ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

新幹線開業前の函館を旅する その7(最終回)

2016-03-15 14:16:08 | 北海道内の旅行・風景
1月14日 正午。

「摩周丸」をじっくり見学しているうちに、時間は昼をまわっていました。
本日は夕方の特急列車で札幌に戻る予定ですので、それまで少し函館をぶらぶらしたいと思います(^_^)。


・金森赤レンガ倉庫群

…やはり「函館の観光スポット」といえばココですよね♪
過去に一度来たことがあるますが、改めてもう一度散策してみましょうか。


といっても、連なる倉庫の中はお土産屋さん、アンティークショップ、ファッション雑貨の店など意外と平凡(^_^;)。一人で歩いてもねぇ…。
そのかわり、通路の一角には面白い形のポストが♪「ユメール」というらしい…妖精さん?

「にっぽんCHACHACHAショップ」のイカオブジェ。

細工物などに使われる籐(とう)で編まれたオブジェらしい!スゴイ!!

再び街へ。

やはり歴史のある街・函館だけあって、街中を歩いていると到る所に重厚な歴史的建造物が。
企業のオフィスビル(確か)もこんな感じ。

旧・ホテルニューハコダテ

残念ながら現在は閉館状態らしいのですが、こちらは元々旧安田銀行函館支店として昭和7年に建てられたものらしいです。函館市景観指定建築物の一つだそうです。


…前を行く観光客の方がマンホールを撮っていたのでよく見てみると、何とイカがデザインされているではないですか!!函館って、なんかこう到る所にネタが散りばめられていて面白い街だと思います。

函館市地域交流まちづくりセンター

こちらも雰囲気満点の外観ですが、1923(大正12)年に建てられた旧・丸井今井百貨店の建物なのだそう。
内部には「東北以北最古のエレベーター」も残っており、見学も可能です(*^_^*)。
こちらは内部の写真をたくさん撮影してきたので、後日に別記事として更新します。お楽しみに。


まちづくりセンター内にあった「イカールロボ」の写真。
五稜郭タワートランスフォームですね、これは(^_^;)。イカール星人のキャラってどれも可愛いよね。

日本最古のコンクリート電柱

あの「ラッキーピエロ」の近くにあります。
街中にこういう物件がさりげなく存在しているのが素敵ですよね(*^_^*)。
こちらも後日、別記事として更新します。

北海道新幹線「はやぶさ」カラーの市電が!!

きちんと側面に紫のラインが入っていて、窓もフィルムで塞がれて小さなものになっていました(笑)。
この他、写真は撮れませんでしたが街中のタクシー(プリウス)にも同様のカラーが施されたものが走っていました!

駅前の百貨店から眺めた函館駅



駅の2階にある多目的ホールの名前は「イカすホール」。素晴らしすぎるネーミングセンス(笑)。新幹線開業に向けた改装工事の真っ最中でした。

駅前にあった激レアのイカ型ポスト。

これはブログ友達のぱるるんさんが以前教えてくれていたものですね♪
容量はあまり無さそう…(^_^;)


最後に…。
新幹線の開業により、3月26日のダイヤ改正で廃止されてしまう特急電車を撮影してきたので、ご紹介。この2つの列車を見られるのは今だけ!!

特急「スーパー白鳥」

青函トンネルを通り函館~青森を結ぶ定期列車として2002年に登場。中学の修学旅行で一度だけ乗車した記憶があります。
その時は旧型車両の「白鳥」に乗りたかったので「コイツか…」とガッカリした記憶が(^_^;)笑
ダイヤ改正後は、車両は札幌圏の「スーパーカムイ」に使用されるとか。

特急「白鳥」

こちらも2002年に登場した定期運行列車ですが、車両は国鉄時代につくられた「485系」を大幅リニューアルしたものを使用しているため、車齢は中々のものだと思われます。
故に、ダイヤ改正後は車両ごと消滅するというお話です。


午後4時30分。

せっかく函館に来たので、函館朝市で海鮮丼を食べてから帰ろうと思っていたのですが、「どんぶり横町」内の店は営業終了のお店ばかり…。(;O;)どのお店も昼食メインでやっているんですね…。
開いているお店もわずかにありましたが、いずれも営業終了ギリギリなので迷惑をかけてしまいそう…。

残念ですが、海鮮丼は諦める事に…。くそう。
駅で弁当を買い込んで帰りの特急列車に乗り込みました。

17時16分発 特急スーパー北斗13号

こちらの列車はダイヤ改正後も元気に活躍予定。
新幹線の新函館北斗駅にも停車する事になるので、むしろ4月以降は活躍の場がより増える事となりそうですね。


新幹線開業を目前に控え、道内外の期待が集まる函館周辺エリア。
今回は駆け足での函館観光しか出来ませんでしたが、わずか1日ながらも「生まれるもの」と「消えるもの」、新旧それぞれの光と影を見て聞いて、行ったり来たりしたので、まるで過去と未来を飛び越えて観光したかのような満足感がありました…(*^_^*)。

「新幹線開業前の函館を旅する」
完。


2016年 冬の鉄道旅
最終章へ続く。
コメント
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