8月18日(出発日!) ~不安なスタート~
落ち着かなくて早朝4時に目が覚める。
いよいよ出発の朝を迎えました!
あぁ~、なんか行きたくない~。
つい2~3日前までは何も考えずに今すぐ飛び出したい気持ちでいっぱいだったのに、この気持ちの変化はなんなんだ。
意を決して今回の旅スタイルに着替えます。
道中はホテルとか旅館に泊まりながら進んでいこうと思っているので、装備はどうなっても良いようなボロいリュックのみ(2012年・名古屋旅行の際に使用したヤツです)。
中身はほとんど着替えだけ。
涼しくて動きやすいようなTシャツと短パンに帽子(→ヘルメットではない)、100円ショップで買った紫外線ガードの眼鏡をかける。
鏡で自分の姿を見て、思わず笑いました。

完全なる貧乏旅行スタイル!!
うははは、こりゃ~凄い!これで僕も貧相な放浪野郎の仲間入りか…。
午前6時45分。
家族に「留萌まで行ってムリだと思ったら帰ってくるから!」なんて情けない言葉を残し、ついに出発!
ということで、本日の行き先は留萌です!ここから120キロほどでしょうか?

自宅から比較的近い場所にある「ミュンヘン大橋」。これをスタート時の記念写真にします。
果たして、これからどんな展開が待ち受けているのか。
恐らく当ブログ史上最も過酷な大冒険が、ついに始まります。
…不安すぎて吐きそう(笑)。
とにかく、スタート!

走り慣れた豊平川沿いの河川敷をひたすら北へ。
いつもの旅行では必ず南へと向かいますが、今回は家を出た瞬間から逆の方角に向かっています(笑)。
早朝の札幌中心部を横目に見ながら、苗穂地区までしばらく川と並走。
気持ちばかり焦ってしまい、少し早めにペダル漕いでいたら早くも息切れが…。
稚内、ホントに行けるの?
東苗穂で河川敷から外れ、豊平川に架かる「雁来大橋」を渡ります。

なお、自転車は基本的に「車道が原則」ですが、僕はへっぽこチャリダーなんで歩道メインで行きます(笑)。怒らないでね!
7時42分、江別市に入る。

江別は友人と自転車で何度も来ているし、大学の別の友人が住んでいる街なので、まだまだ序盤といったところ。
交通量は多いですが、平坦な直線道路が続くので順調に進みます。
確かこの先は石狩川を渡るよな~。
ものすごく広大な川だから、橋の上から綺麗な写真を撮ろう♪
…なんて呑気に考えていたんですが…。

えぇと、これは石狩川を渡りきった直後の写真です。川を撮影する余裕なんてありませんでした。
だって歩道が無いんだもん!
路肩もほとんどなく、車道だけの狭い橋。
大型ダンプとかトラックが頻繁に通るので危険極まりない。
こんなの聞いてないよ!
車が途切れた隙を狙って全速力で渡る。
幸いタイミングが良く、渡っている間に車が来ることはほとんどありませんでしたが、一度大型のトレーラーが迫ってきて横を猛スピードで通過!
風圧で車道側へ引き寄せられました。
いきなり死にかけた…。
この先が思いやられますね~。(^_^;)
8時14分、当別町に入る。

ず~っとこんな感じの道です。ひたすら畑が広がっていて、香ばしい肥料の匂いを嗅ぎながら走行(笑)。
これ以上先は自転車で挑んだ事は無い未知の領域です。
途中から右折し、JR学園都市線と並走して走ります。

しばらく進むと…。
おぉっ、懐かしい駅の姿が!

・「本中小屋」駅

・・・ご覧のように、なんと駅舎は貨車(車掌車)の廃車体。マニアの間では「貨車駅」と呼ばれている物件です(^_^)。
北海道内にはこのような駅がかなり多く、学園都市線のこの区間は「石狩金沢」→「本中小屋」→「中小屋」と貨車駅が3連続する区間であり、マニアにとっては天国らしい。
高校生の時(約5年前)に貨車駅を見てみたくて、列車でこの「本中小屋」駅に来たことがあるんです。
いや~、まさか自転車で再訪するとは思わなかったなぁ~。
ちょうど列車がやってきました♪

一両編成、ワンマンです(笑)。
ボーボーに生えた線路わきの草木をかきわけてホームに入線するさまは、なにやらジブリ的な光景でしたぞ。
この車両は、高校時代の日帰り列車旅でよく乗車したので思い出があります♪
駅で待っていた数人のお年寄りを乗せて、すぐに出発して行きました。
・・・行くか。
「中小屋」駅

「本中小屋」駅の次にある貨車駅。ほぼ同じ見た目ですね。
なお「石狩金沢」駅は撮影しませんでした。すいません。
まだまだ直線道路。ず~っと同じ風景。


のどかな田園風景

通過予定の新十津川町まで、あと30キロもあるのか…。

それ以前に、50キロ先の碧水も超えて、さらに向こう側の留萌へ行かなきゃいけないんですが…。
う~ん、あまり距離は考えないようにしよう…。
ちょっとレトロなトラック♪

こ~いう田舎って、結構古いトラックが頻繁に走っているので目の保養になります(笑)。
写真は撮れませんでしたが、他にもこういった旧型トラックに3~4台くらい遭遇。
なぜかどれも全く同じブルーのカラーリングなのが面白かったです。
「札幌から50キロ」の看板

区切りのいい数字なので記念撮影。
道中、ず~っとこんな看板が続いているのはやめてほしかったです(笑)。
1キロ単位で増えていくので、「まだ1キロしか進んでないの!?」なんて気が遠くなりがちです(^_^;)
宗谷岬まで
あと300キロ―。
次回!道の駅で旅人に遭遇!
そして素敵な芸術作品に癒されます。
続く。
落ち着かなくて早朝4時に目が覚める。
いよいよ出発の朝を迎えました!
あぁ~、なんか行きたくない~。
つい2~3日前までは何も考えずに今すぐ飛び出したい気持ちでいっぱいだったのに、この気持ちの変化はなんなんだ。
意を決して今回の旅スタイルに着替えます。
道中はホテルとか旅館に泊まりながら進んでいこうと思っているので、装備はどうなっても良いようなボロいリュックのみ(2012年・名古屋旅行の際に使用したヤツです)。
中身はほとんど着替えだけ。
涼しくて動きやすいようなTシャツと短パンに帽子(→ヘルメットではない)、100円ショップで買った紫外線ガードの眼鏡をかける。
鏡で自分の姿を見て、思わず笑いました。

完全なる貧乏旅行スタイル!!
うははは、こりゃ~凄い!これで僕も貧相な放浪野郎の仲間入りか…。
午前6時45分。
家族に「留萌まで行ってムリだと思ったら帰ってくるから!」なんて情けない言葉を残し、ついに出発!
ということで、本日の行き先は留萌です!ここから120キロほどでしょうか?

自宅から比較的近い場所にある「ミュンヘン大橋」。これをスタート時の記念写真にします。
果たして、これからどんな展開が待ち受けているのか。
恐らく当ブログ史上最も過酷な大冒険が、ついに始まります。
…不安すぎて吐きそう(笑)。
とにかく、スタート!

走り慣れた豊平川沿いの河川敷をひたすら北へ。
いつもの旅行では必ず南へと向かいますが、今回は家を出た瞬間から逆の方角に向かっています(笑)。
早朝の札幌中心部を横目に見ながら、苗穂地区までしばらく川と並走。
気持ちばかり焦ってしまい、少し早めにペダル漕いでいたら早くも息切れが…。
稚内、ホントに行けるの?
東苗穂で河川敷から外れ、豊平川に架かる「雁来大橋」を渡ります。

なお、自転車は基本的に「車道が原則」ですが、僕はへっぽこチャリダーなんで歩道メインで行きます(笑)。怒らないでね!
7時42分、江別市に入る。

江別は友人と自転車で何度も来ているし、大学の別の友人が住んでいる街なので、まだまだ序盤といったところ。
交通量は多いですが、平坦な直線道路が続くので順調に進みます。
確かこの先は石狩川を渡るよな~。
ものすごく広大な川だから、橋の上から綺麗な写真を撮ろう♪
…なんて呑気に考えていたんですが…。

えぇと、これは石狩川を渡りきった直後の写真です。川を撮影する余裕なんてありませんでした。
だって歩道が無いんだもん!
路肩もほとんどなく、車道だけの狭い橋。
大型ダンプとかトラックが頻繁に通るので危険極まりない。
こんなの聞いてないよ!
車が途切れた隙を狙って全速力で渡る。
幸いタイミングが良く、渡っている間に車が来ることはほとんどありませんでしたが、一度大型のトレーラーが迫ってきて横を猛スピードで通過!
風圧で車道側へ引き寄せられました。
いきなり死にかけた…。
この先が思いやられますね~。(^_^;)
8時14分、当別町に入る。

ず~っとこんな感じの道です。ひたすら畑が広がっていて、香ばしい肥料の匂いを嗅ぎながら走行(笑)。
これ以上先は自転車で挑んだ事は無い未知の領域です。
途中から右折し、JR学園都市線と並走して走ります。

しばらく進むと…。
おぉっ、懐かしい駅の姿が!

・「本中小屋」駅

・・・ご覧のように、なんと駅舎は貨車(車掌車)の廃車体。マニアの間では「貨車駅」と呼ばれている物件です(^_^)。
北海道内にはこのような駅がかなり多く、学園都市線のこの区間は「石狩金沢」→「本中小屋」→「中小屋」と貨車駅が3連続する区間であり、マニアにとっては天国らしい。
高校生の時(約5年前)に貨車駅を見てみたくて、列車でこの「本中小屋」駅に来たことがあるんです。
いや~、まさか自転車で再訪するとは思わなかったなぁ~。
ちょうど列車がやってきました♪

一両編成、ワンマンです(笑)。
ボーボーに生えた線路わきの草木をかきわけてホームに入線するさまは、なにやらジブリ的な光景でしたぞ。
この車両は、高校時代の日帰り列車旅でよく乗車したので思い出があります♪
駅で待っていた数人のお年寄りを乗せて、すぐに出発して行きました。
・・・行くか。
「中小屋」駅

「本中小屋」駅の次にある貨車駅。ほぼ同じ見た目ですね。
なお「石狩金沢」駅は撮影しませんでした。すいません。
まだまだ直線道路。ず~っと同じ風景。


のどかな田園風景

通過予定の新十津川町まで、あと30キロもあるのか…。

それ以前に、50キロ先の碧水も超えて、さらに向こう側の留萌へ行かなきゃいけないんですが…。
う~ん、あまり距離は考えないようにしよう…。
ちょっとレトロなトラック♪

こ~いう田舎って、結構古いトラックが頻繁に走っているので目の保養になります(笑)。
写真は撮れませんでしたが、他にもこういった旧型トラックに3~4台くらい遭遇。
なぜかどれも全く同じブルーのカラーリングなのが面白かったです。
「札幌から50キロ」の看板

区切りのいい数字なので記念撮影。
道中、ず~っとこんな看板が続いているのはやめてほしかったです(笑)。
1キロ単位で増えていくので、「まだ1キロしか進んでないの!?」なんて気が遠くなりがちです(^_^;)
宗谷岬まで
あと300キロ―。
次回!道の駅で旅人に遭遇!
そして素敵な芸術作品に癒されます。
続く。