~汚物オンパレード!~ ※苦手な方はご注意ください。
8月10日(勤務3日目)
朝、「大」をしようとロビーのトイレに入ると、信じられないくらいに巨大なブツが流れないでそのままに。
「くそ~、ちゃんと流せよな!」とレバーを引きますが、そのあまりの大きさ故に完全に詰まってしまいました。
ちょっとよそ見しながらレバー引いていたので、もう少しで濁った水があふれて制服が大惨事になるところでした。
仕方ないので、フロントに行き、おばさんに知らせておきました。・・・詰まってるのが僕のブツだと誤解されないといいんですが。
朝から気分悪いものを見てしまいました。
本日、一緒に仕事する清掃のパートナーはKさん。動物に例えるなら間違いなく「ビーバー」。清掃の最高責任者のおじさんです。
「清掃の人はね~、たまにうるさく注意してくる人もいるけど、気にしねぇでやっていってください(笑顔)」と、この人もスゴく良い人です。
本日も太陽がギラギラの猛暑。栃木に来てからは相変わらず晴れています。
この日は別館・最上階の部屋を掃除していきます。このフロアは見晴らしがとても良く、遠くまで広がる温泉街と、その向こうに連なる山々がよく見えます。
・・・そういえば、ここに着いてからまだ一度も外へ出ていません。絶対、帰る前に思う存分観光してやるぞ。(まだ休日は未定ですが。)
窓から入る心地よい風で気分よく仕事していたんですが、ここで清掃で恐れていたことが起こりました。
2人部屋でゴミ箱のゴミ取りをしていると、底にくっついた1枚のティッシュが。
手でつまんだ途端、強烈に鼻に付く「イカ臭」が!!
あぁぁ・・・。この匂いって・・・明らかに男性の「精○」ですよね・・・。
昨晩、この部屋で何が行われていたかはもう明らかですね。
「秘宝館」もある巨大温泉街なので、こういうのも覚悟していたんですが、やっぱり遭遇してしまいました。
ひどく乱れた布団に「祭りの後の静けさ」を感じながら片付けをしましたよ(笑)。
・・・清掃って大変だなぁ。
珍しくお茶菓子のセッティングを頼まれました。台車のカゴにゴチャっと入っている大量のお菓子から一種類ずつ取って、お盆にキレイに並べ、そのまま部屋のテーブルに置いていきます。・・・こういう作業はなかなか好きです。
このホテル、安い割にお菓子のサービスが凄く良い。なんと3種類ものお菓子が部屋に置かれます(しかも人数分)。こんなに置いてあるホテル、僕は見たことありません。
しかも連泊のお客さんには、さらに鬼怒川銘菓・「きぬの清流」(どらやきみたいなヤツ)がオマケされます!他のお茶菓子より大きめで、いかにも「特別サービス」といった感じです。
・・・てか、「きぬの清流」、すごく美味しそうなんですけど!
さて、そんな感じで清掃勤務が終わり、夜のレストランです。この日は、初日に見た「長身でスラッとした、いかにも大学生なおにいさん」が出勤していたので自己紹介です。
名前はSさんというらしいが・・・なんかずいぶん変わった名前だな・・・。まぁいいや。
こっちの仕事もだいぶ慣れてきたので、テキパキこなします。たまに「ジュースが出てきません!」とか言われるんですが、それはベテランの従業員に任せます。ジュース機の補充は分からないので。
しかしこの日は、その他に少し焦る質問がありました。
テーブルを片づけていると、隣で談笑していた夫婦が話しかけてきて、予想外の質問。
「ここから東照宮に行きたいんですけど、どう行けばいいですか?」
(;゜o゜) ・・・・・・。
よくわかりません・・・。僕、札幌市民なんです・・・。
しかし!こう答えるのもカッコ悪いだろ!
実は初日、清掃スタッフのユルユルHさんから東照宮の行き方を聞いていたのである!
うろおぼえながらも、Hさんの話を思い出しつつ説明します。
「あぁ~、電車でシモイマイチまで戻ってもらって、そこからトーブニッコー行きに乗ってもらえれば・・・」
奇跡的に地名は覚えておりました。ありがとうHさん!
その他、「料金」「開館時間」とかも聞かれたんですが、その辺は「バスよりは安いんじゃないですかね~」「すみません~そこまでは分かんないっすね~」などとごまかしました(笑)。
順調に仕事も終え、やっと退勤時間だ!と思いきや、ここでまたも汚物の襲来が!
バイキング会場の外のソファに、誰かのゲロがそのままに・・・。
おいっ、出したものはちゃんと自分で処理しろよ!と思いながら、Iさん(職人ルックスだが物腰の低いレストラン責任者)に話しておきました。
・・・他の清掃担当の人に掃除を頼んでおくとのこと。
この日は珍しく、みんな仕事が同時に終わったので、他の派遣の人と一緒に食事が出来ることになりました。
やっと仲良くなれるチャンス到来です!
食事を皿に取っていると、先ほどの長身おにいさんのSさんが話しかけてきました。
「ハタチなんて若くてイイネ~。俺はニジュウゴ。」
・・・あれ?何か日本語が所々ぎこちない?
何とSさん、台湾の人でした!普通に他の従業員と話してたから気付かなかったよ!
4月からワーキング・ホリデー(日本で働きながら暮らす)でここに来て、ずっとホテル内で生活しているそうです。
かなりの日本語上級者です。
僕と同じく派遣で来ているという女の子、KさんとMさんも一緒になって4人で夕食です。女の子2人とはこの前挨拶しただけで、会話するのも初めてです。
2人とも僕と同じく20歳の学生でした。随分仲良さそうだなと思ったら、2人で一緒にこのバイト応募して来たらしく、ここでも一緒の部屋で寝泊まりしているそうです。親友だね~。
Kさんは東京23区の外れ在住らしいですが、Mさんは東京都心ど真ん中に住んでいる「大・都会っ子」だそう。Mさんいわく「あっちでは夜も明るいから、ココの暗い夜道は怖くて歩けない」らしい(笑)。
北海道から来た事をカミングアウトすると、やはり驚きの目で見られ・・・(笑)。「北海道良いネ~!!」と、台湾青年Sさんの顔が一気に輝きました。やはり台湾の人も同じ反応するんですね。
凄いな北海道。誇りです。
Sさん「でも北海道クマ怖いネ~!」
・・・やっぱりそういうイメージあるんだ・・・。Kさん、Mさんも修学旅行で北海道来たとき、普通の住宅街なのに「熊出没注意」の看板があって爆笑したそうです。
「普通にジャスコの裏にも出るし、地下鉄駅前バス乗り場にも看板貼ってありますよ!」と説明しておきました(笑)。
注:あくまで去年の札幌市南区のお話です。
Mさん、なぜか「北海道の人は色白」のイメージがあるそう。
・・・なんだそりゃ。初めて聞いたぞ。
何でも北海道出身の友人はみんな肌が白いらしい。
「でもホルマリン君は普通に黒いね~。」とのこと。
皆で楽しく話してると、洗い場からちょっと地味めな男の人が登場。初日に事務所で見た人だ!
この前は従業員と片言で話していたので「中国の人?」と思っていたんですが、この人も台湾から「ワーキングホリデー」で来ているらしい。
名前はShさん。この人は客室清掃と洗い場勤務だそうです。Sさんと比べると、日本語はまだ未熟といった感じですが、身振り、手振りを交えながら会話します。
ついでに、以前習っていた中国語で自己紹介してみました(笑)。なんとか通じたので良かったです。
最後に・・・。女の子たちに「休日はどうしてるんですか?」と聞くと、
「部屋でテレビ見て爆笑してます」という。
え・・・
部屋にテレビあるの!?
聞くところによると、2人は普通に綺麗な客室で寝泊まりしているらしい。
なんだそりゃ・・・僕はカビ臭いボロ部屋で我慢してるのに。
こりゃ男女差別だ!!
続く。
8月10日(勤務3日目)
朝、「大」をしようとロビーのトイレに入ると、信じられないくらいに巨大なブツが流れないでそのままに。
「くそ~、ちゃんと流せよな!」とレバーを引きますが、そのあまりの大きさ故に完全に詰まってしまいました。
ちょっとよそ見しながらレバー引いていたので、もう少しで濁った水があふれて制服が大惨事になるところでした。
仕方ないので、フロントに行き、おばさんに知らせておきました。・・・詰まってるのが僕のブツだと誤解されないといいんですが。
朝から気分悪いものを見てしまいました。
本日、一緒に仕事する清掃のパートナーはKさん。動物に例えるなら間違いなく「ビーバー」。清掃の最高責任者のおじさんです。
「清掃の人はね~、たまにうるさく注意してくる人もいるけど、気にしねぇでやっていってください(笑顔)」と、この人もスゴく良い人です。
本日も太陽がギラギラの猛暑。栃木に来てからは相変わらず晴れています。
この日は別館・最上階の部屋を掃除していきます。このフロアは見晴らしがとても良く、遠くまで広がる温泉街と、その向こうに連なる山々がよく見えます。
・・・そういえば、ここに着いてからまだ一度も外へ出ていません。絶対、帰る前に思う存分観光してやるぞ。(まだ休日は未定ですが。)
窓から入る心地よい風で気分よく仕事していたんですが、ここで清掃で恐れていたことが起こりました。
2人部屋でゴミ箱のゴミ取りをしていると、底にくっついた1枚のティッシュが。
手でつまんだ途端、強烈に鼻に付く「イカ臭」が!!
あぁぁ・・・。この匂いって・・・明らかに男性の「精○」ですよね・・・。
昨晩、この部屋で何が行われていたかはもう明らかですね。
「秘宝館」もある巨大温泉街なので、こういうのも覚悟していたんですが、やっぱり遭遇してしまいました。
ひどく乱れた布団に「祭りの後の静けさ」を感じながら片付けをしましたよ(笑)。
・・・清掃って大変だなぁ。
珍しくお茶菓子のセッティングを頼まれました。台車のカゴにゴチャっと入っている大量のお菓子から一種類ずつ取って、お盆にキレイに並べ、そのまま部屋のテーブルに置いていきます。・・・こういう作業はなかなか好きです。
このホテル、安い割にお菓子のサービスが凄く良い。なんと3種類ものお菓子が部屋に置かれます(しかも人数分)。こんなに置いてあるホテル、僕は見たことありません。
しかも連泊のお客さんには、さらに鬼怒川銘菓・「きぬの清流」(どらやきみたいなヤツ)がオマケされます!他のお茶菓子より大きめで、いかにも「特別サービス」といった感じです。
・・・てか、「きぬの清流」、すごく美味しそうなんですけど!
さて、そんな感じで清掃勤務が終わり、夜のレストランです。この日は、初日に見た「長身でスラッとした、いかにも大学生なおにいさん」が出勤していたので自己紹介です。
名前はSさんというらしいが・・・なんかずいぶん変わった名前だな・・・。まぁいいや。
こっちの仕事もだいぶ慣れてきたので、テキパキこなします。たまに「ジュースが出てきません!」とか言われるんですが、それはベテランの従業員に任せます。ジュース機の補充は分からないので。
しかしこの日は、その他に少し焦る質問がありました。
テーブルを片づけていると、隣で談笑していた夫婦が話しかけてきて、予想外の質問。
「ここから東照宮に行きたいんですけど、どう行けばいいですか?」
(;゜o゜) ・・・・・・。
よくわかりません・・・。僕、札幌市民なんです・・・。
しかし!こう答えるのもカッコ悪いだろ!
実は初日、清掃スタッフのユルユルHさんから東照宮の行き方を聞いていたのである!
うろおぼえながらも、Hさんの話を思い出しつつ説明します。
「あぁ~、電車でシモイマイチまで戻ってもらって、そこからトーブニッコー行きに乗ってもらえれば・・・」
奇跡的に地名は覚えておりました。ありがとうHさん!
その他、「料金」「開館時間」とかも聞かれたんですが、その辺は「バスよりは安いんじゃないですかね~」「すみません~そこまでは分かんないっすね~」などとごまかしました(笑)。
順調に仕事も終え、やっと退勤時間だ!と思いきや、ここでまたも汚物の襲来が!
バイキング会場の外のソファに、誰かのゲロがそのままに・・・。
おいっ、出したものはちゃんと自分で処理しろよ!と思いながら、Iさん(職人ルックスだが物腰の低いレストラン責任者)に話しておきました。
・・・他の清掃担当の人に掃除を頼んでおくとのこと。
この日は珍しく、みんな仕事が同時に終わったので、他の派遣の人と一緒に食事が出来ることになりました。
やっと仲良くなれるチャンス到来です!
食事を皿に取っていると、先ほどの長身おにいさんのSさんが話しかけてきました。
「ハタチなんて若くてイイネ~。俺はニジュウゴ。」
・・・あれ?何か日本語が所々ぎこちない?
何とSさん、台湾の人でした!普通に他の従業員と話してたから気付かなかったよ!
4月からワーキング・ホリデー(日本で働きながら暮らす)でここに来て、ずっとホテル内で生活しているそうです。
かなりの日本語上級者です。
僕と同じく派遣で来ているという女の子、KさんとMさんも一緒になって4人で夕食です。女の子2人とはこの前挨拶しただけで、会話するのも初めてです。
2人とも僕と同じく20歳の学生でした。随分仲良さそうだなと思ったら、2人で一緒にこのバイト応募して来たらしく、ここでも一緒の部屋で寝泊まりしているそうです。親友だね~。
Kさんは東京23区の外れ在住らしいですが、Mさんは東京都心ど真ん中に住んでいる「大・都会っ子」だそう。Mさんいわく「あっちでは夜も明るいから、ココの暗い夜道は怖くて歩けない」らしい(笑)。
北海道から来た事をカミングアウトすると、やはり驚きの目で見られ・・・(笑)。「北海道良いネ~!!」と、台湾青年Sさんの顔が一気に輝きました。やはり台湾の人も同じ反応するんですね。
凄いな北海道。誇りです。
Sさん「でも北海道クマ怖いネ~!」
・・・やっぱりそういうイメージあるんだ・・・。Kさん、Mさんも修学旅行で北海道来たとき、普通の住宅街なのに「熊出没注意」の看板があって爆笑したそうです。
「普通にジャスコの裏にも出るし、地下鉄駅前バス乗り場にも看板貼ってありますよ!」と説明しておきました(笑)。
注:あくまで去年の札幌市南区のお話です。
Mさん、なぜか「北海道の人は色白」のイメージがあるそう。
・・・なんだそりゃ。初めて聞いたぞ。
何でも北海道出身の友人はみんな肌が白いらしい。
「でもホルマリン君は普通に黒いね~。」とのこと。
皆で楽しく話してると、洗い場からちょっと地味めな男の人が登場。初日に事務所で見た人だ!
この前は従業員と片言で話していたので「中国の人?」と思っていたんですが、この人も台湾から「ワーキングホリデー」で来ているらしい。
名前はShさん。この人は客室清掃と洗い場勤務だそうです。Sさんと比べると、日本語はまだ未熟といった感じですが、身振り、手振りを交えながら会話します。
ついでに、以前習っていた中国語で自己紹介してみました(笑)。なんとか通じたので良かったです。
最後に・・・。女の子たちに「休日はどうしてるんですか?」と聞くと、
「部屋でテレビ見て爆笑してます」という。
え・・・
部屋にテレビあるの!?
聞くところによると、2人は普通に綺麗な客室で寝泊まりしているらしい。
なんだそりゃ・・・僕はカビ臭いボロ部屋で我慢してるのに。
こりゃ男女差別だ!!
続く。