりあえず自己紹介。
Yuちゃんというこの子は案の定高校生でした。しかも予想以上に幼い15歳(高校1年)。・・・我が妹と同い年である。バイトなんて偉いねぇ。
・・・そうだ!アレについて聞こう!若い子はどうなんだろう?
「ここの人って、リモコンの事チャンネルって言うんですか?」
と切り出すと、期待通りの答えが。
「えぇ~!普通に言いますよ!」
僕「みんな普通に使ってるの?」
「う~ん、家族みんなチャンネルって言ってるんで普通だと思いますよ・・・ちなみに私はネルチャンって言ってます♪」
!!
進化型もあるのか!!
ふふふ。こりゃ~面白い。じゃあ疑問に思ってた事を質問しよう。大学で日本語学専攻の僕にとって、これは言語調査だ!
僕「じゃあクーラーのチャンネルとか言うの?」
「いえ、クーラーは普通にリモコンです。」
ははは、なんだそりゃ。使い分けするのか。
こういう派遣バイトって、地元の不思議な方言に触れ合えるのがまた楽しいですね。
地元民の貴重な証言を聞けたところで、本日の勤務は終了。昨日と同じく退勤時間がみんな違うため、再び1人での夕食となりました・・・。
続く。
次回!部屋清掃で恐れていた事が起こります。